こおろぎの声

2013年11月05日 | Weblog


ブログを始めようと思ったら、郵便配達員が来て注文をしていた年賀状を持ってきてくれました。もう年賀状という言葉が聞かれる時期になってしまいました。

気持ちの上では、ついこの間まで夏だと思っていたのに。なかなか気持ちの切り替えがうまく行かないようです。手にした新しい年賀状の束を持ち気持ちは複雑です。

 

モンシロチョウの幼虫にむしばまれながらも、なんとかキャベツができました。いよいよ冬野菜の時期の始まりはじまりぃ。

 
 
 

先日行ったばかりなのですが、用事があって再び笠間という町に出かけました。笠間は陶芸の町ですが、秋には菊の町になります。笠間稲荷神社では菊人形展を毎年行っています。

社殿の前にも一対の菊人形が飾ってありました。やはり時期ですね。菊を見に来る人で神社の周辺は賑わっていました。今年の主役の人形は「八重の桜」の八重ですね。

会津の町もブームで賑わっていることと思います。ブームが去ってから、また気が向いた時にぶらりと行って見ようと思います。

 

こういう虫が、どこからか隙間を通って家の中に侵入してくる時期になりました。家の中で越冬をするつもりでいるのです。来られても困まるのですが。

カーテンなどにくっついていて、知らずに触ってしまうといつまでも臭くて困ります。要らない封筒でもあれば、そっとその中に入れて、くるくると丸めてしまうことができるのですが、いつも不要の封筒があるわけではありませんから、要らない反故紙を二三枚重ねて四つに折り、その中にポトリと匂いを出させないていどにそっと落とし入れてしまい、あとは同じようにくるくる丸めてポイ。

何せ害虫ですからね。薬には強く、逃げ足がとても早く、作物の汁を吸うのでしょうか、小さな傷をつけ、これらに傷つけられたものは味が極めて落ちてしまうのです。仕方がないので、畑で見つけたら手が臭くなるのも構わず手でつかんで潰してしまうことにしています。それが一番能率的です。手は後で洗えば良いのです。もっとも、洗っては匂いを嗅ぎまた洗うということをしていますが。




      こおろぎのうた
 
         コロコロとこおろぎの声夜が更けて
         ひとり聞くこおろぎ哀れ縁の下
         こおろぎの仲間はすでに今はなく
         長生きをしすぎたこおろぎ夜深々
         こおろぎの声包み込む夜の闇