ボクシング界の新星・井上尚弥はアマチュア時代には史上初の高校7冠を制し、プロ3戦目ではノンタイトル戦ながら21年ぶりの異例となるゴールデンタイムで生中継されるほど期待されていた。
その彼が6日の夜、WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦で王者アドリアン・エルナンデス(メキシコ)に6回2分54秒にTKO勝ちして、井岡一翔の持つ7戦を抜き、プロ6戦目の日本最速世界王者奪取記録を作った。
プロ2戦目にしてあまりの強さに世界ランカー3人に逃げられ、うち1人は試合が決まりかけるもYouTubeで井上を確認して、試合をキャンセルしたというほどの実力の持ち主で、4戦目で国内最短タイ記録となる日本王座、5戦目で国内男子最短タイ記録となる東洋太平洋ライトフライ級王座を獲得した。
井上尚弥がこれからも専属トレーナーであり父親との二人三脚で、連続防衛記録と3階級制覇をして最強の王者を目指して欲しい。
一句:井上君 果敢に攻めて 新王者
謎かけ:新チャンピオン・井上尚弥誕生とかけて、督促をした日時を書き記すと解く。どちらも(最速・催促)の記録である。