クールジャパン★Cool Japan

今、日本のポップカルチャーが世界でどのように受け入られ影響を広げているのか。WEB等で探ってその最新情報を紹介。

クールジャパンは幻想か01

2007年08月28日 | クールジャパンを考える
ある現象が、世界でどれだけ流行しているか、受け入れられているかを知るためのかんたんで誰にでもできる方法は、その現象に関係する言葉を、インターネットの検索エンジンで調べて見ることだろう。そのヒット件数の多さを比較するのだ。

最近私は、これに加えてWikipediaで調べて見るという方法も使っている。そのキーワードが何ヶ国語で事項として取り上げられているかを調べるのだ。

それでcool japanという言葉を検索エンジンで調べると、日本語サイトでは見受けられるが、英語サイトでは探すのが難しい。Wikipediaには、日本語・英語ともそういう項目は作られていない。

あるブログで、「クール・ジャパンというキーワードは、少なくとも欧米のメジャーなマスコミで使用されているのを過去2年で僕は見たことが無い」「マンガやアニメといった個々の文化ならともかく、クール・ジャパンという現象に実体があるのかないのか相変わらずよくわからない」などと論評されているのも、検索エンジンで調べる限り、真実を突いているのだろうか。

私には、どうもそうではないように思える。日本以外でcool Japan という言葉自体は使われていないが、そういう言葉を使って表現しても不自然でないような、日本のポップカルチャーの流行は、依然として続いていると言えそうだ。

それは、例えば、manga、anime などという言葉や、Nrutoなどの作品名を検索で調べて見れば、すぐわかることだ。

最近では、Youtube で検索するのも、一つの手だろう。次回は、その結果の一端を紹介してみたい。

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★現在、ブログなどで 「はだしのゲン」を世界へ!! という取組みを行っています。アニメ『はだしのゲン』を世界中の人に少しでも多く見てもらい、原爆の実態を知ってもらおうという運動です。IMDbという映画情報サイトでアニメ 『はだしのゲン』 に投票していただき、このアニメの存在を世界に知ってもらうことを呼びかけています。

皆様による、数分でできる投票が、あと380集まれば、このアニメが、アニメランキングのトップ10内に躍り出て、世界にその存在を知られるようになるのです。

ぜひ投票をお願いします。またブログ「はだしのゲン」を世界へ を紹介していただいたり、呼びかけ文 をブログやメールに貼り付けていただけると、なお目標が実現しやすくなります。詳しくは、呼びかけ文 や、 「はだしのゲン」への投票を!! をご覧ください。

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世界のアニメランキングトップ21~50は?

2007年08月27日 | アニメ
下の★印以下のところでいつもアニメ「はだしのゲン」への投票を呼びかけているのは、IMDbという世界最大の映画情報サイトですね。昨日に引き続き、このサイトのアニメランキングのトップ21~50をご紹介します。どうですか、意外なアニメが入っていると思われますか。

昨日も書きましたが、「はだしのゲン」の評価は、現在8.5なので単独トップのはずなのですが、投票数が622と1000に満たないのでランキングには入らないのです。それで、投票への呼びかけをしているわけです。

