日本輸出目前。じわじわと最終ミッションへ。

2013年02月08日 | 風の旅人日乗


今朝も日の出を待って、マリーナに出勤。
昨日少しやり残したマスト抜きの準備を終えたあと、
朝7時半からの上架とマスト倒しミッションの前に、
プロペラのピッチを確認するために
エンジンをフルスロットルで回しに、ウエストヘブンの沖に出る。

今日のPRADAは、2隻のAC45でレース練習の様子。
朝6時にはすでに2隻とも水に降ろし、出艇準備中。
その横を、申し訳ないけど、フルスロットルで走り抜ける。



JPN6630。
全長13.50m、幅4.00m、喫水2.60m。
こちらニュージーランドでは、とても好評です。
見学に来る人が絶えません。

「日本の次世代が、本格的な外洋セーリングを通して
海と自然を学ぶための船」
だと説明すると、みんなが、
「この艇のオーナーの考えは素晴らしい!」、と言ってくれます。

そういう目的の艇を造る日本人オーナーがいらっしゃることを、
日本人として、とても誇らしい気持ちになります。

日本での評価はね、きっとふたつに分かれると思うけど、
少なくとも、願った通りに、個性的な外観の艇になったなあ、と思います。
ぼく個人的には、うっとりと見とれるデザインです。



特に日本の次世代の若い人たちの目を惹いて、
セーリングや海への興味を持つきっかけになる艇になって欲しいと、
心から思います。

さて、今回のニュージーランドの日々も残り少なくなってきた。
ニュージーランドのこの朝日を見られるの、
あと何日あるのかな。



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