NHKの大河ドラマ「風林火山」では、昨日は主人公の山本勘助が嫁をとらず、ある家から娘をもらい養女としたという場面でした。
この山本勘助という武将は、架空の人物であると明治時代の歴史家により決めつけられ、歴史からは姿を消したのだそうです。しかし、1969年に武田家の家臣であった市川家の子孫の家から古文書が発見され、それに山本菅助という名が記されていたことから、実在の人物であったことが証明されたとか。
学者によって決めつけられ、半世紀以上も歴史から抹殺されてしまっていたという、 むごさ ということがあり得るんですね。そういうことは、ほかにも実にたくさんあるような気がしてならないのですが。
数十年は勘助さんも「閑透(かんすけ)」さんだったんですね。たいへんでした。
昨日は良い日でした。久しぶりに畑にでて耕しましたよ。パッチワーク状になってきている畑はトラクターを入れるのがだんだん難しくなってきました。エンジンと運転席が、ロータリーという刃が回転する部分の上に乗っているなら、隅々まで耕しやすいのですけどね。何せロータリーの4~5倍くらいは機械本体ですからね。
タイヤのあとを如何に残さずに耕し終えるかが課題です。道を通る人も、そこを見ていますから。頭を使うので良いかも知れませんね。少ししか使いませんけど、、、。
左下のほうには、先日ニンニクやらタマネギなどを、左の方にはすでに育ちかげんのほうれん草などがあります。で、また右の方にはホームタマネギだとラッキョウなどが。どうも臭いものが多いような。禅寺ではないので、「不許葷酒入山門」どころか「大許葷酒入山門 葷酒山門に入るを大いに許す」です。
向こうの四角豆の麓あたりに、ほうれん草の後口を蒔きました。大半はまだ何も蒔く予定はありません。四角豆はもうほったらかしです。
右の方は白菜と大根の一部です。これが出来たらたいへんです。食べきれないでしょうね。
家の裏の方は、草の丈が高くなっているところがあったり、陰で蚊などがいますから、あまり行きたくありません。でも、雨が何度かあったので、ひょっとしたらと思って行ってみたら、出ていました。一部はお化けシイタケになっていました。お化けは煮物に、小ぶりのは焼いて。おいしいんだなぁ、これが。
これは、一昨年の冬に裏山の大伐採をやったときに出た原木に菌を植え付けたものです。あの、凍てつく寒さに立ち向かい、顔におがくずをかぶり、手をバリバリに荒らし、持ち損なった原木を足の甲にゴチンと落っことし、ギャーっと飛び上がったりして作ったホダ木に、キノコが生えている見つけた時には最高に楽しいです。
今までのとは種類がちがうのか、他のホダ木からは全然でていませんでした。食べる方にとっては、一斉に出ない方がいいです。一方で出て、しばらく経ってから別な方が出る。そしてまたしばらくしてから、また別なのが出る。という、要するにモグラたたきのような出方が理想的です。
朝が早いとき、夜が遅いときは、少し暖房が欲しくなります。怠けてストーブに石油を入れていないものですから、ちょっと辛いなぁ。石油入れようかな。手が石油臭くなるから嫌だなぁ。
と、思い始めるのがぐうたらの始まりなんです。そう思ったら、敢然とそれに立ち向かう気持ちを起こさないとね。それで、さっそく二つ三つ石油をいれましたよ。朝のうちに。いったいいくつストーブがあるのでしょうか。