まだ冬空は早いでしょう。しかし、今日の空はまるで冬です。ほとんど一日中曇天。
カラスの声がやたら五月蠅い。数は多くはないのですが、やや木霊するような感じもします。この家の裏にある、高いケヤキの木に来て良く鳴いています。
先日、このような栗の木の残骸を五本ほど倒したのですが、これはまだ根が腐っていないので引っ張り倒しは出来ません。なるべく高い所で切って、下の方の部分を残しておくのは、根が腐った時に、そっくり押すか引くかして、地面に残骸が残ることなく倒せるからです。それに、このように見えていれば、草が生い茂っても間違えて根っこに草刈り機の刃をぶつけることもないからです。
もう少ししたら、この枯れた木のなるべく上のほうにチェーンをくっつけて、向こうのハウスの方に立っている木の根に近い部分に繋ぎ、そのチェーンを巻き取る道具でどんどん引っ張るわけです。すると、こっちの木が腐っていますから引っ張られて倒れるわけです。掘り起こすより遙かに楽です。
昆虫の幼虫にこんなに幹の中を食い荒らされてしまうのですから、これではたまったものではありません。殺虫剤を注入したり子供にどんどんクワガタを捕ってもらったりしたのですが、さっぱり効果はありませんでした。
専業の栗農家は、こんなに太くせず、直径20cm位の太さになるまでには、ある程度収穫してしまいますから、それくらいの太さになったら、その栗畑一枚分を全部伐採して、新たに苗を植えているようです。
そういう農家は、あちこちに栗畑がありますから、計画的に植樹が行われるわけです。
胃腸ではなかった、銀杏の葉がだいぶ黄色くなってきれいです。紅葉も赤くなってきました。ここは偕楽園の方から続いている、千波湖に近い県立美術館や県民文化センターの入り口付近の交差点です。
ハマナスの実。普通は朱色に近い色合いで、やや平べったく形なのですが、この実はほぼまん丸に近い状態で、色も赤です。