いつも「六甲」という短歌誌を代表の田岡弘子さんからお贈り頂いている。

以前、宮崎修二朗翁が連載のページを持っておられた縁で。
今は宮崎翁に代わって、坂野訓子女史が『兵庫讃歌』を読むというタイトルで書いておられます。
そして、『半どん』発行人の鈴木漠さんも「連句茶話」というタイトルで書いておられる。わたしには馴染みの深い冊子です。
しかし、メーンの短歌は難しいです。
わたし、浅学の上に門外漢なので。
そんなことでこのブログで紹介することはこれまでなかったと思うのですが、今回ちょっと。
巻頭のページを。

二人目に田岡さんの歌が8首出ています。
なにも難しいことはありません。読めば内容は解ります。
情景がよく見える。陰影も工夫されている。心の奥も推し量れる。そして少しの謎。
田岡さんはもうベテランの歌人です。
しかしね、今号の作品の中に、どうもわたしリズムよく詠めない歌が。
「何とかぼそい脚に地球を蹴りてゆく小鳥をり今を生きる同士よ」
どこで区切ったらいいのでしょうか?
ダイナミックで繊細で、いい歌だと思うのですが。
追記(6月10日) 何度か詠んでいるうちに、こんな感じで読みましたが…。
「何とかぼそい 脚に地球を 蹴りてゆく 小鳥をり今を 生きる同士よ」
いつも宮崎翁がおっしゃっている言葉がある。「短歌は何度も口に乗せなくてはいけません。何度も声に出して詠むのです」と。しかしこれでいいのかな?

以前、宮崎修二朗翁が連載のページを持っておられた縁で。
今は宮崎翁に代わって、坂野訓子女史が『兵庫讃歌』を読むというタイトルで書いておられます。
そして、『半どん』発行人の鈴木漠さんも「連句茶話」というタイトルで書いておられる。わたしには馴染みの深い冊子です。
しかし、メーンの短歌は難しいです。
わたし、浅学の上に門外漢なので。
そんなことでこのブログで紹介することはこれまでなかったと思うのですが、今回ちょっと。
巻頭のページを。

二人目に田岡さんの歌が8首出ています。
なにも難しいことはありません。読めば内容は解ります。
情景がよく見える。陰影も工夫されている。心の奥も推し量れる。そして少しの謎。
田岡さんはもうベテランの歌人です。
しかしね、今号の作品の中に、どうもわたしリズムよく詠めない歌が。
「何とかぼそい脚に地球を蹴りてゆく小鳥をり今を生きる同士よ」
どこで区切ったらいいのでしょうか?
ダイナミックで繊細で、いい歌だと思うのですが。
追記(6月10日) 何度か詠んでいるうちに、こんな感じで読みましたが…。
「何とかぼそい 脚に地球を 蹴りてゆく 小鳥をり今を 生きる同士よ」
いつも宮崎翁がおっしゃっている言葉がある。「短歌は何度も口に乗せなくてはいけません。何度も声に出して詠むのです」と。しかしこれでいいのかな?