木枯らしの手下

2007年10月09日 | Weblog


 先日、夜更けてあることに気が付つました。少し風が出てきたときです。この手の風は夏の暑いときには絶対に吹かない風だな、と思いました。その手の風の親分はは木枯らしです。今頃吹く風は一番下っ端の手下の風です。

 夏の夜は絶対に風が吹かないかと言うと、そんなことはありません。でも、あの独特の一種のゴーッという音と共に、昔の家なら雨戸をガタガタとさせるあの風。あれは夏の夜に吹く風とは絶対にちがいます。

 まだちっちゃかった頃は、この風が吹く夜はとても怖く感じました。この風に乗って何か恐ろしい物がやって来て、さらわれてしまうのではないかというような気がしました。布団の中で小さくなっていたことを思い出します。

 何十年も生きてきて、そんなことに初めて気がつきました。鈍感ですね。でも、「遅くてもやらないよりはよい」という言葉がありますが、この場合「遅くとも気づかないよりは良い」と言えると思って少しは安らぎの気持ちが出てきました。

 しかし「気がつくのが遅かった。」なんてのもあります。この場合は遅くても支障はないですね。

    

 ごぼうです。掘るのがおっくうで、そのままにしてあります。なので、キンピラは食べられません。ゴボウの入らないキンピラは ごぼう抜き といいます。← 私の造語。

   

 こんなに大きくなってしまった四角豆はおいしくないでしょうか。

   

 ナスはまだ生っています。夏のような元気は、もうなすです。

 今朝は暗い朝です。もう降り出しました。昨日は那須に行く途中で、不幸なことに何台ものダンプにすれ違ってしまいました。雨模様だったので、小さな泥のしぶきを浴びてしまったので、車がトコトン汚れてしまいました。今から車を外にだして、雨に洗ってもらおうと思います。自然の力の利用です。でも、思うようにきれいにならないのが欠点です。横に着けるのはだめですね。横着。


   
           しぶがき

 今日は、家の中では私ひとりと猫一匹です。昼寝の上に昼寝を重ね、本の上にまた重なった本をよんで、音楽を聞こうと思っています。そんなにうまくいくかどうかはわかりませんけど。外では雑草がびっしりと実をつけて大豊作です。

    
           
 痩せ地に咲いたコスモスは、その名の通りですが、沃地に咲いたコスモスは、茎が倒れ滅茶苦茶になります。そういうコスモスは、むしろカオスと呼びたいです。

  コスモス(cosmos) 秩序
  カオス(chaosu)  無秩序、めちゃくちゃ