《Top Rated "Animation" Titles》

21. 7.9 The Nightmare Before Christmas (1993) 38,706
22. 7.9 Sennen joyû (2001) 2,583 ★「千年女優」
23. 7.8 Beauty and the Beast (1991) 40,454
24. 7.8 Jûbei ninpûchô (1993) 7,154 ★「獣兵衛忍風帖」
25. 7.8 Majo no takkyûbin (1989) 7,814 ★「魔女の宅急便」
26. 7.8 Interstella 5555: The 5tory of the 5ecret 5tar 5ystem (2003) 1,809
27. 7.8 Fantasia (1940) 21,104
28. 7.8 Snow White and the Seven Dwarfs (1937) 22,760
29. 7.8 Paprika (2006) 2,573 ★「パプリカ」
30. 7.7 The Iron Giant (1999) 23,805
31. 7.7 Kurenai no buta (1992) 5,624 ★「紅の豚」
32. 7.7 Watership Down (1978) 5,533
33. 7.7 Kôkaku kidôtai (1995) 16,446 ★「攻殻機動隊」
34. 7.7 Triplettes de Belleville, Les (2003) 12,142
35. 7.7 Omohide poro poro (1991) 1,619 ★「おもひでぽろぽろ」
36. 7.7 Akira (1988) 24,402 ★「アキラ」
37. 7.7 Banpaia hantâ D (2000) 5,343 ★「Vampire Hunter D」
38. 7.6 Shin seiki Evangelion Gekijô-ban: Air/Magokoro wo, kimi ni (1997) 3,679 ★「新世紀エヴァンゲリオン」
39. 7.6 Aladdin (1992) 39,171
40. 7.6 The Many Adventures of Winnie the Pooh (1977) 2,890
41. 7.6 South Park: Bigger Longer & Uncut (1999) 54,020
42. 7.6 Shrek 2 (2004) 57,980
43. 7.6 Pinocchio (1940) 11,787
44. 7.6 Memorîzu (1995) 1,921 ★「Memories」
45. 7.6 Tokyo Godfathers (2003) 2,619 ★「東京ゴッドファーザーズ」
46. 7.6 The Flight of Dragons (1982) 1,258
47. 7.6 Dreams (1990) 4,825 ★「夢」
48. 7.5 Cowboy Bebop: Tengoku no tobira (2001) 6,442 ★「カウボーイビバップ:天国の扉」
49. 7.5 Cars (2006) 30,340
50. 7.5 Inosensu: Kôkaku kidôtai (2004) 5,394 ★「イノセンス」

30作品中15作品が日本製ということです。ただし、47番は黒沢明監督の実写映画ですが、特撮が多いのでアニメ部門にもジャンル分けされているのでしょう。

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★現在、ブログなどで 「はだしのゲン」を世界へ!! という取組みを行っています。アニメ『はだしのゲン』を世界中の人に少しでも多く見てもらい、原爆の実態を知ってもらおうという運動です。IMDbという映画情報サイトでアニメ 『はだしのゲン』 に投票していただき、このアニメの存在を世界に知ってもらうことを呼びかけています。

皆様による、数分でできる投票が、あと400集まれば、このアニメが、アニメランキングのトップ10内に躍り出て、世界にその存在を知られるようになるのです。

ぜひ投票をお願いします。またブログ「はだしのゲン」を世界へ を紹介していただいたり、呼びかけ文 をブログやメールに貼り付けていただけると、なお目標が実現しやすくなります。詳しくは、呼びかけ文 や、 「はだしのゲン」への投票を!! をご覧ください。

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世界のアニメランキングトップ20は?

2007年08月26日 | アニメ
下の★印以下のところでいつもアニメ「はだしのゲン」への投票を呼びかけています。IMDbという世界最大の映画情報サイトですね。今回は、このサイトのアニメランキングのトップ20をご紹介します。いかに日本のアニメが世界的に評価されいるかが、はっきりと分かると思います。

トップ10にジブリの作品が4作品も入っていますね。「耳をすませば」の評価が高いのは以外かもしれません。トップ20では、8作品が入っています。

「はだしのゲン」の評価は、現在8.5なので単独トップのはずなのですが、投票数が622と1000に満たないのでランキングには入らないのです。それで、投票への呼びかけをしているわけです。

