たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はドリーブ:バレエ組曲「シルヴィア」です。
レオ・ドリーブのバレエ音楽「シルヴィア」から何曲かを抜粋した「組曲」なんですが、どうやらこれは、自分の持っているCDで、選ばれていた曲を組曲としているだけのようです。
お話の内容は・・・、ギリシャ神話がモチーフになっているようです。羊飼いの青年アマンタが美しい妖精シルヴィアに恋してしまいます。しかし、妖精と人間の恋愛はタブーだったのです。そんな二人を愛の神エロスが近づけようとしますが、悪しき狩人のオリオンがシルヴィアを奪い自分の洞窟に連れ帰ります。
拉致されたシルヴィアはオリオンをお酒で酔いつぶし、そのスキにキューピットに助けられて洞窟から逃げ出します。
最後は愛の神エロスのとりなしにより、めでたくシルヴィアとアマンタは結婚するというお話のようです。
曲はとても明るく楽しいものばかりで、お話の内容のようにとてもファンタジックな内容になっていますから、初心者にもオススメできる曲だと思います。
前奏曲「狩の女神」:明るいトランペットのファンファーレにティンパニ(大太鼓)が
堂々と勢いをつけて飾っています。
静かになると、ゆるやかなホルンが遠くの山に鳴り響くようにこだまします。
弦楽器がヒソヒソ話をするように盛上げていくと、今度はホルンも勢い良く爽快な
ファンファーレを聴かせてくれます。弦楽器もそれをはやしたてるように、曲を
盛上げていきます。
中盤ではやや落ち着いた表情も見せますが、最後もやはりホルン・トランペットが
賑やかに鳴らして派手に終わります。
間奏曲とゆるやかなワルツ:弦楽器が周りを気にしながらひっそりと始ると、
やがてその後を追うようにオーボエ・フルートが続きます。
前奏(イントロ)が終わると、つつましやかな弦楽器のワルツが始ります。
バレエ音楽らしく、トゥシューズを履いたバレリーナがゆっくりと踊っている
イメージが浮かんできます。おしとやかなワルツが楽しめます。
ピチカート:オーボエと弦楽器の短い前奏が終わると、可愛らしいピチカート
のリズムが聴こえてきます。ポルカ風の曲でしょうか?木の実がはじけるような
可愛らしいピチカートのリズムにやがてフルートが加わると少し優雅に聴こえてきます。
バッカスの行列:勇ましいトランペットのファンファーレがトロンボーンや弦楽器を
従えて堂々と入場してくるような、勇ましい行進が始ります。
入場が終わると今度は謁見でしょうか?王の間に通されたような弦楽器の涼しげな
表情の曲調が続きます。
次にフルート、トライアングルが忙しそうにあちこちを行き来するように流れる
のは側近たちが慌てふためいているのでしょうか?
再びトランペットのファンファーレが始ると今度はエンディングへ向かって盛上がって
行きます。
戦争でも起こりそうな怪しげな曲調に変わると、少し焦りの表情に見えますが、
トランペットにトロンボーンが加わると鬼に金棒で勇ましい城兵たちがまるで
勝ち名乗りを上げるように堂々と終わります。
久々にこの曲聴きましたが、懐かしく明るいメロディがとても新鮮に聴こえました。というのも、実はこの最後の「バッカスの行列」は学生時代にブラスバンドでやった曲だったんですよね。なんとなく思い出しながら聴いてましたが、以前聴いた曲でも改めて聴くといろいろ思い出して聴けるからいいですよね。
この4曲なら全部でも15分程度ですから、よかったら聴いてみてください。
≪オススメCD≫
このCDでは紹介した4曲で「組曲」になってます。
≪バレエ音楽「シルヴィア」全曲版ならこっち≫
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_thank.gif)
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:☆☆★★★
哀:★★★★★
楽:☆☆☆☆☆
≪おすすめシチュエーション≫
明るく楽しく元気良くなれます。
![](http://blog.with2.net/img/banner_04.gif)
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今日はドリーブ:バレエ組曲「シルヴィア」です。
レオ・ドリーブのバレエ音楽「シルヴィア」から何曲かを抜粋した「組曲」なんですが、どうやらこれは、自分の持っているCDで、選ばれていた曲を組曲としているだけのようです。
