Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

双方の祖母の思い出。

2012-12-26 23:57:44 | Weblog
図書館で借りた本を読むのは、もっぱら通勤の電車の中。
今回読んでいたのは、梨本香歩「西の魔女が死んだ」でした。
読むのはあまり早い方ではナイし、読書に掛けられる時間は短いのですが、それでもするすると読めて2日で読了。(児童書だし)
何か劇的な事件が起こるわけではナイのですが、もわんとしたテンションの不思議な事件が起きますね。
そして、全体的にすごく女子っぽい。
(主人公が少女で、触れ合うのが祖母なのだから当然と言えば当然だが)

私自身、祖母とそれほど親しく接した覚えはあまりなく、共感に至るものではなかったのですが、こんな関係は羨ましいな… と亡き祖母を思い出してみたりしました。
父方の祖母は私が小学生の頃に亡くなり、私が抱いていた印象は周りに散々覆されるほどで、全く祖母のことを知らなかったのだなと呆然としたものです。
ほんわか優しい働き者というイメージだったのに、「お転婆とはこのばあさんのためにある言葉」と言われるほどの、とんだハッスルばあちゃんだったらしいよ!
長く携わった農作業で腰曲がってんのに竹馬で走りだすとか、ばあちゃんわけワカンナイ。
私も当時照れと遠慮で猫を被っていたけど、今だったらスゴイ仲良しになれたんじゃナイかって思う。
母方の祖母はサキタを妊娠する数ヶ月前に亡くなりましたが、ボケちゃって私のことなどわからなかったしね… 4人の孫のうち、真っ先に私のことを忘れたしね…。(T▽T) (ポジション的に不利だったので仕方ナイ)
でも、結婚式に来れなかったばあちゃんにハルトくんを紹介した時、身動き一つ満足にできないほど弱って私のこともうろ覚えだったのに、その時ばかりはしっかり私を思い出して身を乗り出して「イイ婿だ! イイ婿だ!」と喜んでくれたことは、一生忘れられナイ。

そんな風に、普段なかなか思い出すことのナイ祖母の思い出が引き出された本でした。
タイトルの通り、主人公のおばあさんは亡くなってしまうわけですが、そこにはステキな救いが残されていたのが、読後感爽やかな理由だったのではナイかと。

さて、次も児童書ですよ。
何かファンタジー的なものが読みたいな、と手に取ったのは「獣の奏者-闘蛇編-」。
他の出版社の物があればそちらを選ぶべきだったのかも、というくらい分厚いハードカバー…。
出勤の荷物としてはかなり適さナイ…。
NHKでアニメ化されている作品のようですな。
これはこれで、楽しみです。

今日はあまりの寒さに、正月の富山帰省のために買った温かパンツを履いてしまいました。
表は撥水加工でね、裏はフリース素材でね、足首のところは内側でこっそりすぼまっていてスースーしないし、ウエストはゴムで、しかも腹巻付きなんだぜ!!
ちょっとだぼっとしたシルエットになるので、出勤には向かナイとは思っていたのだけど、どうにも背に腹は代えられなかった。
トップスをVネックのすっきりシルエットなニットにして何とかバランスを取ってみる努力はしたけど、どーせおっさんばっかだし誰も見てないわな。
でも、「高瀬ちゃん、着る物が『お母さん』になってきたよね」と言われたよ!
「『お母さん』だからイイんです!」と答えたけれど、実は結構ぐさっときた。
かといって若い格好してたら、「元気だねぇ~」とか「頑張るねぇ~」とか言うじゃんよ!
…あれ、おっさんら結構見てる?