《Top Rated "Animation" Titles》

1. 8.4 Sen to Chihiro no kamikakushi (2001) 53,588 ★「千と千尋の神隠し」
2. 8.4 Ratatouille (2007) 25,412
3. 8.2 Mononoke-hime (1997) 36,931 ★「もののけ姫」
4. 8.1 The Incredibles (2004) 80,817
5. 8.1 Finding Nemo (2003) 85,851
6. 8.1 Mimi wo sumaseba (1995) 3,373 ★「耳をすませば」
7. 8.0 Hotaru no haka (1988) 16,561 ★「火垂るの墓」
8. 8.0 Macskafogó (1986) 1,581
9. 8.0 Toy Story (1995) 77,234
10. 8.0 Toy Story 2 (1999) 68,372
11. 8.0 Hauru no ugoku shiro (2004) 18,859 ★「ハウルの動く城」
12. 8.0 The Lion King (1994) 64,746
13. 7.9 Kaze no tani no Naushika (1984) 9,193 ★「風の谷のナウシカ」
14. 7.9 Tonari no Totoro (1988) 12,865 ★「となりのトトロ」
15. 7.9 Shrek (2001) 112,867
16. 7.9 Flåklypa Grand Prix (1975) 3,572
17. 7.9 Wallace & Gromit in The Curse of the Were-Rabbit (2005) 24,923
18. 7.9 The Simpsons Movie (2007) 56,309
19. 7.9 Tenkû no shiro Rapyuta (1986) 10,858 ★「天空の城ラピュタ」
20. 7.9 Monsters, Inc. (2001)

2・3日以内には、同じランキングの30位~50位を紹介します。

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★現在、ブログなどで 「はだしのゲン」を世界へ!! という取組みを行っています。アニメ『はだしのゲン』を世界中の人に少しでも多く見てもらい、原爆の実態を知ってもらおうという運動です。IMDbという映画情報サイトでアニメ 『はだしのゲン』 に投票していただき、このアニメの存在を世界に知ってもらうことを呼びかけています。

皆様による、数分でできる投票が、あと400集まれば、このアニメが、アニメランキングのトップ10内に躍り出て、世界にその存在を知られるようになるのです。

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『日本のポップパワー』より(3)

2007年08月26日 | 世界に広がるマンガ・アニメ
この本では、前に紹介した以外にさらに、アメリカのポップカルチャーが世界に波及していったプロセスを、日本のポップカルチャーのこれからと重ねあわせて考察する章(第3章)や、中国、フランス、アメリカなどで日本のポップカルチャーがどう見られているかの現状報告(第4章)、日本の今後のポップカルチャー政策の展望(第6章)など、多方面から論じているのが特徴です。

最後に、これはこの本を含めた関連するいくつかの本を読んでの感想です。

日本のポップカルチャーが世界に広がっていく流れは、私たちが自覚する以上に重要な意味をもっているのではないかという感じがします。もしかしたらそれは、日本人が庶民レベルでもっている世界観、人生観がポップカルチャーという媒体に乗って知らず知らずのうちに世界に広がっていく過程なのかも知れません。

大宗教、大思想に強く縛り付けれた一神教的世界から比較的自由なライフスタイルが世界に波及していく過程なのかも知れないのです。宗教やイデオロギー同士が深刻にぶつかり合って戦争を繰り返してきた歴史に対し、「武器よりもポップを!!」というメッセージを世界に広める意味をもっているのかも知れません。

このブログでは、そんな視点も含めながら、情報を収集したり、考察したりしていくつもりです。

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★現在、ブログなどで 「はだしのゲン」を世界へ!! という取組みを行っています。アニメ『はだしのゲン』を世界中の人に少しでも多く見てもらい、原爆の実態を知ってもらおうという運動です。IMDbという映画情報サイトでアニメ 『はだしのゲン』 に投票していただき、このアニメの存在を世界に知ってもらうことを呼びかけています。

皆様による、数分でできる投票が、あと400集まれば、このアニメが、アニメランキングのトップ10内に躍り出て、世界にその存在を知られるようになるのです。

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日本風マンガでシェークスピアを読む英国人

2007年08月25日 | マンガ
文豪・シェークスピアを生んだイギリスで、彼の作品が日本風のマンガに脚色され人気を呼んでいる。『ロミオとジュリエット』『ハムレット』などシェークスピアの代表作が今月初めイギリスのマンガ専門出版社から196ページのマンガ書籍として出版された。「マンガ・シェークスピア・シリーズ」は、登場人物名は原作と同じだが、時代背景や主人公のファッションはアレンジされている、時代や国境を超えたスタイルのマンガだ。

