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ここあコテージ

風景、鳥、畑、クラフト、ハンドメイド「みつより」情報など発信♪

冬の小物たち

2012-11-07 08:42:39 | 芸術
2つ目です。


11月は、青森にとってはもう冬なんです。

クリスマスを来月に控えて、
心も雰囲気も冬バージョンにしなくてはね。


私って、形から入っていくタイプなのかな?





まずは玄関から。







これらは確か、昔、100均で買いました。
ユニークな表情がいい。



冬になると出す小物たちは



白いペンキを塗った雪マークのツリー。
これはキリスト教系のお店で買いました。




ベル。連れが好んで買ったんです。
LEDライトでひかります。




これはどこで買ったか覚えていませんけど、
ブルーの小さな教会が気に入ってしまいましたね。





ブリキのサルの人形。
サルがマフラーしているので、冬に出したくなります。



そして、トイレ。


トイレにすわると、
目の前の壁に掛けてあるボードの写真が
見られるようになってます。

この写真は、私が良く見る「私のカントリー」の
付録のカレンダーの写真。
毎年、とってもすてきなカレンダーなのよ~。

その横には、みことばのカードも飾ってます。




階段の途中の壁に飾っているのがコレ。

何年も前に、子どものクリスマス会でみんなで作った壁掛け。
一応、私のアイディアで作りましたけど、
参考にしたのは、あるカタログから。
結局かなりの部分、パクリでしたねえ・・・(笑)

材料を拾い集めたり、切ったり、はったり、編んだり、
何かと手間がかかったのを今でも覚えています。





これはドイツで作られているストロー細工です。
ガーランドとして飾ってます。


これらはごくごく一部なので、
これから冬の飾りは増えていきます。
特にクリスマス用の飾りが多くなります。


これからの季節、こうしてクリスマスまで
少しずつ整えて行くのが、一番の楽しみです。







来週の日曜日は、子どもの集会でゲーム大会です。
私は今回はほとんど何も提供しなくていいので、
リラックスしていっしょに遊びます。


そして、今年の子どものクリスマス会は12/9。
ガーランドを作る予定です。
これからじっくりと企画を煮詰めていきます。




皆さんのクリスマスの準備はいかがですか?
楽しんで準備できたら一番いいですね



ここあでした。





一枚の絵

2012-10-15 09:30:06 | 芸術

深夜は大雨でしたが、
今朝、とても天気がよくなりました。


秋もいよいよ深まり、
紅葉も少しずつ濃くなってきています。


黒石の中野もみじ山の紅葉も
美しい頃でしょう。
観に行きたいなあ。




さて、我が家には大して高価なものは
ないのですが、
価格はともかくとして、
もの自体にとても価値があると
思っている絵画が1枚あります。



プロの画家Kさんに描いていただいた
絵画です。





数年前、Kさんの個展で、
これと同じ構図の絵画があって、
それに引き込まれたと言うか、
魅力を感じたというか、


とても高価で、買えなかったのですが、
数年間、その方にお会いする度に、


「あの絵はどうしたかなあ・・・」


と思っていました。



それから数年たった3年ほど前、
たまたまその方の奥様から、
当時の絵は、すべて売ってしまったと言う
お話を聞きました。



買えもしないのに、がっかりしていると、

もっと小さなサイズだけれども、
描いて下さる、と言うお話を頂きました。


私たち夫婦は、本当に嬉しくなって、
その絵を我が家に迎えることができたんです。





実は私には絵画を評価する事は
難しくてわかりません。


ただ、その作品に惹かれたと言う
事実だけでいいと思っている方です。



我が家の数少ない高価なものです。
値段ではなくて、
本質において・・・です。



ろうそくの灯火と、
2つのジャガイモ。

何とも言えない素朴さがいいなと
思います。



この絵を見ると、いつも思い出すのが
次の聖書のことばです。



「一切れのかわいたパンがあって、
平和であるのは、

ごちそうと争いに
満ちた家にまさる。」

(聖書・箴言(しんげん)17章1節)




