キュウリは遠い

2007年10月20日 | Weblog


 近ごろは、手帳々々と騒がなくなりました。竹村健一などは傲慢そうな顔をさらしながら「私なんかこれだけでやってますよ。」なんてCMでやっていました。「平気で嘘をつく人」なんて本がありましたっけ。

 あの頃は、システム手帳なんて言って、手帳と言うのにはちょっと無理な感じのやたら大きな手帳が売れていました。流行というのは、不思議なものでたいていの人は面倒くさくてもある程度使ったのではないでしょうか。あれをマスターした人は偉い。


    

 私は手帳をよく使っていました。ただし、システム手帳などは大きくてポケットに入らないし、どうせ使いこなせないのを知っていますから一度も買ったことがありません。それより、夏になるとパタッと使わなくなりました。理由はポケットの数が減るからです。濁る方は無縁ですね。手錠なんてね。

 今も使いますが、畑仕事が多いので使いこなしていません。ほとんど机の上に埃をかぶって眠っています。猫のように、毎日ねてばかりいます。名前をつけてみるなら 猫手帳 です。そのようにしたのは誰なんだ。ハイ。私です。

              

 頭の中に手帳があるから良いんです。ときどきページが乱れますが。


   

 こっちも乱れています。豆の手のない、つるありいんげんです。発芽状態が悪くて、数本しか出ませんでした。それもかなり遅くなって出たんです。それなものですから、とうとうほったらかしにされて、畑の中で数本がぽつねんと置かれたままで、勝手につるが這い出しています。ですが、これが今頃生るんですよ。

 おまけに真夏ではないので、つるも長く延びないんです。このごろは、つるのあるものの地這い栽培という、ずるい方法を見つけてしまったようか感じがします。これで良いのでしょうか。つるつると食べるはうどんおいしいな。つるつると光るはおやじの、、、、。


   

 とまあ自分をごまかして、同じつるのあるものでも、こちらはハウスのキュウリ。お盆の頃に、親類の人からもらいました。ハウスに入れてあるのは、霜が降りる頃まで食べられるので、ハウスが良いと言われたからです。

   

 トマトを取っ払ったあとに、こんなふうに作っています。うどんこ病にかかっていますが、大丈夫のようです。ハウスの中なのでトマトと違って水やりが必要です。遠いですね。36kmありますからね。

   

 確かに、元気で花が次々と咲いています。でも、夏とちがって何気なく寂しく咲いているような気がしてなりません。何事もなくキュウリになってくれるのかなぁ、と思ってしまいます。


    


    

 9里は36km。フルマラソンの距離に迫りますね。

  わかよたれそつねならむ もよろしくお願いします。