例えば、マンガ『ロミオとジュリエット』は原作の時代背景(ルネサンス時代のイタリア)とは違い、現代の東京で対立するモンターギュ一族とキャプレット一族という二つのヤクザ一家に生まれた男女のラブストーリーとなっている。

また、二人を結び付けようとするロレンス神父はマンガでは日本の僧侶だ。ロミオはポップグループのリードボーカルで、ジュリエットは夢見る女子高生として登場する。ジュリエットはミニスカートにルーズソックスというスタイルが好きだが、時には着物も着る。二人が死に至るのも「最先端の通信手段」が使えなくなることがきっかけだ。京都へ旅行のため向かったロミオが、コンピューターのサーバーがダウンし電子メールを受け取れなくなり、ジュリエットの偽りの死について情報を得られなくなることから、結局二人は悲劇の道をたどる。

『ハムレット』は今から100年後、2107年のサイバーワールドが舞台となっている。地球温暖化による気候の変化で自然災害に見舞われるようになった地球が背景だ。コンピューターチップを体に埋め込んだ主人公たちは、映画『スタートレック』に出てくる宇宙服のようなスタイルで登場する。

イギリスのフィナンシャル・タイムズ紙は「簡潔ながらも原作の言葉を生かしている」と評価している。

ロンドン市内の大型書店で働くジョン・スコットさんは「独特の時代背景のせいか、かなり多くの人が“マンガ・シェークスピア”を買っていく」と話す。書店に来たフレーザー・ブラウンさんは「イギリスのシェークスピアと日本のマンガを融合させたのは奇抜なアイデア」と言いながらも「マンガ好きで想像力豊かなイギリス人に大変な人気となるだろう」と予想している。

(朝鮮日報日本語版2007/03/19  ロンドン=金泳鎮(キム・ヨンジン)特派員)

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こんなところにも日本のマンガの影響があるのですね。マンガ『ロミオとジュリエット』が、現代の東京で対立するモンターギュ一族とキャプレット一族という二つのヤクザ一家に生まれた男女のラブストーリーとなっているということは、東京やその文化風俗が、何かしらcoolなものとして認識されているということなのでしょうね。日本の内側にいると、そういう外側からの感覚というのは、なかなか分からないのですが。

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JAPAN EXPO  2007 (フランス)(1)

2007年08月22日 | 全般
★コスプレ大人気!日本文化紹介するイベント<7/9 10:02>

 漫画やコスプレなど、日本文化を紹介するイベント「JAPAN EXPO」が8日、フランス・パリ郊外で開かれ、大勢の人たちでにぎわった。
 会場では、武道や折り紙などの伝統文化から、漫画やアニメグッズまで、ありとあらゆるものが紹介されている。今年は、日本でおなじみの「漫画喫茶」も登場した。フランスは、世界で最初に日本のアニメが紹介された国だけあって、種類も豊富にそろっている。

 そして、何より目を引くのが、会場に集まっている人々の衣装。アニメのキャラクターやメイド姿など、コスプレをしている人が目立っている。また、コスプレショーも行われ、大いに盛り上がった。

 このイベントは、元々は日本好きの学生が始めた小さなものだったが、口コミで広がっていった。8回目を迎えた今年は、3日間で7万人以上が詰めかける大イベントとなり、加熱するフランスでの日本人気を示した。

http://www.news24.jp/87798.html

Japan expo 2007 での一風景  こんなに盛り上がるとは!!