お話の内容は・・・、ギリシャ神話がモチーフになっているようです。羊飼いの青年アマンタが美しい妖精シルヴィアに恋してしまいます。しかし、妖精と人間の恋愛はタブーだったのです。そんな二人を愛の神エロスが近づけようとしますが、悪しき狩人のオリオンがシルヴィアを奪い自分の洞窟に連れ帰ります。
拉致されたシルヴィアはオリオンをお酒で酔いつぶし、そのスキにキューピットに助けられて洞窟から逃げ出します。
最後は愛の神エロスのとりなしにより、めでたくシルヴィアとアマンタは結婚するというお話のようです。
曲はとても明るく楽しいものばかりで、お話の内容のようにとてもファンタジックな内容になっていますから、初心者にもオススメできる曲だと思います。
前奏曲「狩の女神」:明るいトランペットのファンファーレにティンパニ(大太鼓)が
堂々と勢いをつけて飾っています。
静かになると、ゆるやかなホルンが遠くの山に鳴り響くようにこだまします。
弦楽器がヒソヒソ話をするように盛上げていくと、今度はホルンも勢い良く爽快な
ファンファーレを聴かせてくれます。弦楽器もそれをはやしたてるように、曲を
盛上げていきます。
中盤ではやや落ち着いた表情も見せますが、最後もやはりホルン・トランペットが
賑やかに鳴らして派手に終わります。
間奏曲とゆるやかなワルツ:弦楽器が周りを気にしながらひっそりと始ると、
やがてその後を追うようにオーボエ・フルートが続きます。
前奏(イントロ)が終わると、つつましやかな弦楽器のワルツが始ります。
バレエ音楽らしく、トゥシューズを履いたバレリーナがゆっくりと踊っている
イメージが浮かんできます。おしとやかなワルツが楽しめます。
ピチカート:オーボエと弦楽器の短い前奏が終わると、可愛らしいピチカート
のリズムが聴こえてきます。ポルカ風の曲でしょうか?木の実がはじけるような
可愛らしいピチカートのリズムにやがてフルートが加わると少し優雅に聴こえてきます。
バッカスの行列:勇ましいトランペットのファンファーレがトロンボーンや弦楽器を
従えて堂々と入場してくるような、勇ましい行進が始ります。
入場が終わると今度は謁見でしょうか?王の間に通されたような弦楽器の涼しげな
表情の曲調が続きます。
次にフルート、トライアングルが忙しそうにあちこちを行き来するように流れる
のは側近たちが慌てふためいているのでしょうか?
再びトランペットのファンファーレが始ると今度はエンディングへ向かって盛上がって
行きます。
戦争でも起こりそうな怪しげな曲調に変わると、少し焦りの表情に見えますが、
トランペットにトロンボーンが加わると鬼に金棒で勇ましい城兵たちがまるで
勝ち名乗りを上げるように堂々と終わります。
久々にこの曲聴きましたが、懐かしく明るいメロディがとても新鮮に聴こえました。というのも、実はこの最後の「バッカスの行列」は学生時代にブラスバンドでやった曲だったんですよね。なんとなく思い出しながら聴いてましたが、以前聴いた曲でも改めて聴くといろいろ思い出して聴けるからいいですよね。
この4曲なら全部でも15分程度ですから、よかったら聴いてみてください。
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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:☆☆★★★
哀:★★★★★
楽:☆☆☆☆☆
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明るく楽しく元気良くなれます。
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フィギュア・スケート、エミリー・ヒューズ選手(アメリカ)が第1幕の「狩りの女神(ファンファーレ)」をFPで使ってました。
たいてい同じドリーブの「コッペリア」との組み合わせになってます。ハイライトなので共にレコード会社や演奏者によって選曲や組み合わせが違っています。優雅なメロディーなので全曲版で楽しみたいですね。
あと、ブックマークに入れてくれてありがとうございます。私ははっきり言ってそれほど秀才ではないのでけいさんを始め、音楽情報を詳しく書かれたブログをリンクさせ、交流を深めることにしました。幅が広くなりますね。
今回はチェックしてなかったので、記事では触れてませんでしたが、流麗な音楽に乗せてスケートすべると気持ちいいんでしょうね、きっと。
ブックマークは、eyes_1975さんにはいつもお世話になっているので、もっと早くからつければよかったんですけど、そこまで気が回らなかったので今頃ですが、つけてみました。