メタボ猿

　日曜日は朝の5時半まで仕事をした。お酒を飲み過ぎて二日酔いになったのでジムを休んだ。
　ジムを休むと暇を持て余し、近くの大浜公園へ行った。自転車で4分位のところだが6、7年ぶりだ。
　この公園は明治12年に開園した堺市営で最も古い公園で、昔は東洋一の水族館や大浜少女歌劇の大浜潮湯(ヘルスセンター)、公会堂、海水浴場、料理旅館や土産物屋などがあり、当時はレジャー地として賑わっていた。
　現在は公園内に明治天皇も登山した日本一低い一等三角点のある蘇鉄山、学生相撲が開催される相撲場や野球場、体育館、プール、テニスコート、グラウンド、猿の檻がある。
　この前まであった猿ケ島は開放的でよかったが、来園者が警告看板を無視してエサを与え猿がメタボになったので新しく檻を作って移した。
　新居は以前の2.5倍のスペースを確保し、プールや遊具がありスポーツ・ジム仕様になっている。
　檻の中には42匹のサル、猿、申、フット・サル(これは関係なし)…「猿の健康の為には檻に入れザルを得ない」のか。
　
　一句：檻のサル　運動足りて　メタボさる(去る)