最近の新聞で「○○書店倒産」の記事を目にした。この書店は堺市や大阪市南部の商業施設などに12店舗を出店していた。
私も贔屓(ひいき)にしていた本屋さんで、24年間の営業後8年前に撤退した近所の大型スーパー内にあったのでよく行った。その店は古本も併売していたので掘り出し物を探すのが楽しみだった。
スーパー撤退後は、少し足を延ばした所にある百貨店や、車で13分ほどのショッピングモールにも出店していたので買い物ついでに立ち寄り通算32年もお世話になった。
いや、買い物ついでと言うよりは本屋さんにいる時間の方が長いので、買い物は本屋さんのついでだった。
倒産の記事を見てからの4日後に百貨店へ行ったが、書店のシャッターが閉まっていて破産管財人の告示の紙が貼られていた。
それを読む人がチラホラといて肩を落として立ち去って行ったが、色々な本が並べられ明るくオープンだった書店がピシャッと閉じられて無情な貼り紙に、温もりが消えて寂しく感じた。
その幾日か後の新聞に『閉店の名物書店に常連客のメッセージ』の見出しで、同書店のシャッターに感謝や惜別など様々な思いを込めたメモが貼られている記事を目にした。いかに多くの人々に愛されていたことか。
最近のネット書籍販売の台頭やスマホ利用読書の増加、若年層の活字離れで店舗の集客力が落ちたのだろう。確かに電車に乗っても本を読む人よりスマホを見ている人の方が多くなった。
そんな風潮ではあるが、昔気質(かたぎ)の私は時流に逆らい、出来るだけ本や新聞を読んで活字と付き合いたいと思っている。
私も贔屓(ひいき)にしていた本屋さんで、24年間の営業後8年前に撤退した近所の大型スーパー内にあったのでよく行った。その店は古本も併売していたので掘り出し物を探すのが楽しみだった。
スーパー撤退後は、少し足を延ばした所にある百貨店や、車で13分ほどのショッピングモールにも出店していたので買い物ついでに立ち寄り通算32年もお世話になった。
いや、買い物ついでと言うよりは本屋さんにいる時間の方が長いので、買い物は本屋さんのついでだった。
倒産の記事を見てからの4日後に百貨店へ行ったが、書店のシャッターが閉まっていて破産管財人の告示の紙が貼られていた。
それを読む人がチラホラといて肩を落として立ち去って行ったが、色々な本が並べられ明るくオープンだった書店がピシャッと閉じられて無情な貼り紙に、温もりが消えて寂しく感じた。
その幾日か後の新聞に『閉店の名物書店に常連客のメッセージ』の見出しで、同書店のシャッターに感謝や惜別など様々な思いを込めたメモが貼られている記事を目にした。いかに多くの人々に愛されていたことか。
最近のネット書籍販売の台頭やスマホ利用読書の増加、若年層の活字離れで店舗の集客力が落ちたのだろう。確かに電車に乗っても本を読む人よりスマホを見ている人の方が多くなった。
そんな風潮ではあるが、昔気質(かたぎ)の私は時流に逆らい、出来るだけ本や新聞を読んで活字と付き合いたいと思っている。
謎かけ:本屋さんの閉店とかけて、父親と解く。どちらも(倒産・父さん)です