本日は朝から2つ屋外での仕事を回って、
早朝のヨットレース観戦で火照ってしまった
頭を冷やすことができた。
さあ、では、これから先のことについて
考えてみようかな。
さっき、仕事の帰りの横浜ベイサイドマリーナで、
アルテミス・レーシングの鹿取さんに偶然会い、
少しの間、立ち話をした。
ウイングやフォイルの、
大きさや形や機能だけではなく、
セーリングの場面、場面での操作法についても、
どれが正解なのかが分からず、
各チームとも、ずーっと、
テスト中もレース中も、模索していたそうだ。
その話をヒントに、
オラクルチームUSAは、
それらをすべてひっくるめた
AC72クラスをベストパフォーマンスで
セーリングさせる技術において、
現時点での最高到達点に達することができたから、
アメリカズカップを防衛することができた、
と解釈してみる。
その解釈が正しければ、
AC72クラスを含めた
フォイリングカタマランのセーリングは、
この先まだまだ進化することになる。
そうだとすれば、
この種のセーリング艇に乗ろうとするセーラーは、
理論を覚えることも大事だが、
実際にこの種の艇に乗って、乗って、乗り込んで、
フォイリングそのもののからくりや、
フォイルの迎角が、カンティング角が、ラダーの昇降舵が、
艇の挙動にどう影響するか、
この種の艇が「グルーブ」に入っている状態とはどんな状態なのか、
徹底的に身体に覚えこませることから
始める必要がありそうだ。
ラッセル・クーツ自身が、
「AC72はちょっと大き過ぎたかも」
と言ってたことがあるくらいだから、
サイズは小さくなるかもしれないものの、
次回アメリカズカップも
今回のような方向で行くことは間違いなさそうだ。
最初からAC72のような大型艇で
何もかもを始めようとするのは、
セーラーにとっても、開発陣にとっても
現実的には難しい。
まずは、こんなクラスでのキャンペーンであれば、
選手も身体で覚えることができるし、
ウイングの研究もフォイルの研究も、
こじんまりとした予算と組織でできる。
遠い遠いゴールを頭に描いた上で、
将来有望な日本人ユースセーラーと若い研究者に
この艇でのキャンペーンをやらせてあげようと手を挙げる、
日本人の出現を、強く期待します。
早朝のヨットレース観戦で火照ってしまった
頭を冷やすことができた。
さあ、では、これから先のことについて
考えてみようかな。
さっき、仕事の帰りの横浜ベイサイドマリーナで、
アルテミス・レーシングの鹿取さんに偶然会い、
少しの間、立ち話をした。
ウイングやフォイルの、
大きさや形や機能だけではなく、
セーリングの場面、場面での操作法についても、
どれが正解なのかが分からず、
各チームとも、ずーっと、
テスト中もレース中も、模索していたそうだ。
その話をヒントに、
オラクルチームUSAは、
それらをすべてひっくるめた
AC72クラスをベストパフォーマンスで
セーリングさせる技術において、
現時点での最高到達点に達することができたから、
アメリカズカップを防衛することができた、
と解釈してみる。
その解釈が正しければ、
AC72クラスを含めた
フォイリングカタマランのセーリングは、
この先まだまだ進化することになる。
そうだとすれば、
この種のセーリング艇に乗ろうとするセーラーは、
理論を覚えることも大事だが、
実際にこの種の艇に乗って、乗って、乗り込んで、
フォイリングそのもののからくりや、
フォイルの迎角が、カンティング角が、ラダーの昇降舵が、
艇の挙動にどう影響するか、
この種の艇が「グルーブ」に入っている状態とはどんな状態なのか、
徹底的に身体に覚えこませることから
始める必要がありそうだ。
ラッセル・クーツ自身が、
「AC72はちょっと大き過ぎたかも」
と言ってたことがあるくらいだから、
サイズは小さくなるかもしれないものの、
次回アメリカズカップも
今回のような方向で行くことは間違いなさそうだ。
最初からAC72のような大型艇で
何もかもを始めようとするのは、
セーラーにとっても、開発陣にとっても
現実的には難しい。
まずは、こんなクラスでのキャンペーンであれば、
選手も身体で覚えることができるし、
ウイングの研究もフォイルの研究も、
こじんまりとした予算と組織でできる。
遠い遠いゴールを頭に描いた上で、
将来有望な日本人ユースセーラーと若い研究者に
この艇でのキャンペーンをやらせてあげようと手を挙げる、
日本人の出現を、強く期待します。