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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『恒子抄』の編集・印刷を担当してくださったMさんからの情報

2022-06-13 10:07:48 | 『恒子抄』
夫婦ともに親しくしているある人に『恒子抄』を差し上げたのだが、その人(拙著『完本コーヒーカップの耳』を本屋さんで購入して下さり、周りに宣伝してくださった人)が、奥付にある編集・印刷のMさんに電話をされたとのこと。
編集者にまで電話が入ることは珍しいことだと、その内容を事細かく教えてくださって感動しました。
それをごくごく短く、二十分の一ぐらいにわたしが要約しました。

《おたくで印刷した本を頂きましてね。
 この表紙の色と中の色と、とっても素敵でね、最初藤色に気がつかなかったんですけどね、もう一度開いてみたら、いやぁ、こんな色があったんだと思って。          
 ほんでこの何ていうか、字ね、天眼鏡でないと読めないのでは?と思たけどね、メガネなしで読めましてね。
 私にはもう間に合わないですけどね、この夫婦みたいにほんと行きたいですよね…。
 本を読んでね、感動してね、後でこんなに涙が出てきたの初めてです。 
 私もね、年いってしまってね、80すぎてしまったんですよ。それでこんなに一気に本が読めるなんて、本当。有難うございました。わたしもまたなにか印刷をお願いすることがあるかもしれませんが…。》





笑いはしても泣ける本ではないと思うんですが。
手のひらに乗るほどの袖珍本です。

『コーヒーカップの耳』おもしろうて、やがて哀しき喫茶店。
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