Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

おむすびころりん すっとんとん。

2012-12-15 23:50:14 | Weblog
保育園のクリスマス会に参加してきました♪

りす組から参加となるクリスマス会は、サキタは2回目の参加。
ねずみ組のヒナタはまだ不参加ですが、パパママ揃って見に行きたいので、付き合って貰いますよ!
サキタは水疱瘡の欠席明けから練習に励み、家でも歌って踊って完全にネタバレしながら、頑張っていました。(楽しんでいるようにしか見えなかったけどな)
当日になった今日も、とても楽しみにしていたようで、寝起きの悪いサキタが飛び起きてきましたよ。わお。

サキタを元気に登園させた後は、観覧席… と思いきやヒナタを兄弟組保育室に放り込みます。
いつもの休日通りパパと一緒にお出掛けしたのに(出掛けにうんちになったので、ママとにぃには先に出た)、見知らぬ先生と見知らぬお部屋に預けられ、ギャン泣きだったそうな。
完全にパパの裏切りと思ったことだろう。ゴメンよ!

そんなヒナタには、先日さくらさんから頂いたポテくんのお下がりパーカーを着せました。
可愛い~♪ とメロメロしていたら、着替えたばかりの足元に黄色い何か丸いものが落ちていて、隙間に白い塊が詰まってる…?
さくらさんファンならピンと来るかもですが、見慣れぬ物ながらじっくり見たらレゴのマークがありましたよ。
多分これはレゴ特殊パーツの滑車で、隙間に挟まってるのはポテくんのぷっちょでは?! (爆笑)
爪楊枝でつつき出してみましたが、ぷっちょかハイチュウかそれらしい物でした。カチカチ。
笑った笑った。

毎回先生方も、スムーズ且つ園児・保護者双方の満足が得られる運営を模索しているようで、今回は午前・午後を更に2部構成にしての完全入れ替え制。
ビニールテープを持って並ばせるって、園児を扱い慣れている先生の技だよね。(笑)
会場となるホールに入ってからは、前方のゴザ席と後方の椅子席の早い者勝ち。(勿論前から並んで詰めるように案内されますが)
ハルトくんと私は、さりげなく前方にするすると進み、前から5列目くらいの1番端に陣取れました。
遠慮なくカメラを持つ手を上に掲げて撮影できるし、何なら膝で立っちゃっても平気な、ある意味ベストポジションですよ♪

やがて、キャンドルサービス(キャンドル型のライトだけど)から始まったクリスマス会。
結論から言って、ヒナタを預けられたので堪能できました♪ (昨年は抱っこしていたので結構大変だった)

昨年驚愕したいぬ組(年長)の生誕劇は今年度も素晴らしく、その直後のりす組(2歳児)は最年少参加クラスらしい無敵の可愛らしさで癒された♪
端っこで仏頂面して、先生に促されようが声掛けられようが微動だにしない子がいるのもまた、微笑ましい~。
続くサキタのクラス・うさぎ組は、お調子者のアドリブが効いた演技が光り、笑える演出もあったりして、どうやらそういうクラスらしい…。

サキタのクラスの演目は、「ニュータイプおむすびころりん」。
善悪のおじいさんは登場せず、可愛らしい動物達や食べ物達といったキャラを園児達が演じます♪
サキタは「ねずみの王様」の役だと張り切っていましたが、はて…?
面白かったので、内容に沿って書いてみたいと思います。

幕が開いてまず目に飛び込むのは、体育で使うようなマットに、茶色のゲート…?
続いて登場したのは、キツネ、サル、ウサギ達。(それぞれ複数)
お弁当を持って丘にやってきて、そろそろご飯にするそうな。
「おーい、おむすびさーん!」
するとおむすび達がやってきます。
「私はわかめおむすび!」「僕は海苔おむすび!」「僕は鮭おむすびー!!(声裏返る)」「ボクはもちゃもちゃもちゃ!!(舌足らずで聞き取れなかった)」
喜んだ動物達は、「おいしそうだね!」「皆で食べると美味しいよね!」などと一言ずつ台詞を言い、最後のウサギちゃんが言います。
「あ! 落っことしちゃった!」(頬に手を当てながら)←激カワイイ
おむすび達は押し合い圧し合い、マットの端に行くと被っていたおむすび帽子を箱に入れ、ころころとでんぐり返しでゲートをくぐっていきました。なるほど!
動物達はがっかりしながらも気を取り直し、「おかずを食べよう!」「デザートもね!」とおかず達を呼びます。
現れたのは、「僕は真ん丸コロッケ!」「私は真っ赤なトマト!」「デザートにはみかんが1番!」と丸いものばかり。(笑)
「嫌な予感」「丸いから心配」などなど口にしていく動物達、そして観客の期待が高まったところで再びウサギちゃんの期待の台詞が!
「あ! 落っことしちゃった!」(頬に手を当てながら)←激萌え
かくしてコロッケ、トマト、みかんもマットの上をでんぐり返り、ゲートをくぐって消えてしまいました。
呆然とする動物達は、すぐに「追い掛けよう!」と帽子を箱にしまい、一生懸命マットを転がって舞台の端に消えていきました。
ここでもウサギちゃんはころーん、ころーんとのんびり転げ、何てオイシイのか。

