暑い暑い東京で仕事を済ませた早い夕方。
葉山に帰る横須賀線のボックス席の窓側のシートから、ふと空を見上げたら、鰤のカマの部分の鱗を思わせる、細かい模様のみごとな鱗雲が、深い青の空に広がっている。
その雲のすぐ南には、刷毛で掃いたような、ラテン語でシーラス、日本語で巻雲が、きれいな模様を描いている。
あそこには、強いジェット気流が吹いているというサインだな。
ラテン語のシーラスは、英語ではカーリー・ヘア。つまり「巻き髪」。
その意味をそのまま翻訳すれば、確かに「巻雲」でいいのだけれど、ぼくが勉強していたころの気象の教科書には、絹の雲、「絹雲」と表記されていた。
日本人の情緒的には、そっちほうが、手触り感というか、この雲の感じが出ているように思う。
地表はまだまだ暑いけど、数千メートルの上空は、すでにキッパリと秋です、と言っている。
逗子から乗ったバスを降りて、森戸川に掛かる橋を渡りながらフト西のほうを見たら、見事な秋の夕焼け空に、富士山のシルエットが…。
急いで家に戻り、子どもたちを連れて森戸の浜に出たら、浜も、もう、海の家がほとんど姿を消して、秋の景色。
トワエモアが、頭の中で「今は、もう秋～」と歌い始める。
さあ、今年もいよいよ秋のヨットレースシーズンが始まる。
今年の秋はどんな風でのセーリングになるのかな。
葉山に帰る横須賀線のボックス席の窓側のシートから、ふと空を見上げたら、鰤のカマの部分の鱗を思わせる、細かい模様のみごとな鱗雲が、深い青の空に広がっている。
その雲のすぐ南には、刷毛で掃いたような、ラテン語でシーラス、日本語で巻雲が、きれいな模様を描いている。
あそこには、強いジェット気流が吹いているというサインだな。
ラテン語のシーラスは、英語ではカーリー・ヘア。つまり「巻き髪」。
その意味をそのまま翻訳すれば、確かに「巻雲」でいいのだけれど、ぼくが勉強していたころの気象の教科書には、絹の雲、「絹雲」と表記されていた。
日本人の情緒的には、そっちほうが、手触り感というか、この雲の感じが出ているように思う。
地表はまだまだ暑いけど、数千メートルの上空は、すでにキッパリと秋です、と言っている。
逗子から乗ったバスを降りて、森戸川に掛かる橋を渡りながらフト西のほうを見たら、見事な秋の夕焼け空に、富士山のシルエットが…。
急いで家に戻り、子どもたちを連れて森戸の浜に出たら、浜も、もう、海の家がほとんど姿を消して、秋の景色。
トワエモアが、頭の中で「今は、もう秋～」と歌い始める。
さあ、今年もいよいよ秋のヨットレースシーズンが始まる。
今年の秋はどんな風でのセーリングになるのかな。
夕焼けも朝焼けも雲がなければ物足りないように思います。優しい夕焼けにも胸に迫ってくる夕焼けにもなれるのはいろんな雲があるからではないかと思うのです。
雲ひとつ無い夕焼けも素敵な色の変化は見せてくれますが。
もう秋なんですよね・・・。
良い風が吹くといいですね！
「夕陽は嫌い。後ろ向きに生きている人が見るものだと思うから」、とおっしゃったことがあり、それがずっと心に引っかかっています。
そうなんでしょうかね？
毎日太陽が沈む時間が近づくと、どこからともなく人々が集まってきて、沈んでいく夕陽をそれぞれの思いに浸りながら静かに眺めているキーウエストの桟橋にいると、なぜか、人間っていいなあ、って、不似合いにも優しい気持ちになります。
あの人たちが、後ろ向きに生きている人たちばかりだとは思えないのですが…
過去を振り返る事も、一日の終わりに静かに夕陽を眺めることも、未来に繋がっているのでは・・・。もちろん、なかなか過去から踏み出せない事もありますが。
前進あるのみの生活をされてる方なのかもしれませんね？