2月12日(日)に投開票のあった宜野湾市長選で、元市長の伊波さんが、自民・公明の推薦する佐喜真氏に900票差で負けてしまった。27年続いた革新市政が終わった。本当に信じられない。
佐喜真氏も、普天間基地の県外移設を打ち出したため、知事選の時と同じように、争点が基地から経済問題にすり替えられてしまったのか。地域のビラ入れをしていても空家の店などが多いことに驚いたが、伊波陣営は、活性化を期待する市民の声を十分にくみ取れなかったのかもしれない。また、選挙戦に入って、米軍再編計画の見直し合意が発表されたが、その影響もあったのだろう。それに、何よりも、伊波さんなら大丈夫という、気の緩みもあったのかもしれない(正直、私自身が、接戦だということは分かっていたが、まさか、伊波さんが負けるとは思っていなかった。)。
ただ、許せないのは、やはり民主党だ。「もうひとつ軽視できないのが、自主投票を決めた民主党県連の動きだったのではないか。2人の国会議員は伊波氏を支持したが、県連の下部の大勢、特に県連支持の労組票のかなりが佐喜真陣営の支持に回ったという。」というような指摘もされている(琉球新報 12.2.13 波平琉大教授「識者評論」)。
それにしても、衝撃の敗北だ。佐喜真氏は、県議会の中で、唯一、日本会議に属する最右派の議員だったという。石垣市での「つくる会」教科書の強引な導入も、革新市政の崩壊をきっかけとしている。基地問題だけではなく、宜野湾市の教育問題をはじめとした今後の動きを、注意深く監視していかなければならない。