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★現在、ブログなどで 「はだしのゲン」を世界へ!! という取組みを行っています。アニメ『はだしのゲン』を世界中の人に少しでも多く見てもらい、原爆の実態を知ってもらおうという運動です。IMDbという映画情報サイトでアニメ 『はだしのゲン』 に投票していただき、このアニメの存在を世界に知ってもらうことを呼びかけています。

皆様による、数分でできる投票が、あと400集まれば、このアニメが、アニメランキングのトップ10内に躍り出て、世界にその存在を知られるようになるのです。

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『日本のポップパワー』より(2)

2007年08月19日 | 世界に広がるマンガ・アニメ
この本の序章では、日本のポップカルチャーのパワーの源泉がどこにあのかを分析しています。

一番目にあげられるのは、メディア融合という特徴である。日本のマンガ、アニメ、ゲームは、それぞれが独立した分野というよりも、マンガはアニメ、ゲームの素材となり、逆にアニメに基づいてマンガが描かれ、ゲームがつくられるといような相互依存的な関係をなしています。アニメやゲームはまたJPOPの人気と一体となっています。

第二に、欧米ではこども文化であるマンガ、アニメ、ゲームが、日本では大人向けの領域としても確立しているのです。また日本では、子供が自分で欲しいものを買うという形で、子供の需要がストレートに商品化されています。

第三の特徴は、第二の特徴と深く結びつきます。子供と大人の領域が融合しているため、エロや暴力の表現が、子供の世界にまで入り込んでいるのです。これがコンテンツの国際競争力の強さになっている現実もあるわけです。

★一番目のアニメとJPOPの関係について一言触れたいと思います。最近、youtubeで音楽を聴くことが多いのですが、それぞれにつけられた英文のコメントを読んでいると、アニメからJPOPに入ってくるケースはかなり多いですね。たとえば、Blood+というアニメのエンディングテーマで元ちとせが『語り継ぐこと』を歌っていますが、ここから元ちとせを知り、すっかりととりこになったいうようなケースです。こういう例は、非常に多いのを感じます。

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★現在、ブログなどで 「はだしのゲン」を世界へ!! という取組みを行っています。アニメ『はだしのゲン』を世界中の人に少しでも多く見てもらい、原爆の実態を知ってもらおうという運動です。IMDbという映画情報サイトでアニメ 『はだしのゲン』 に投票していただき、このアニメの存在を世界に知ってもらうことを呼びかけています。

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麻生外相、メキシコで「漫画外交」展開

2007年08月18日 | マンガ
 【メキシコ市=松永宏朗】メキシコ訪問中の麻生外相は17日夕(日本時間18日午前)、メキシコ市内の日墨学院を視察し、日本史や世界史などの漫画セットを寄贈した。

 漫画好きで知られる麻生外相は「最近の日本文化を代表する漫画を皆さんに贈りたい」と述べた。生徒からは、外相の好きな漫画のキャラクターやメキシコで人気の日本漫画に関する質問が相次いだ。

 麻生外相は、これに先立ち、同国外務省で会談したエスピノサ外相からもメキシコで人気の日本の漫画「聖闘士星矢」のスペイン語版を贈られるなど活発な“漫画外交”を展開した。(読売新聞 - 08月18日 13:01)

◆さすが麻生外相ですね。

ただDaily Sports 紙によると「麻生外相、漫画談議でたじたじ」という見出しで、「麻生氏は大の漫画ファンとして知られるが、在校生からメキシコで人気が高いという漫画「るろうに剣心」について質問され、たじたじとなる場面もあったという。」

ところで麻生太郎氏には『とてつもない日本』(新潮新書2007年6月発行)という本があります。麻生外相のマンガ好きは有名ですが、この本の中にも、「若者のソフトパワー」という一節があり、日本のポップカルチャーの世界への広がりについて触れています。

少しだけ紹介しましょう。アジアで日本語を学ぶ子供の人数は、1990年に比べ2003年は、倍以上に増えて230万人だということですが、その理由を麻生氏はこう述べています。

