たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はデュカス:交響詩「魔法使いの弟子」です。
この曲はゲーテの詩を元に作曲された作品ですね。詩と言っても「魔法使いの弟子」ですから、面白いお話になっていてストーリーとしては、魔法使いが出かけた後に弟子が留守番をすることになるのですが、未熟な弟子は魔法を使ってほうきに水汲みをさせて、いい気になっていますが、魔法の解き方を知らずに水瓶がいっぱいになってもほうきの水汲みを止めさせる事ができず、部屋が水浸しになってしまいます。
帰ってきた魔法使いに呪文を解いてもらってようやくほうきが元に戻る。という内容ですね。
コミカルなほうきや解けない魔法に焦る弟子の様子が目に浮かぶようなとても愛嬌のある曲です。ディズニーのアニメを見ているような陽気でひょうきんな音楽は独特の雰囲気を味わえます。
演奏時間も10分程度ですから、魔法使いが出かけている間に「ちょっとお留守番」ぐらいの時間ですね。
弦楽器がスルスルーと始まりクラリネット、フルートがその後に続きますが、
魔法使いが出かけて行った後に弟子が一息ついて「やれやれ」とホッとしたような
音楽ですね。
そして、ミュート(消音機)トランペットが何度か「ビビーン」鳴っているのは
ほうきに魔法をかけているんでしょうか?
魔法にかかったほうきが、ヒョコヒョコと歩き出しているようなファゴットのリズム
はとてもコミカルな響きですね。最初のうちはおとなしく言いつけられた通りに
ほうきがおとなしく水汲みをしているようですが・・・、
ファゴットのリズムにホルンが加わり、トランペットが加わりと、ほうきの足取りは
だんだん勢い付いてきて・・・、もうそろそろ水瓶がいっぱいになって・・・、
魔法の解き方を知らなかったんでしょうね。ほうきの勢いは止まらずに、弦楽器が
勢いよく動き出すところは弟子が焦り始めた様子がとてもよく伝わってきます。
アニメだと弟子の顔に汗が次から次に流れ出してきちゃうんでしょうね。
終盤になると、曲はだんだん深刻になってきてシンバルなんかが鳴り始めると、
もう「弟子のいたずら」じゃ済まないような一大事になってきているような気がします。
「止まらないほうきに、水浸しの部屋」もうパニック状態のでしが、あたふたして
いる様子がよく伝わってきます。
帰ってきた魔法使いにようやく、魔法を説いてもらうと曲は静かになりますが、
最期の悲しいヴィオラの響きは、魔法使いに怒られてショボンとしたような弟子みたい
に聴こえますが、最期は「チャンチャン!」で終わります。
ディズニーアニメのひとコマを切り取ったようなこの音楽は、とてもコミカルでこの音楽のまんまでアニメーションが作れそうな曲ですね。慌てる弟子の様子をいろいろ創造しながら聴くと楽しいと想います。
最初にこの曲を聴いたときにはストーリーを知らなかったので、なんとも「すっとんきょうな変な曲」というイメージでしたが、話の内容を知るとうまく表現してある曲に思わず納得してしまいました。
≪オススメCD≫
このCDに入ってます。
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:☆☆★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★ →焦☆☆☆☆☆
≪おすすめシチュエーション≫
弟子のあわてた様子が伝わってきます。「魔法のご利用は計画的に」みたいな・・・。
「くつろぐ」ブログランキング⇔こちらもよろしく
今日はデュカス:交響詩「魔法使いの弟子」です。
この曲はゲーテの詩を元に作曲された作品ですね。詩と言っても「魔法使いの弟子」ですから、面白いお話になっていてストーリーとしては、魔法使いが出かけた後に弟子が留守番をすることになるのですが、未熟な弟子は魔法を使ってほうきに水汲みをさせて、いい気になっていますが、魔法の解き方を知らずに水瓶がいっぱいになってもほうきの水汲みを止めさせる事ができず、部屋が水浸しになってしまいます。
帰ってきた魔法使いに呪文を解いてもらってようやくほうきが元に戻る。という内容ですね。
コミカルなほうきや解けない魔法に焦る弟子の様子が目に浮かぶようなとても愛嬌のある曲です。ディズニーのアニメを見ているような陽気でひょうきんな音楽は独特の雰囲気を味わえます。
演奏時間も10分程度ですから、魔法使いが出かけている間に「ちょっとお留守番」ぐらいの時間ですね。
弦楽器がスルスルーと始まりクラリネット、フルートがその後に続きますが、
魔法使いが出かけて行った後に弟子が一息ついて「やれやれ」とホッとしたような
音楽ですね。
そして、ミュート(消音機)トランペットが何度か「ビビーン」鳴っているのは
ほうきに魔法をかけているんでしょうか?
