チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

本部町島ぐるみ会議の高垣さんが急逝! 辺野古の工事強行がなかったら、彼はこんなに早く死ぬことはなかった! 深い悲しみと怒りを抑えきれない。/// <追記>彼がカウントしたダンプ台数等のグラフを掲載

2020年12月02日 | 辺野古/ 本部塩川港・安和桟橋

 昨夜、本部町島ぐるみ会議の高垣さんが急逝されたとの知らせが入った。あまりのことに呆然とし、ただただ涙が止まらない。

 今日(12月2日)は、朝、辺野古のゲート前に行った後、本部町の高垣さんの自宅にお伺いし、彼にお線香をあげることができた。

 高垣さんは、連日、辺野古への土砂海上搬送が続いている本部塩川港で監視行動をされていた。彼には心臓の持病もあり、皆、体調を心配していたのだが、毎日、早朝からの監視行動を休まれることはなかった。疲れも溜まっていたのだろう。さらに、本部塩川港は吹き曝しの荒涼としたところなので、ここ数日の寒さも身体にこたえたに違いない。

 おつれあいの Yさんから話を聞くことができた。

 高垣さんは、昨日も、午前中はいつものように本部塩川港で監視行動をされていた。ところが夕刻になって、突然、頭痛を訴えられたという。すぐに救急車で名護市の病院に搬送されたのだが、重度の脳幹出血でもう対処の仕様がなく、そのまま夜の9時前に帰らぬ人となってしまったのだ。

 本当にご苦労さまでした。ゆっくりとお休みください。

 辺野古新基地の工事が強行されなかったら、彼はこんなに早く死ぬことはなかった。深い悲しみとともに、怒りが抑えきれない。

(高垣さんの自宅に飾られている写真を、おつれあいの了解を得て掲載します。本当に仲の良いお二人でした。

 

<今後の予定>

12月3日(木)瀬底のご自宅に安置されています。

12月4日(金)午前9時半:ご自宅でお別れの儀式

       午前10時半:出棺

       午前11時 :本部葬祭場で友人葬

*本部葬祭場に直接お越しの方は、午前10時45分までにお越しください。

 

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 彼は、いつも本部塩川港での監視行動の様子をFBに報告してくれていた。下は、亡くなる前日(11月30日)の彼の報告。これが遺稿になってしまった。

雨が降り、寒い風が吹く月曜日となった。本部塩川港。
朝から10人程度での抗議行動。ダンプは思うようには走れないし、台船に積み込んだ後も出口で渋滞しなかなか土砂の積載に採石場へ帰れない。
結局、朝からの2隻の台船が出港できたのが11時30分を回った。これでは午前中に3隻目を始めることが出来ない。
午後からの台船として久しぶりに「駿河」が姿を見せた。こいつはダンプ200台以上の土砂を積み込む。
ところが、午後からの積み込みが急きょ中止になった。どうも、大浦湾側の海象が良くなく、塩川沖の運搬船に空きが無くなってきており、また、風、波も強くなってきたことによるようだ。
安和桟橋での積み込みも1隻で終わったようだ。
 
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 下は、高垣さんがカウントを続けた本部塩川港での土砂運搬船、ダンプトラックの集計。ちょうど彼から 11月30日までのデータが送られ、グラフができたところだった。
 

       

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