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粛々とそして汲々とする官邸

2017-06-11 07:41:54 | 国際・政治

 政府はしばしば「粛々」と言う言葉を発する。おすきなようだ。                                                       何をを言われようと淡々と前に向かって進めるとでもいいたいのだろう。                                                        この政権と官僚は、今もあわてふためき、官僚たちは何とか火消しに回って、                                                        それこそ官邸のご意向を伺いながら、「あるもの」を「ないもの」にすべく、それ                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        こそ徹夜の騒ぎで動き回っているかもしれない。                                                                                                                                                                                 

 だが想像する姿からは、とてもじゃないが、静かにまじめに取り組んでいる                                                       ようには国民には見えていない。むしろ野党から痛いところを、あるいは、                                                          わかってしまったか、とでも思っていいて、冷静な動きや誠実な対応する                                             精神状態かもしれない。

 それどころか、何とか事実を隠してとことん口裏を合わせて虚偽の解答を                                                     与えようと狙っているのではないか。政府関係者は、前川前文科事務次官の                                             告白によって慌てふためき、隠蔽する作業で汲々としている。一連の発言からも                                          実に醜い争いを起こしている。

 今後どのように展開するのか注目する必要がある。資料があるとかないとか、                                                都合の悪い資料は廃棄し、何も残っていないと盛んに突っぱねる政府や官僚の答弁。                                          一貫性もない。こんなことが続いてよいのだろうか。

 官房長官のイラつくような早口の答弁、威嚇すするような態度、ころころ解答を                                          変える姿には嘘を重ねるから応えづらくなっていることくらいは国民はもう見抜いている。                                       みんなどこまで「白を切り通す」つもりなのか、ほとぼりがさせてくると覚めてくるよ、と                                             高をくくっているかも知れないが、そうさせてはなるまい。

 納まるときを待てば、すべて元の鞘に納まるだろろうと安易に考え、国民を欺く行為を                                           いつまでも取り続けると、そのしっぺ返しは選挙に現れるはずだ。私たちは政府の下僕                                       ではない。それにしても追求してくれる野党の努力は結構なことだが、しかしこの問題の                                        追求のゴールは一体どか。森友も加計もそして浮上している新設大問題をどう決着を                                          つけるのか。国民に何を伝えたいのか、決してスキャンダラスな匂いも明らかにして                                        もらいたいし、教育のあり方、まるで戦時下の教育に回帰するかのような学校を認可する                                     怪しげな審議をしてもらいたい。

この機会に事実と真実を明らかにして政治との癒着に疑念を晴らすことこそ「官邸から                                           最高のご意向」を打ち消すことは出来ないのではないか。前川さん、身の安全は大丈夫                                          だろうか、と共謀罪がちらくのである。また違った手で官邸のご意向が働くような気がして                                     ならない。

やさしいタイガー

 


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