魔法にかかったほうきが、ヒョコヒョコと歩き出しているようなファゴットのリズム
はとてもコミカルな響きですね。最初のうちはおとなしく言いつけられた通りに
ほうきがおとなしく水汲みをしているようですが・・・、
ファゴットのリズムにホルンが加わり、トランペットが加わりと、ほうきの足取りは
だんだん勢い付いてきて・・・、もうそろそろ水瓶がいっぱいになって・・・、
魔法の解き方を知らなかったんでしょうね。ほうきの勢いは止まらずに、弦楽器が
勢いよく動き出すところは弟子が焦り始めた様子がとてもよく伝わってきます。
アニメだと弟子の顔に汗が次から次に流れ出してきちゃうんでしょうね。
終盤になると、曲はだんだん深刻になってきてシンバルなんかが鳴り始めると、
もう「弟子のいたずら」じゃ済まないような一大事になってきているような気がします。
「止まらないほうきに、水浸しの部屋」もうパニック状態のでしが、あたふたして
いる様子がよく伝わってきます。
帰ってきた魔法使いにようやく、魔法を説いてもらうと曲は静かになりますが、
最期の悲しいヴィオラの響きは、魔法使いに怒られてショボンとしたような弟子みたい
に聴こえますが、最期は「チャンチャン!」で終わります。
ディズニーアニメのひとコマを切り取ったようなこの音楽は、とてもコミカルでこの音楽のまんまでアニメーションが作れそうな曲ですね。慌てる弟子の様子をいろいろ創造しながら聴くと楽しいと想います。
最初にこの曲を聴いたときにはストーリーを知らなかったので、なんとも「すっとんきょうな変な曲」というイメージでしたが、話の内容を知るとうまく表現してある曲に思わず納得してしまいました。
≪オススメCD≫
このCDに入ってます。
天国と地獄~アンセルメ/フランス音楽コンサートアンセルメ(エルネスト), シャブリエ, スイス・ロマンド管弦楽団, オッフェンバック, フランク, デュカス, エロルドユニバーサルクラシックこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:☆☆★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★ →焦☆☆☆☆☆
≪おすすめシチュエーション≫
弟子のあわてた様子が伝わってきます。「魔法のご利用は計画的に」みたいな・・・。
「くつろぐ」ブログランキング⇔こちらもよろしく
これも好きな曲の一つです。
最後のヴィオラはホントにそんな感じですね。ショボンと・・・。
光景が思い浮かびます(笑
コミカルでユニークな曲はとても楽しいです。
この曲ユニークで楽しいよね。ディズニー映画「ファンタジア」の代名詞といっていいくらいです。大人が見ても楽しい。何しろ、クラシック音楽の宝庫だからね。
それぞれURLを入れておきます。
「ファンタジア」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000FEI530
「ファンタジア 2000」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00018GYMY
ディズニーと有名曲とのコラボレーションなのでクラシック通へのアプローチとも言いたいくらいです。
頭の中ではちゃんと「eyes_1975さん」と思ってたんですよ!でも指が勘違いしてて・・・、全然気付かなかった!!イカン!何を言っても言い訳になってしまう。
とにかく、いつもたくさんコメントを頂いているお二人に、こんな不快な思いをさせてしまうとは、全くもって立つ瀬がありません。
しかしながら、eyes_1975さんの「気にしないで下さいね」との寛大なお言葉には救われる思いです。
この通り大変申し訳ありませんでした。本当にごめんなさい。
お二人ともこれに懲りずに又いつでもコメント下さいね。
ディズニー映画「ファンタジア」で実際に使われているとは知りませんでした。
どうりで、しっくりくるハズですね。多分自分でも知らないうちにどこかでディズニーの作品を見たり聴いたりしたのを忘れていて、知らず知らずのうちに音楽のイメージだけが残っているのを思い出していたのかもしれません。「ファンタジア」は全然意識せずに記事を書いてました。
eyes_1975さん、いつもいろいろ助けて頂いてありがとうございます。
けいさまお気になさらずに。
めでたしめでたし。
そして、本当に申し訳ない。やっぱり気にされてたんですね。ああ、知らぬはわが身ばかりなり。全くもってお恥ずかしい(汗)。
それにしても、心温かい読者の皆さんに支えられているこのブログ、改めて身の引き締まる思いです。
ふがいない自分ですが、今後とも宜しくお願いします。