終戦記念日。
テレビのニュースの12時の時報に合わせてわたしも黙祷しました。
午後、宮翁さんに案内してもらって、芦屋神社にお参りしました。
ここは、杉山平一さんの『ミラボー橋』(昭和27年刊)の「春寒」に出てくる神社です。
今日は少し風があって、杜の樹の葉ずれの音が盛んにしていました。
子どもさんの考平さんが死の病の時に、恢復を願って日参された神社です。
そのことを書かれたページ。 ↓左クリックして読んで下さい。
文中に、「手洗いの水は凍り」とあります。その手洗い場。
そして、彼方の海の上にカノープスを。
この坂道を、杉山先生は通われたのだ。
さらに、25年後に、宝塚へ引っ越しされてから、その頃を思い出されての記述。
これは『巡航船』より。 ↓ポチッして下さい。
カノープスのことが感動的に書かれています。