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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『桜はおれの命だ』

2018-02-27 18:46:13 | 本・雑誌
次々と読まねばならない本が現れる。
いや「読まねばならない」ではなく、「読みたい本」だ。
『触媒のうた』を読んでくださったH・Tさんが「こんな本がありますよ」と言って貸してくださった本。
『触媒のうた』には笹部新太郎さんの話を「櫻博士」として一項上げてますので。

『桜はおれの命だ』(木村清弘著・私家版)
この本は知らなかった。私家版ですのでね。
1996年発行。
目次を見ると、南野三郎、室井綽、竹中郁などのお名前が見える。
これは読まなくっちゃ、でした。
しかし大変だ。かなりのスピードで本を読んでいるのだが、わたしの身の回りには出番を待つ本がいっぱい。
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田辺聖子さんと足立巻一先生

2018-02-27 14:54:49 | 足立巻一先生
わたしの蔵書の中でも最も古いものだろう、この本。

昭和39年3月10日発行の『感傷旅行』(田辺聖子著・文芸春秋新社)。箱入りです。
わたしは初版を購入している。
田辺さんの本は、これを皮切りにたくさん読んできた。
何年も後に宮崎修二朗翁や足立巻一先生との関係を知ることになり、そのことは『触媒のうた』にも詳しく書いたのだが。
しかし、恥ずかしいことを告白するが、田辺さんの初期の「虹」という小説は読んでいなかった。
それをこのほど読んだ。『うたかた』というタイトルの文庫本で。
「虹」だが、宮崎修二朗翁が昔、「宮っ子」に連載された「文学の小道」に書かれている。その文章が素晴らしい。
宮崎翁、まだ60歳代前半だ。

例によってわたしは『うたかた』を「あとがき」から読んだ。そして驚いた。
こんなことが書いてある。
《(略)はじめての長編「花狩」を出版した折、「文芸大阪」の編集者の一人、小原敬史氏や、詩人の足立巻一先生がいろんな方に引き合わせて下さった。》
おお、なんということ。足立先生のお名前が。
まあ、そんなに驚くことではないのですが、「先生」という敬称に気づきました。
他の人の名前にはみな「氏」がついてますが、足立先生だけはわたしと同じく「先生」だ。
なんだかうれしくなりました。
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庄野英二の初公開書簡

2018-02-27 11:51:54 | 本・雑誌
T石さんからお借りしている『帝塚山派文学学会』を読み進めていて、興味深い箇所があった。
潤三との往復書簡だが、この本で初公開だという。
←二段階クリック。
庄野英二さんから弟の潤三さんへの書簡。
英二さんは、足立巻一先生たちが出しておられた『苜蓿』の表紙絵を描いておられた。
その絵のことに関して。
絵の教室で誉められたことを、「人間六十四歳(後十日間)になっても賞められるのはうれしいことじゃ。」と書き、
そのあとの方で、
「現代画家で林武と梅原が出ていたが、あの程度ならこちどらもまけやせぬ。(このこと世間に他言無用)」と。
ここ読んでわたし、声を出して笑ってしまいました。
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「バンジョーの歴史と音色」

2018-02-27 08:03:43 | ブルーグラス
一般紙にこのような写真が掲載されることは珍しいのでは?

バンジョー奏者の吉崎ひろしさん。
講師をなさるそうです。
「バンジョーの歴史と音色」。
今朝の神戸新聞より。←クリック
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