カウンター内に貼ってある私が考案したメニューを初めて見るお客さんは「これ何?」と質問する。今日も半年ぶりのお客さんが来て質問をした。
お客「これ何?」
私 「ドリンクのメニューや」
お客「どない読むのん?」
私 「首を左に傾けて左から読むねん」
お客「うーん、分からんわ」
私 「カタカナを横に倒して斜めにして書いてるねん。分からんか?」
お客「ややこしいなあ、どない見ても分らんわ」
私 「やっぱり分からんか?それでやねん、メニュー読まれへんから全然注文が無いねん」
お客「なんや、メニューの意味無いやん」
私 「そうや、俺と一緒や」
お客「どういう意味?」
私 「形はあるけど役立たず」
お客「アハハ、ホンマやなあ。ママが可哀想や」
一句:読めぬメニュー 作った私は 場が読めぬ
謎かけ:読めぬメニューとかけて、日照不足の青いトマトと解く。どちらもなかなか(売れ・熟れ)ません