高価なものがなくても、
立派な家やごちそうがなくても、
素朴で温かな家庭を
目指したいと思いますよね。






ここあでした。























奈良美智展へ

2012-10-08 20:48:38 | 芸術
続きは、美術。


芸術の秋ですねえ。


青森県立美術館で、先週土曜から
「奈良美智展」が始まりました。





奈良さんと言えば、子どもたちのシュールな
表情や仕草が、私たちの心にやけに
訴えてきますよね。


奈良さんは、わたしの友人のクラスメイト
という事もあって、ずっと前から
興味のある画家さんでしたし、


以前書いたように、
わが娘は、奈良さんの絵に似ている・・・
と言われ続けていて、
これでは興味を示さないではいられませんよね。





早速、美術館前の大きなポスターの前で、
似ている娘が写真に収まりました。
(本人の許可を得ましたよ。
目が似てます



今回のテーマ
「a bit like you & me 」


君や僕にちょっと似ている



いやあ・・・

娘はちょっとどころではない!


後ほど、またわかります。




さて、奈良美智展で展示されたのは
100以上の作品です。


油絵はもちろんのこと、
デッサンや、巨大なブロンズ像、
巨大な陶器のアオモリ犬や子どもの像など、
たくさんありました。


シャガール展の時かな?
展示していた奈良さんのハウス、
今回もニューバージョンでまた
置かれていましたよ。



美術館は、わたしは3回目ですが、
それにしてもいつも迷ってばかり
館内がわかりづらくて・・・



そして、アオモリ犬を直に外から見るのには
階段を何段も上る・・・
これが老体?にはしんどい・・・。



ま、しかし、
せっかく来たのだから、
帽子を被ったアオモリ犬は見ないと。
(娘は疲れて、とうとう見なかったが。)




ほら、これです。
多くの方々が、古くなったセーターなどを
寄せ集めて作ったという帽子。
パッチワークですよ。
イイですねえ


暖かそうですよねえ。
これで、真冬も安心です。アオモリ犬クン。





相変わらず巨大。



ちょっとイタズラ・・・



ペロペロ。

きゃっ!くすぐったいよ~




アハハ・・・・



郷愁漂う後ろ姿?

気づいた?
わたしがちらっと写ってるのを。





さっきも言ったように、
美術館は結構広くて疲れます。

美術館回りは、1に体力です


今回もなんだかんだと
1時間30分も美術館にいました。


さすがに水族館と美術館とで
足が疲れ、喉が渇き・・・


今年からできたというキッズコーナーの
中にあるカフェで一服。




ヘーゼルナッツラテを飲みました。
泡立ちが最高。甘くなく、おいしかった。





トレイにも、ホラ、奈良さんの女の子の絵が。
確かコレ、「山少女(mountain girl)」。




帰る前にショップに寄って、
ちょっとお買い物。




缶バッジと、カード。


このカード、数あるうちからあえて選びました。


何故か・・・



わが娘によく似ていると思って。



館内の展示作品の
一番最初にお目にかかる大きな作品です。

「young mother」


連れが、これを見るなり、
「ソックリ」と言って驚き、笑い


そして、わたしは爆笑し


娘は、ムッとして・・・


髪型も今のと同じでしたから、
なおさら似てましたね。


こんなに似ていたら、
愛らしくて、いとおしいですよネ。


ホントはもっと大きなポスターを
買う予定でしたが、
娘に嫌われそうで、やめました。



小さな額に入れて飾ろう・・・






芸術の秋、神様は芸術家。

野原や山の木々を紅葉させ、
私たちを楽しませ、


そして、

私たちを造られた方。


「神の作品」と言うみことばを
思い出しました。


どんなわたしでも、あなたでも、
造り主として、
変わりなく愛していて下さる。


そして、芸術家らしく、
私たちを造り変えて下さいます。



そんな事を感じて、
感謝しながら帰途につきました。



休暇はあと2日のみ。


さて、明日はどうしましょう・・・



ここあでした。
























浪高空き缶アート2012

2012-09-13 10:08:39 | 芸術
昨日12日は、地元の県立浪岡高の

恒例「空き缶壁画」展示される日でした。


絶対に真っ先にカメラで撮ろうと、
前日から決めていたのに

はあ~。。。。


年には勝てない!!