ひとつは、テレビから流れてくるアニメの主題歌が日本語だということ。次はテレビゲームで、他の人より早く攻略するのに、日本語の攻略本を買って、必死に日本語で読もうとするかだだそうです。日本のポップカルチャーが自然に、子供たちの間の日本語熱を高めているのだということです。

私も、youtubeでJpopの下につけられた世界中の人々のコメントを読むと、歌詞の意味を知りたいために、日本語を習いたい、日本を習っている、などの書き込みがとても多いのに気づきます。

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★現在、ブログなどで 「はだしのゲン」を世界へ!! という取組みを行っています。アニメ『はだしのゲン』を世界中の人に少しでも多く見てもらい、原爆の実態を知ってもらおうという運動です。IMDbという映画情報サイトでアニメ 『はだしのゲン』 に投票していただき、このアニメの存在を世界に知ってもらうことを呼びかけています。

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『日本のポップパワー』より(1)

2007年08月18日 | 世界に広がるマンガ・アニメ
日本のポップカルチャーの世界への影響力を扱った本が、最近かなり出版されるようになりました。

ここでまず取り上げたいのは、中村知哉、小野打恵編著『日本のポップパワー』(日本経済新聞社2006年)です。スタンフォード日本研究センター所長の中村知哉氏らが、「日本ポップカルチャー委員会」なる産学官コミュニティで4年にわたる議論をつみあげ、その成果に基づいて分担執筆したのがこの本である。日本のポップカルチャーの現状と影響力を非常に広い視野からとらえた貴重な本だと思う。今までジャーナリスティックにとりあげられたことはあても、この分野の本格的な研究は、はじまったばかりのようだ。まずは、現状をできるかぎり正確にとらえて、その意味を考える。そういう作業がようやくはじまったのである。

次回から、この本からいくつかのポイントを紹介しながら、私の感想などを付け加えていく。


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世界でいちばん好影響を与える国は日本

2007年08月12日 | 全般
少し前のニュースになりますが、ここで取り上げ考えたいと思います。

◆「好影響与える国」日本が世界一に…BBCなど調査
 【ロンドン=森千春】世界に最も好影響を与えている国は、カナダと日本――。英BBC放送と米メリーランド大学が27か国の約2万8000人を対象に行った世論調査で、日本の国際的影響力が高い評価を得ていることがわかった。

 調査は、昨年11月~今年1月の間に実施され、英国、カナダ、中国、フランス、インド、イラン、イスラエル、日本、北朝鮮、ロシア、米国、ベネズエラ、欧州連合(EU)のそれぞれについて、世界に「好影響を与えているか」「悪影響を与えているか」を聞いた。

 「好影響」は、カナダと日本が54%で並んでトップ。EU(53%)、フランス(50%)が続いた。「悪影響」との評価が多かったのは、イスラエル(56%)、イラン(54%)、米国(51%)、北朝鮮(48%)の順。同大の専門家は、日本に対する高い評価の理由として、軍事力を行使したり、追求したりする国への評価は否定的になる傾向があると分析している。
(2007年3月7日 読売新聞)

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順番は次のようになりますね。
1.日本、カナダ(54%が評価)
2.EU(欧州連合)(53%)
3.フランス(50%)
4.イギリス(45%)
5.中国(42%)

日本を最も「好影響を与えている国」と評価した国はインドネシアの84%だったそうです。。次いで、カナダとケニア(74%)、フィリピン(70%)、チリ(69%)、アメリカ(66%)、ナイジェリア(65%)、イギリス(63%)などが日本を高く評価しました。

この1年前の、2005年10月~2006年1月、世界33カ国約4万人に対して行なった同じ共同世論調査の結果もほぼ同じようなものです。

日本が世界に好影響を与えていると回答した国は、世界33カ国中31カ国。20カ国で肯定が過半数を占めました。最高評価をしたのはインドネシア(85%)、次いでフィリピン(79%)。他にもスリランカ(好50%、悪4%)、インド(好48%、悪13%)等、アジア諸国の日本評価は高いようです。平均は好影響が55%、悪影響が18%。

