12月28日と29日の2日間にわたり、南押原地区福祉活動推進協議会の「おせち料理作り・配達サービス事業」が実施されました。
南押原地区内のひとり暮らしの高齢者に一足早いお正月の味を味わっていただこうと、おせち料理をお届けする心温まる事業です
22年続くこの取り組みは、12月30日付け下野新聞朝刊の「談話室」欄にも掲載されましたので、ご覧になった方もいらっしゃると思います。
南押原地区のボランティア団体「ボランティアみなみ」の皆様と南押原中学校の生徒さん達が28日に調理、29日にお重箱に詰めて配達しました。
12月28日。ボランティアみなみの大塚代表から事業の説明があり、調理の担当を決めていきます。中学生8人も昆布巻き班、栗きんとん班、水ようかん班に入って調理スタートです
昆布巻き班、きれいに巻いてますね「かんぴょうをしばるのが難しいです~」 「みんなだんだん上手になってきました」
水ようかん班、ひたすら混ぜ続けています
栗きんとん班、熱々のサツマイモを裏ごししています。「難しいです~」去年も参加してくれた生徒さんからは「去年よりも楽になった感じがします」との声も。そうなんです。毎年同じではなく、調理方法や味付けも色々と工夫されているんですね
ずっと混ぜ続けていた水ようかんの液を型に流し入れます出来上がりが楽しみですね
12月29日は、いよいよお重箱に詰めます
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昆布巻き、きんぴら、なます、厚焼きたまご、煮魚、黒豆、チョロギ、ゆずりんご、紅白かまぼこ、伊達巻、栗きんとん、水羊羹。
彩り鮮やかな美しいおせちとっても美味しそう
干支の馬のイラスト入りの掛け紙をかけて完成ですひとつひとつ丁寧に作りました優しい気持ちが届きますように
皆様、大変お疲れ様でした。楽しい試食の時間です。中学生の感想などを聞きながら美味しくいただきました。
おせち作りは初めての経験という中学生からは「初めは難しかったけれど、皆さんに教えていただいてキレイにできました。本当にいい行事だと思います」「力のいる作業で大変でしたが、できた後の達成感がすばらしく、本当においしくできあがってよかったです」「色々教わってたくさんのことができるようになったので、家でも家族と一緒に作ってみたいです」
2回目の参加の中学生からは「最初の時は本当に緊張しましたが今年は2回目だったので、しっかりやることができてよかったです。また来年も来ます」という声も。自分で作ったおせちの味は格別だったようで、「(作業は)難しかったけど、すごくおいしいです」と皆さん口をそろえてました
この後、ボランティアみなみの皆さんと中学生とで各地区ごとに分かれて配達し、今年もたくさんの方々に喜んでいただきました。
年末のお忙しい中ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。