2013年8月24日 葉山

2013年08月25日 | 風の旅人日乗
近くの海水浴場からマイクに乗って流れてくる、
安全指導放送などを聞きながら、
終日、この貴重な船に関する資料調べ。


photo by Ken Ando / Kazi

このタイプの日本のセーリング艇の
構造や性能について、
多くの学者さんたちが書いた
膨大で難しい論文を、ひたすら読み込む。



自分のような、
専門の研究者でもない立場の人間が
付け焼き刃的知識で、
分かったような、偉そうなレポートは
絶対に書いてはいけないのだな、
ということだけは理解できた。




とは言え、現在と次世代の日本のセーリングファンに
喜んでもらえるレポートにしなければ面白くない。
どんな立ち位置で、どんな内容にすればいいか、
一所懸命考え中。


photo by Ken Ando / Kazi

来週のどこかで、
この時代の日本のセーリング船を研究していらっしゃる
大学の先生の部屋にお邪魔し、
基礎知識の部分を
もう一度教わることにする。


現場や海上での仕事が多い
セーリングのハイシーズンなのにも関わらず、
この重いテーマの書き仕事を
引き受けてしまったので、

先週乗ったこの艇のレポート提出は、
一ヶ月先まで伸ばしてもらうことになった。


photo by Noriyuki Suzuki / Kazi

とは言え、
いつかは書かなければいけない状況は変わらず。


photo by Noriyuki Suzuki / Kazi

乗ってセーリングするだけでいいんだったら、
ホントに楽しい仕事なんだけど。


夜は、再来週の関西での海上講習の準備。

明日は、11月に予定している長い航海の
打ち合わせを、鎌倉で。

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