Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

半分。

2015-02-18 23:39:23 | Weblog
雪がチラつきました。
今年は積もるほどではナイにしても、雪が降る回数だけは多いような気がします。
寒い。

今日も今日とて、サキタはせっせと折り紙で手裏剣を折っています。
しかし、ご存知のように手裏剣は正方形の折り紙を2つに切るところから始まり、サキタはそれが苦手です。
というか、できない。と本人が思い込んでいる!!
(保育園では、先生が半分に切ってくださるそうです)

家には心優しい先生達はおりませんので、必然的に頼れる大人はママだけということになりますが(パパは帰りが遅いので話にならない)、時の時間唯一の大人であるママは大忙し。
そんなに何枚も何枚も折り紙を切ってる余裕なんてナイのよー!!
サキタも鋏でも使えば切れるのでしょうが、折り目を付けたところでその上をキレイに真っ直ぐ切ることなどできるわけもナイので、本人が納得いかずに泣きべそかきながら半ギレで持ってくるに決まっている。

なので、折り紙を半分に折って裏返して折って戻して折って折って折って折って半分に切るやり方を改めて教えました。
勿論最初にそんなことは教えているのですが、どうもうまくできないようでね。
再度やり方を教えて、1回やってみせ、サキタにもやらせてみたところ、なぜキレイに切れないのかがわかりました。

最初に折り目を付けたあと、裏返して、また改めて端を合わせて新たな折り目をつけてた。(゜□゜)

キレイに折れている方だとは思いますがそこは所詮6歳児、ひっくり返して端を合わせてまた折ったら、最初の折り目に重ならずに僅かなズレが生じます。
それを繰り返しているうちに、折れ線が重なって太い線になるのです。
線は太く、折り目は薄くなりもせずでは、そりゃ私だってズタズタに裂けるわよ…。

「端を合わせて1回折り目を付けたら、そのまま強く擦ってきっちり折り目を付けろ。裏返したら、また端を合わせるんじゃなくて、折り目だけをみて折り目を反対に折り返せ。そしたらまた強く擦ってきっちり折り目を付ける、その繰り返し!
 そうしたら折り目の部分が擦れて弱くなって薄くなっていくから、端だけ指で摘んで切り目を入れて、そこから左右にゆっくり裂いていくんだよ」
「紙は細い細い糸が絡まってできてるから、折って折ってってしてるうちにその絡まりが弱くなって、そこが切れるということだね」
「わかってんじゃねぇか!! (゜皿゜;」

理屈っぽいことを言って来るのは、勿論教えたからなのですが、理屈で説明しないと理解が及ばないサキタ。仕方ナシ。
納得したのかやっと言う通りに折り始め、無事に折り目が脆くなったところでキレイに切ることができました。
ほっ。
サキタも嬉しかったようで、超感謝されました。

「これで思う存分、手裏剣が折れるぞー!!」
「ほどほどに頼む… (-_-;」

隠して今日も手裏剣は量産されることになったのでした。
もう家の折り紙、全部手裏剣。