否定派が多かった国は中国(好16%、悪71%)と韓国(好44%、悪55%)だけ。これは昨年の調査でも同じで、この両国の数字を加えなければ、日本は単独で、一位になっていたでしょう。

◆このように日本が好感をもたれる理由は、次のようなことが考えられるでしょう。

1)武器輸出などを禁止して、平和の道を選び、世界の国々に経済・技術援助を続けて、その発展に寄与した。

2)外交・安全保障政策などにおいては、他国を威圧するような言動や行動をとらずにきた。

3)自由・民主主義・基本的人権という普遍的な価値観を大切にして、経済や技術を発展させたが、一方で日本独自の固有の文化も守り続けた。近年はとくにマンガやアニメに代表される大衆文化での情報発信が著しい。

◆このブログでは、とくに3)で触れた、日本の大衆文化、ポップカルチャーが世界にどのように受けとめられ、どのような影響を与えているかを、様々な情報から探っていきます。

と同時に、おそらく日本のポップカルチャーは、大国の覇権主義的な行動とは対極にあって、期せずして、世界の平和を脅かす勢力に対する、批判となっているような気がします。それが、世界中での日本の好感度にもつながっていると思うのです。マンガやアニメが世界に発信するそうしたメッセージにも注目していきたいと思います。

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ロシアで北野監督出演のCMの反響は?

2007年08月04日 | 全般
産経WEBの8月1日(水) 付けの記事に次のようなものがありました。

まずは、取り上げられたコマーシャルをみてください。
ビートたけし ロシア CM

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◆松下の薄型テレビ「ビエラ」 ロシアで北野監督出演のCMが話題
   by 佐々木正明
原油、天然ガスの価格高騰で好景気に沸くロシアで、松下電器産業が薄型テレビ「ビエラ」のCMに映画監督の北野武さんを起用したことが大きな話題を呼んでいる。モスクワ中心部のクレムリンの近くに、北野さんとビエラの写真を掲げた高さ15メートル、長さ400メートルの巨大看板も登場。折から到来している同国の日本ブームに拍車をかけそうな勢いだ。

7月から放送が始まったCMは、北野さんがシリアスな表情で登場し、「余計な言葉は必要ない。映像がすべてを物語る」と述べ、口に粘着テープを張る。その後、テレビ画面に北野作品の一場面の日本の美しい紅葉風景が鮮明に映し出され、北野さんが「最高品です」とロシア語で語りかけている。

ロシアでは現在、すしや刺身などの食文化やアニメ・映画などが広く受け入れられて日本ブーム現象が起こっている。なかでも北野さんは日本人セレブの代表格で熱狂的ファンも多い。あるインターネットの調査では、「創造的」「世界の巨匠」などのイメージで知名度は70パーセント以上を超える結果が出た。

ロシアの主要メディアは「世界のキタノがロシア語をしゃべった」などとこぞって取り上げ、CM放送開始前から、大きな反響を呼んでいた。

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関連するブログです。

http://sasakima.iza.ne.jp/blog/entry/214575/

http://www.narinari.com/Nd/2007087759.html

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クールジャパンに関する情報集めを開始します。

2007年08月04日 | 管理
私たちが、自覚しているよりもはるかに広範囲に、日本の様々な大衆文化が、世界中で受け入れられ、また、多くの影響を与えつつあるようです。

そうした情報をネットなどで調べてみるのですが、なかなかまとまったものがありません。

このブログでは、時どきのニュースから関連のありそうなものをピックアップしたり、その他、ネットや本などで気づいたことなどを、そのつど、アップしていきます。

情報が多くなってきたら、カテゴリー分けなどを工夫していきたいと思います。

まずは、身近なところから情報を集める作業を開始します。みなさんからも、貴重な情報がありましたら、お知らせいただければ幸いです。

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