Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

思い出の三色弁当。

2015-05-15 23:56:46 | Weblog
昨夜、ハルトくんが急遽飲み会に出掛けてしまいました。
夕飯の支度がすっかり済んでからの連絡では、おかずが残りますねそうですね。
翌日に回せるものは回せばイイですが、量が微妙(家族分はナイ)だったりすると、なるべく早く余ってる大人1人分を片付けてしまいたいというものです。
そこで、しゃーないなぁお弁当にして明日持って行くか… とお弁当箱に詰めてしまうことにしました。
本来なら朝作るべきなのでしょうが、どうせ食べるのは私だし、傷んでさえなきゃどうでもイイので、詰められるものは詰めてしまいますよ。
冷食のおかずや梅干しは明日の朝入れるか。

そんなわけで、中途半端とはいえお弁当を作っていたところに、ハルトくんが帰宅。
申し訳なさそうに私の作業を見て、お弁当を作っていることに気付くと、ほぅ、という顔。
そこで、自分で持って行く気満々ながら、軽い気持ちで「ハルトくん明日これ持ってく? 食べ損ねた三色丼だよ!」と言ってみると、瞬殺で却下されるかと思いきや、「それもイイかもね」と迷う素振りを見せました。
結局、私と違って職場で冷蔵庫や電子レンジが使える環境にナイし、自席での食事禁止、かといって食事ができるようなスペースもあまりナイ… というハルトくんは、持って行かなかったのですけどね。

で、今日私が美味しく食べたお弁当箱を夜洗っていると、ハルトくんがこのお弁当に絡んできました。

「美味しかった?」
「美味しかったよ。食べたかった? (ニヤニヤ)」
「ちょっと食べたかったかな。これってさ、初めてちやが作ってくれたお弁当だったよね」
「あ」

そういえば以前も同じようにおかずが残り、三色丼弁当を作ったんでした。
しかも普段は使わない、表面積の広いタッパーみたいなスヌーピーのお弁当箱でさ。
前回は三色丼オンリーだったから、今回の方が幾らかおかずも入って、それなりにマシな感じに成長しているけれども!

「そういう思い出の弁当だったから、持って行ったらイイかなってちょっと思ったんだよね。まぁ業務的に昼休みが取れるかワカラナイし、誰かと外食になっちゃうかもしれないし、1人で食べるにしてもどこで食べるか… とかいろいろあるから、ちやに持ってって貰って良かったと思うけどさ」

ハルトくんがそんなことを覚えているとは思ってもみなくて、正直ビックリしたし、またしてもうっかりデレました。
うん、だから、初めての愛妻弁当なんてものがそんなに記憶に残るんだったら、もうちょっとちゃんとしたお弁当を作ってあげたら良かったんだよなって。