初心者のクラシック

有名な曲からおすすめの曲まで、できるだけ初心者にも分かり易く紹介します。

「シュテファン王」序曲

2006年11月25日 | ベートーヴェン
たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?

今日はベートーヴェン:「シュテファン王」序曲です。

この曲は劇音楽として作曲されていたようで、この序曲の他にも9つの曲があるようですが、現在はおそらく、この序曲だけで演奏される事がほとんどのようです。
クラシックの中でもたぶんマイナーなこの曲ですが、何故かこの序曲は聴いたことがあり、ワクワクするような楽しいこの序曲は結構好きな曲です。

そして、このブログで序曲を紹介するときは、そのストーリーをあらすじで紹介しているんですが・・・、今回は調べきれなかった!
まあ、音楽を聴く分には支障はないし・・・なんて逃げたりして、(スミマセン)

それはさておき、序曲なので演奏時間も5分程度と短めですし明るく元気な曲調は聴きやすいのがいいですね。


 第一声のトランペットそして、それに呼応するような低音弦楽器の響きに続いて
 ピチカートのリズムにフルートがさわやかなフレーズを乗せていきます。
 ゆっくりとした前奏(イントロ)が終わると、弦楽器とフルートが、はじけるような
 元気いっぱいの賑やかなメロディを歌い始めます。
 チェロなどの低音のリズムも楽しそうに踊りその上をヴァイオリン等が楽しそうに
 歌い始めると、ホルン、フルートもその勢いに誘われてふんわりと舞い上がるように
 聴こえてきます。
 大はしゃぎになった曲を「パーン!」と一声トランペットが一旦仕切りなおしますが、
 再び盛上がると今度はもう誰にも止められません。途中にはフルート一時が少し
 ささやくように静かに聴かせてみたり、クラリネット、ホルンが少し小首をかしげる
 ようなフレーズはありますが、最後までその勢いを失わず一気に駆け抜けていきます。

明るく楽しいドキドキワクワクの曲ですね。久しぶりに聴いてみたんですが、心も弾む陽気なリズムになんだか意味も無く楽しくなってしまいます。CDではベートーヴェンの序曲集とかに入っている事が多いようですが、交響曲とセットになっている事もあるので、交響曲とかの「ついで」で聴いてみるのもいいかもしれないですね。


≪オススメCD≫
交響曲と一緒に入ってます。
ベートーヴェン:交響曲第3番
クリーヴランド管弦楽団, ベートーヴェン, セル(ジョージ)
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チューリヒ・トーンハレ管弦楽団 ジンマン(デイヴィッド), ジンマン(デイヴィッド), チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団, ベートーヴェン
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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆☆
怒:☆★★★★
哀:★★★★★
楽:☆☆☆☆★

≪おすすめシチュエーション≫
明るく陽気なリズムはスキップしながら聴けますね。


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2 コメント

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エキゾチック (eyes_1975)
2006-11-25 21:04:13
コッチェブー作でタイトルはハンガリー国王の名前なのか、ハンガリーの舞踊音楽が織り込まれているのね。私自身結構「序曲」に興味があるので改めてこの曲を聴いてみました。リズミカルな曲です。
また、モーツァルトの同名曲もある「トルコ行進曲」は「アテネの廃墟」の劇音楽だった。これもコッチェブー作です。
ベートーヴェンはインターナショナルなのね。
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リズミカル (けい)
2006-11-25 22:50:16
ハンガリー、そう言われるとそんな気もします。
みんなでお祭り騒ぎをしているような楽しそうな音楽がいいですよね。こころも踊る愉快な曲ですね。
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