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ここあコテージ

風景、鳥、畑、クラフト、ハンドメイド「みつより」情報など発信♪

クリスマスのエピソード2

2010-12-16 20:03:15 | 日記
きょうの最低気温、黒石はマイナス8度以下だとニュースで聞きました。
でも、夫が黒石教会に出勤したときには、すでに9時過ぎていたので、そんなに低いとは感じなかったとか。
念のため、水道管理を十分にしておいているので安心ですが、この時期は油断できないです。

クリスマスのエピソード2。
きょうも、私が学生時代の話です。
私は12月19日に洗礼を受けました。
その日、大学の仲間たち、クリスチャンもノンクリスチャンも含めて何人かの友人が式に来てくれました。

ところが、一人来られなかった人がいました。
それは、私が救われるきっかけを作ってくれたノンクリスチャンの友人でした。
私はそれまで、教会とは全く縁のない生活でしたし、友人も家族もクリスチャンはほとんどいませんでした。
ある日、私が悩んでいたのを知ってか知らずか、その友人が、ある伝道向け映画館に誘ってくれました。
無料だし、暇だし、行くことに抵抗感もなく、友人と共にその映画を見に行きました。
それが「塩狩峠」、三浦綾子さんの小説を映画化したものでした。

映画を通して、私は聖書を読むようになりました。
神様はノンクリスチャンをも用いて私を救うために導いたのでした。

友人は洗礼式に来られなかったのは、実は膝を手術しなくてはならず、入院していたからでした。
その日、私は洗礼を受け、友人たちから花束をもらって幸せでした。
その足で、友人のお見舞いと洗礼の報告をしに行きました。

病室で友人は、静かに、にこやかに私を迎えました。
彼女は私の洗礼を喜びましたが、実は、その日別の喜びが彼女にあったそうです。

それは、ある女性宣教師がさきほど訪ねてきて、彼女のために聖書を開き、クリスマスの讃美歌を歌ってくれたというのです。
そして、彼女は一緒に讃美歌を歌いました。そればかりでなく、その部屋にいた6,7人の
患者さんたちが一緒になってクリスマスの讃美歌を歌ったのだそうです。
それで、彼女はとても嬉しくて喜びが満ちていました。

私もそれを聴いて本当に嬉しくて感謝しました。
残念ながら、彼女はその後もまだ、イエス様を受け入れていません。
神様の存在をずっと信じていると言います。
親戚にもクリスチャンがいますが、彼女自身の信仰というレベルにはいきません。

それでも私は彼女のためにずっと祈り続けています。
いつかイエス様のことが心からわかる時が来ると信じて。

彼女を見舞ってくれた宣教師は、今年秋に天に召されました。
宣教師の蒔いたみことばの種は、きっとむなしくは散らされないでしょう。

ここあでした。