教会の祈祷会に行く途中で撮るつもりで家出て、


経路がいつものまま


つまり、浪高とは別のルートで教会に向かい、


気づいたのはすでに数キロ走ったあと。


仕方ない・・・


帰りに期待


祈祷会の後、買い物もして、

満足げに帰り道・・・



またしても


いつもの経路で戻って来ちまったヨッ


もう、どーしよーもない奴



へこんだ、へこんだ



へこみついでに、

作り置きおかずを、夕食作りながら、
7種類くらい作り、

ようやく作り終えた頃、


テレビのローカルニュースで

「ライトアップしてます

の一言に釘付け



「よし、明日でなく、今行くぞ!」


あっけにとられる家族を尻目に、
カメラ片手に家を出た。

(まさか今度間違えたら、
私、病院行かなくちゃ。)



カシャッ!カシャッ!



ライトアップれていたのを
この12年知らなかった。
それでも地元民か・・・



校門の外から見る校舎は、
部活の生徒たちなのか、
玄関や教室の所々に明かりが。






卒業生たちによる今年の作品は、
「ねぶたんとハネトン」だそうですよ。


こんなキャラ、知らなかったけど。

多分青森市のねぶたのキャラなのかな?



左が「ねぶたん」、右が「ハネトン」。




これから3年生は新しい進路に向けて、
忙しい時期です。

進学、就職・・・


知人の牧師のお嬢さんもここの生徒さん。
今日、運命の分かれ道だそうです。
合格しますように・・・


皆さん、頑張ってね。



ここあでした。















常田健・土蔵のアトリエ美術館ヘ

2012-08-03 13:01:23 | 芸術
今日は良く晴れています
北の高気圧が青森を覆い、
晴れでも、秋のようなカラッとした空気です。


我が家の近くに、美術館があります。

本当に近くて、歩いて5分くらい。

(私設美術館なので、
そこのお宅の門から中を
通って行けば、デス。
正式な入り口からだと
遠回りで、もう少しかかりますけど。)




「常田健・土蔵のアトリエ美術館」です。
敷地内には、常田家のお宅やりんご畑がありました。

「常田健」さんは、浪岡出身の画家さん。
何年か前に90歳で他界されました。


90歳のご高齢になるまで、農家の様子を中心に
描いて来られたのです。


この美術館は、健さんの作品300点の中から、
入れ替えながら30点を展示。

現在、健さんの娘さんが管理しているそうです。


この日は、私たちの他に、
遠く広島から来られた方も
いたようです。


健さんの作品は、家の隣の土蔵から
生み出されました。




土蔵の中です。



独特のにおいの中に、
雑然と置かれたキャンバスや
使い切った大きな絵の具や筆などが、
とてもリアルでしたね。


健さんは、農家の絵を中心に描いていますが、
多くは顔や表情がありません。
後ろ姿で、農家の辛さや苦しみを表現しています。

そして、実に素朴な絵の中に、
何か西洋的なものを感じさせられます。



作品の一部





健さんのことば



健さんは、若い頃、フレスコ画に興味があったようです。
たぶんその影響で、どこか宗教的な雰囲気がある、と
言われています。


そして、驚くことに、健さんは
描く時、必ずクラシック音楽を聴いて
描くのだそうです。

それもお好みは「バッハ」。


どうしてか。

お母様が学校の先生で、音楽を教えていたと言います。
その影響らしいです。




館内にはこうした素朴ですてきな椅子や
手作りかごがあります。
椅子にのっているりんごは
ひばの木でできています。


館内は、写真撮影が自由です。






入り口近くには、ストラップや絵はがきなど
販売品が置かれています。

また、DVDで作品や健さんの生涯について
語っています。


最後に、意外なことに(と言っても意外でもないけど・・・)
反核の絵がありました。




健さんは、社会主義派だったらしいですが、
かといって、そういう思想のために、
絵を用いることは、あまり好まなかったといいます。


ただ、素朴に素直に絵を描きたい・・・
そういう気持ちだったようです。




帰り道、カラスウリの花を見つけてしまいました。



秋には黄色い実ができます。

芸術の秋ならぬ夏・・・になりましたが、
近所にこんな所があるっていうのは、
とてもすてきなことだなあと思います。


健さんのように、
人にみせるためではなく、
お金のためでもなく、
ただ地道に一つのことに精魂傾けて
描き続けるのには、
いろんな闘いもあったかもしれませんが、
教えられるところも多いです。



*休館日は不定なので、「常田健」で検索して
確かめてからお出かけください。

入館料は、おとな500円(高校生以下は無料)

問い合わせは、0172-62-2442
(青森市浪岡北中野字下嶋田48)



ここあでした。