窪田哲夫さんから手紙が。
実は、窪田さん、病に倒れられたと宮崎修二朗先生からお聞きして、お見舞状を出していたのだ。それへの返信というわけ。
窪田さんは何年か前、宮翁さんの旅行で二度ばかりご一緒した。何れも二泊三日の旅だった。
豪快な人である。山男である。昔は遭難者の捜索隊にも参加したと。
そして、文も立つ人で、かつて『雪』の編集長をしておられた。
で、頂いたお手紙に同封されていたのがこれ、最新の「放浪通信」。窪田さんが発行しておられる。世界中を旅しての紀行文を6ページにわたって書いておられる。
冒険家なんですね。
そのバックナンバー、よくもまあ、これだけ放浪されたものだ。
・
窪田さんと以前お会いしたのは、もう5年前だ。足立先生を偲ぶ会、「夕暮れ忌」の席だった。その時、様子がおかしかった。「指がしびれるんです」とおっしゃる。そして呂律が少しおかしい。で、会が終わって、心配なさった宮崎先生が窪田さんの奥様に「すぐお医者さんに」と電話された。ということで、軽い脳こうそくが発見されたのだった。それが窪田さんの病の始まり。しかし、恢復されて、その後もこのバックナンバーにあるように世界を飛び歩いておられたのだ。根っからの冒険家ですね。
今回、お手紙頂いて、少し安心しました。文末に「ビールを二杯飲めるようになりました。」とある。ちょっと「オイオイ!」だが、養生して、また旅に連れて行って頂きたいものだ。しかしわたしは冒険はだめ。お手柔らかな旅にお願いいたします。
・
追記
窪田さんの三年前の写真がこのブログに載ってました。↓
http://www.studio-dresser.com/?p=1546&cpage=1#comment-1272