2015年7月15日 アメリカズカップ

2015年07月15日 | 風の旅人日乗


本日一日は
アメリカズカップに
頭を費やす日

海がとてもいい
コンディションなのが
辛いところだが

海に出たい気持ちに
鞭打って
パソコンに向かう

自分の中では
アメリカズカップはすでに
ヨットレースではない

アメリカズカップの全体像は
そんなちっぽけなものじゃなくて
日本の次世代に知ってほしい
将来の夢候補

そのために自分が
自分が得意なことで
どんなところで貢献できるか

それを考えることが
本日を
無駄な一日にしないための
重要なポイントじゃな




2015年7月14日 キャンセル

2015年07月14日 | 風の旅人日乗
明日から5日間続く
はずだった海の仕事が
台風が心配との理由で
キャンセルになった



年に一度しかない
毎回とても楽しい
仕事なので
とても気落ちする

昼休み

パソコンから離れ
海水浴場の
喧騒からも離れ

秘密の場所に行き
海を見る




ウインドサーファーが
一人いるほかは
海の上には誰もいない


いい夏の日



2015年7月13日 葉山 調べ物

2015年07月13日 | 風の旅人日乗
素晴らしい
夏の一日なのに
仕事部屋にこもり
フランス人デザイナー
ジャン マリー フィノ氏
についての
調べものの
一日


