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チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

那覇・ジュンク堂で、渡瀬夏彦さん・岸本洋平さんのトークイベント --- 渡瀬夏彦さんの『沖縄が日本を倒す日』のご一読を!

2022年02月20日 | 沖縄日記・辺野古

  昨日(2月19日・土)は、那覇のジュンク堂で開かれた『沖縄が日本を倒す日 』を出版された渡瀬夏彦さんのトークイベントに参加。先月、名護市長選を闘われたばかりの岸本洋平さんもゲスト出演され、会場には多くの人たちが集まった。

 洋平さんが来られているので、トークイベントではやはり名護市長選の話が中心となった。渡瀬さんも洋平さんも、口をそろえたのは、辺野古新基地建設事業には否定的な意見を持っていながら、対立候補に1票を投じた人たちとの会話の場をこれからどう作っていくのかということだった。洋平さんも落ち込んだ様子はなく、元気だったので安心した。次回に向け、地道な活動を続けてくれるだろう。私たちも全力で支援したい。

 私と渡瀬さんは、この本にも書かれているが、同じ頃に沖縄に移住してきた。渡瀬さんが特に強調されているのは、「ヤマトンチュとしての立場」。そのため私は、高江でも辺野古でも、運動論を語るのではなく、土木技術者としての知識・経験から、工事の技術的な問題について検討し、それを皆に伝えることに徹してきた。

 渡瀬さんも同じ立場で、常にその点を強調されている。しかし今回の本では、デニー知事擁立に向けた奮闘ぶりなど、驚くような事実が明かにされている。それはもう、「ジャーナリスト」という枠を超えたものだが、常に現場を歩き続け、多くの人たちの信頼を得た彼だからこそ、できたものであろう。

 今回の本には、「『オール沖縄』再生の可能性はどこにあるのか」という帯がついている。選挙イヤーといわれる今年、特に秋の知事選に向けて、多くの示唆に富む本である。是非、ご一読をお勧めしたい。

  (渡瀬夏彦さん、岸本洋平さんのトークイベント)

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