goo blog サービス終了のお知らせ 

喫茶 輪

コーヒーカップの耳

短歌は難しい?

2015-06-09 17:35:12 | 文学
いつも「六甲」という短歌誌を代表の田岡弘子さんからお贈り頂いている。


以前、宮崎修二朗翁が連載のページを持っておられた縁で。
今は宮崎翁に代わって、坂野訓子女史が『兵庫讃歌』を読むというタイトルで書いておられます。
そして、『半どん』発行人の鈴木漠さんも「連句茶話」というタイトルで書いておられる。わたしには馴染みの深い冊子です。
しかし、メーンの短歌は難しいです。
わたし、浅学の上に門外漢なので。

そんなことでこのブログで紹介することはこれまでなかったと思うのですが、今回ちょっと。
巻頭のページを。

二人目に田岡さんの歌が8首出ています。
なにも難しいことはありません。読めば内容は解ります。
情景がよく見える。陰影も工夫されている。心の奥も推し量れる。そして少しの謎。
田岡さんはもうベテランの歌人です。
しかしね、今号の作品の中に、どうもわたしリズムよく詠めない歌が。
「何とかぼそい脚に地球を蹴りてゆく小鳥をり今を生きる同士よ」
どこで区切ったらいいのでしょうか?
ダイナミックで繊細で、いい歌だと思うのですが。


追記(6月10日) 何度か詠んでいるうちに、こんな感じで読みましたが…。
「何とかぼそい 脚に地球を 蹴りてゆく 小鳥をり今を 生きる同士よ」
いつも宮崎翁がおっしゃっている言葉がある。「短歌は何度も口に乗せなくてはいけません。何度も声に出して詠むのです」と。しかしこれでいいのかな?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

惜しかった!

2015-06-09 14:39:49 | 将棋
菅井君、惜しくも挑戦権を逃がす。

将棋の7大タイトルのうちの一つ「王位戦」の挑戦者決定戦に進んでいた、菅井竜也六段が広瀬章人八段に接戦の末、逆転負けだったと。
菅井君は我が井上慶太九段門下で将棋界の若きホープ。
お師匠さんも経験しない大タイトルへの挑戦が、取りあえず今回は夢と消えました。
密かに期待してたんですけどね。
しかし、現在のプロ棋士の中で、最近の勝率が、たしか第一位だったのではないかな?
ということで、必ず近い将来ビッグタイトルに手が届くでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする