少し前に滋賀の詩人、森哲弥さんから詩誌「砕氷船」25号をお贈り頂いていた。
苗村吉昭さんとの二人誌である。
どちらも現代詩の世界では名前の知れた実力派。
今号もたっぷりと楽しめた。
その目次。
森さんの詩、「傍視放蕩」の三作は、なんだか少し哀しげな作品だ。
そのうちの、これは「時の矢」


読みは、読む者に任せられてはいるが、わたしには哀しい詩と思われました。
苗村氏の「夢中夢」の諸編は散文詩。というより、随想詩(こんな言葉があるのかどうか?)と呼べるような。みな楽しく読ませてもらいました。
森さんは、新しい小説「蓮海寺奇譚」を。さてこの後、どんな展開を見せるのか次号が楽しみです。
それから、苗村さんの連載「民衆詩派ルネッサンス」は力作です。
このような評論はなかなか書けません。読ませて頂けることがありがたいです。
文中、富田砕花さんの名前が度々出て来ます。
宮崎修二朗翁とは切っても切れぬ詩人。
やがて一冊になるのが楽しみです。

どちらも現代詩の世界では名前の知れた実力派。
今号もたっぷりと楽しめた。
その目次。

森さんの詩、「傍視放蕩」の三作は、なんだか少し哀しげな作品だ。
そのうちの、これは「時の矢」


読みは、読む者に任せられてはいるが、わたしには哀しい詩と思われました。
苗村氏の「夢中夢」の諸編は散文詩。というより、随想詩(こんな言葉があるのかどうか?)と呼べるような。みな楽しく読ませてもらいました。
森さんは、新しい小説「蓮海寺奇譚」を。さてこの後、どんな展開を見せるのか次号が楽しみです。
それから、苗村さんの連載「民衆詩派ルネッサンス」は力作です。
このような評論はなかなか書けません。読ませて頂けることがありがたいです。
文中、富田砕花さんの名前が度々出て来ます。
宮崎修二朗翁とは切っても切れぬ詩人。
やがて一冊になるのが楽しみです。