©Laurent Charpentier

夕方
部屋を抜け出して

森戸の
スターバックスで
ある日本人ヨットデザイナーと
コーヒーブレイク

後ろの席では
建築デザイナーの友人夫婦が
仕事の打ち合わせを
していた

夕食前
空が燃えていたので
浜に出てみる



真夏とは少しちがう
夕焼け空

まだ
梅雨明けしたわけでは
なさそう



2015年7月12日 スイミングコーチ ボディーサーフィン

2015年07月12日 | 風の旅人日乗
昨夜親友が
山形・樽平酒造の
『住吉』
をぶらさげて
泊まりに来て

その1本がなくなり
頂き物の
めでたい酒の
封を切ってしまったので



今朝の目覚めは

予想通りの
そういう感じ


午前

鎌倉の
スイミングクラブに行き

こどもたちへの
コーチングの技を学ぶ

こどもたちに
セーリングを
教える際のヒントに
しようという魂胆

いろいろと
勉強になるなあ


午後

沖をモスたちが
気持ち良さそうに
飛んでいるのを
羨ましく見ながら

昨日からのビーチブレイクが
続く森戸の浜で

時折来る
おばけ波を使って

葉山町のこどもたちと
一緒に

ボディーサーフィンの
まねごと

乗ったあとは
最終的に身体が
縦方向に回され
上も下も分からなくなる

浜の小石で
身体が擦り傷だらけ

こんな波に
沖では出会いたくないなあ


2015年7月11日 森戸沖と松尾芭蕉

2015年07月11日 | 風の旅人日乗
葉山のちびっ子たちに
葉山沖を
それぞれ
自分自身のステアリングで
セーリングしてもらい

その合間に
自分が住む町を
海から眺めてもらう

「うわー、
海と山が立体的に
見える」

そうか
そういうふうに
見えるんだな

もうすでに
オイラには
そんな感覚は失われている


ここのところ
時間の合間に
小学生用に書かれた
『奥の細道』
現代語版を
図書館で借りて
楽しく読み進めている



それぞれの俳句が
読まれた光景と情景が
説明されていて
その俳句そのものの
理解も深まる

ここには
歳をとっても
感受性に満ち溢れていた
先人の姿がある

見習わなきゃね



2015年7月10日 世代交代

2015年07月10日 | 風の旅人日乗


オリンピック
セーリング種目
470クラス男子日本代表に
世代交代があった模様


机の下の
小さな森の王者が
飼い犬ならぬ
飼いクワガタ化した

朝3時の
弊社始業時前
机の下の様子を覗くと
優雅にお食事中



森の王者であることを
諦めたのか、
最近は慌てて
おがくずの中に
潜ることをしなくなった

悠々と食事を続けて
いらっしゃる

新しいゼリーを
古いゼリーの隣に置くと
おつゆたっぷりの
新しいゼリーのほうに
素早く移動

餌をくれる
ご主人様を
信頼し切っている様子

よしよし
それでこそ
飼いクワガタ


一昨日の海はまるで
池のよう



午前中
沖縄に電話したら

少なくと今は
外に出られないねぇ

とのこと

葉山の海にも
台風のうねりが
盛大に入っておった





2015年7月8日 ZERO to ONE

2015年07月08日 | 風の旅人日乗
午前中
逗子に出て
銀行や、何やかや

午後
仕事には直接
繋がらず
自分にも直接
繋がらない
あるセーリング関係
案件についての
メール書きに
数時間を費やす

結果
それを出さずに
ボツにした

明日またやり直しだ

あーあ
食うために
しなければいけない
仕事のほうが
全然進まんじゃんか


ZERO to ONE
という本を読んで


©Amazon


仕事や人生について
いろいろ考えたけど

この著者が
講演で話した言葉の
中に

書くことで
考えが深くなっていく

という言葉があって

その言葉も
強く心に残った

今日のメール書きも
結局そのメールは
出せなかったけど

自分の考えを
文字に落とすことで
その件について
考えをより深めることが
できたのだと
自分を慰め

明日に希望を託すぜ

2015年7月7日 七夕 いのちなりけり

2015年07月07日 | 風の旅人日乗
渋谷は
曇り時々雨

岸体育館で
熱い議論
午後たっぷり2時間

少し前進

そのあとの
夕方からの
仕事打ち合わせは
愉快なものとは
言い難かったけど

帰りの電車では
そのことを
頭の隅っこに追いやって

葉室 麟の

『いのちなりけり』を


©Amazon

愛しみながら
じわじわと読み進める

時々
というか
頻繁に目が潤む


葉山に戻り
夕食後も

時々
というか
アルコールのせいで
さらに頻繁に
目を潤ませながら
読み続けて

午後10時
読み終える


いいなあ
葉室 麟

文章が綺麗

登場人物たちの
台詞がいい

物語がいい


北條民雄と
開高健の小説
以外の小説は
自分には興味ない

なんて
エラそうに
ちょっと前まで
思っていたけど

降参しました
葉室 麟

自分もこの人生
最後まで
きちんと生き抜こうって
気持ちが強く
湧いてくるぜ

単純なのかなぁ
オレ

2015年7月6日 葉山

2015年07月06日 | 風の旅人日乗


外国から来るはずの
電話を待ち待ち

沖でたった一人
ひたすらセーリング練習に
励む人が
艇にトラブルを起こして
流されてないか

30分刻みに
浜に出てチェック

お昼過ぎ
無事帰着

いい練習になったとのこと

めでたい


一昨日の
門前仲町



富岡八幡宮

恐ろしげな狛犬



その台座に
刻み込まれた文字が

海辺大工町
享保12年



と読める。

和暦
享保12年は

西暦
1727年だという

288年前!

安政の大地震でも
関東大震災でも

無事だったということ?

いつものことながら
にわかには
信じがたいけれど


参道を横切る
地元の人が
神殿に向かって
必ずお辞儀をしてから
通り過ぎる



浅草
浅草寺の
仲見世でも
同じような光景を見るけど

お江戸に残る
いい光景だなと
いつも思う




2015年7月5日 対馬丸

2015年07月05日 | 風の旅人日乗
葉山の町中で
元気に遊ぶ小学生たちを
見ながら

1週間前に
1年振りに訪れた
対馬丸記念館で
思ったことを思い出す



親兄弟から離れ
疎開船という名の
貨物船の船内深く
詰め込まれ

潜水艦の攻撃を受けて
沈没していく貨物船に
なだれ込んでくる
海水に押し流され

人食いザメが
泳ぎ回る海の上で
恐怖に泣きながら
必死で這い上がろうとした
救命筏から
大人の手で振り払われ

恐怖と絶望の中で
お母さん助けてと
叫びながら
深い海の底に
沈んでいった
数百人に及ぶ
沖縄の小学生たち


わずか70年前に
奄美大島近海で
起きたことだ


そんな理不尽な
悲しみや苦しみのない
いまの日本の平和が
当たり前のものではなく
先人たちの
尊い犠牲を礎にして
成り立っていることを
少なくとも自分は
忘れないでいたい

そのことを
次世代に伝える
努力もする






2015年7月4日 ジャン・マリー・フィノ 門前仲町

2015年07月04日 | 風の旅人日乗

© Matthieu Cotinat


秋から始める
ある仕事の準備や

早くお客さんに
見積りを出さなきゃいけない
品物の
外国との仕入れ交渉とか

あれや これやで

頭の中が
せわしなく
かつ
ぐちゃぐちゃなのに


引き受けてしまった
書き仕事

フランス人設計家
ジャン・マリー・フィノ

人物について書くのは
それが誰であれ
大層難しく

七転八倒するので
大層時間もかかり

完全に自分の能力を
超えている
って
何度も骨身に染みて
思い知らされたのに

もう絶対に
人物については書かない
って
誓ったのに

また
やってしまった


絶対に書いてください
って訳じゃないですから

という編集者の後ろに
くっついていき

古いご友人たちと
夕食を共にする
フィノ氏の
話を聞いているうちに
この
努力と才能の
人物の虜になった

この尊敬すべき
フランス人
セーリング業界人のことを
日本の
善良なセーリング関係者に
伝えたい
と思ってしまった
のよ

自分のチカラでは
伝えきれる訳がないのに

また
やっちまったぜ


©Laurent Charpentier

パリ市内ユネスコ敷地内の
日本庭園で
着物を着て箒を持つ
日本ファンの
Jean-Marie Finot氏


一字も
書き出せないまま
午後からは
旧友に会いに
東京・門前仲町へ

2015年7月2日 STILL ALICE

2015年07月02日 | 風の旅人日乗
朝8時前から



仕事のひとつで
鬱々とすることが
ここのところ
頭の中に
絡みつき

昨夜から
気分優れず

数時間ほど
映画館に逃げ込む

STILL SLICE

似た病気と闘う
父親のことを
思ってしまって

ストーリーの中に
上手く
入っていけなかったけど

今を
精一杯生きんと
後悔するよ

後悔することさえ
できなくなるかも
しれんのだよ

というメッセージは
ガシッともらった


それにしても
がんばるなあ
ジュリアン・ムーア

2015年7月1日 葉山 目黒 恵比寿

2015年07月01日 | 風の旅人日乗
梅雨空の下
午後から
東京に出て
目黒で
新しい仕事の
打ち合わせ

その後

昔も今も
すごく
お世話になっている人と
恵比寿で夕食

しみじみと
人の親切の
ありがたみを
思う

自分は
その御親切を受けるほど
いいことを
してきただろうか


湘南新宿ライン
に乗り
さだまさしさんが書いた
眉山
を読みながら
帰る

才能に溢れた
人だなあ