動物達が辿り着いたのは、ねずみの国。
ねずみの子ども達が、動物達にお礼を言います。
「おいしいおむすび、ありがとう!」「おかずもありがとう!」「デザートもね☆」「お礼に、金ピカのおむすびをあげます!」
子ども達の顔くらいはある大きな金色のおむすびを貰って、動物達も大喜び。
唐突にダンスが始まりますが、その歌詞がまたファンキーでね! CDみたいだけどね!
ねずみの国らしく、「何ちゅうこっちゃ、こりゃうまいっちゅ!」「ねこの鳴き声大嫌いっちゅ!」みたいな語尾が可愛らしい♪
じいさん出て来ナイけど、「やさしいじいさま、アリガトウ~ サンキュー!!」って。(爆)

さて場面は変わって、再び地上。
イタズラおおかみ達が、「俺達も金ピカおむすび欲しいな!」「さっき作った変なおむすびを転がしてやろう!」と悪だくみ。
呼ばれて現れたおむすび達は、さっきと同じメンツ。
「私はジャムおむすび!」「僕はチョコおむすび!(全力で叫ぶ)」「僕はアメおむすびー!! 2個め!! (Vサイン)」(ここで観客は沸くが本人は隣の子にドツかれる) 「ボクはもちゃもちゃもちゃ!!(舌足らずでやっぱり聞き取れなかった)」
「うわぁ…」とおおかみ達もドン引きのラインナップは、「転がしちゃえ!」の声に合わせてマットの端へ。
ここで次の段取りにもたついた子が後続に「はやく行けよ!」と突っ込まれて、更に場内が沸きます。(笑)
おむすび達が無事に転がっていったのを見届けると、おおかみ達も満足そうに後に続きました。
が、小生意気な演技の光る女児の回転が早く、前方のおおかみくんにまともにキックをかまして、もう場内は爆笑の渦に。
(笑える程度のぶつかり方だし、おおかみくんの方も笑っていたしね)

さてさて再びねずみの国では、ねずみの子ども達が「おかしなおむすびが転がって来たね?」「ねこが転がして来たのかな?」「ねこ! 怖~い」と話しています。
それをこっそり隠れて見ていたおおかみ達は、ひそひそと悪だくみ…。
「ねこの真似をして、驚かせてやろう!」「イイねイイね!」「行くよ~、にゃあ~おぅ!!」
するとねずみの子ども達は大混乱、つられて動物達も走り回り、どさくさに紛れておおかみ達も走る走る!
大騒ぎの後、舞台からは誰もいなくなってしまいました。

暗転のあと、ねずみの王様と女王様がすっくと立ち、反対側にはおおかみ達がしょんぼり。
おお♪ やっとサキタ登場~♪ と思ったら、衣装が王様と女王様だけ豪華でビビった。
王様は他の子同様ねずみの耳が付いた帽子を被っていますが、更に赤い王冠(ちゃんと飾りつき)を被り、白いふわふわ縁取りのついた赤いマントを羽織って、金色の大きな杖をついています。
因みに女王様は、王様よりは小振りな王冠に、ピンクの大きなスカートを履いていました。
ねずみの王様(サキタ)は1歩前に出るとどん!! と杖をつき、「おおかみくん、もうイタズラはダメだよ!!」と一喝。
女王様も「反省してね、ゴメンねは?!」と詰め寄ります。
おおかみ達は口々に、「ゴメンなさい~」と素直に謝りました。
すると王様、あっさりと許す。(笑)
「仕方がナイ、許してあげよう! 金ピカのおむすびもあげよう」と宝物まであげちゃう始末! すげぇサキタっぽい!!
仲直りしたところで、女王様に唐突に「それでは皆で踊りましょう♪」と促され、先ほどねずみの子ども達と動物達が踊った曲をもう1回。

踊りが終わると一旦幕が下り、再び開くと2段に分かれて整列した子ども達。全員集合。
最後は踊りとは少し違う歌詞の、「おむすびころりん」の歌を軽く踊りながら歌って、おしまいでした。
あー、笑った笑った。悪いけど感動っつーより笑った。面白かった!
このでんぐり返しを取り入れた演出は、散歩で出掛けた芝生の丘をコロコロと楽しそうに転げる子ども達を見て、先生方が考えたのだそうだよ。
体育遊びのマット運動もやっているから、実力の程も披露できてイイ演出だね!

その後も続けて、いぬ組さんのもう1つの劇を見て、クリスマス会は終了でした。(午前2部だったので、このまま午後の1部に続くのですが、総入替制なので関係ナシ)
いぬ組さんは生誕劇は衣装もものすごくしっかりしているのですが、こちらの劇はビニール袋を加工した手作り感満載の衣装で、そのギャップがすごかった。自分達で作ったのだろうな。
そして劇中の歌では簡単な振り付けがあったのですが、それが手話になっていて。
障害児保育もある園だからというわけでもナイでしょうが、実際耳の不自由なお友達がいたとかは聞きませんが、そうしたバリアフリーな指導がなされているということが、ちょっとイイなと思えたのでした。
ホラ、子どもの頃って覚えがイイから、手話をかじっておくのもイイじゃない? 英語かじるのと同じ感覚でさ。

あぁ、今回も満足♪ (*´ω`*)

まずはヒナタを迎えに行くと、まぁ不機嫌なこと不機嫌なこと。ゴメンてば。(^-^;
しばらく泣いて落ち着いたら遊んではいたそうですが、先生やお友達が差し出すものは拒否し、自分で気が向いたものだけ弄ってはふてくされていたようです。ゴメンてば。(^▽^;
抱っこすると「どこ行ってたんじゃゴルァ!!」という勢いでしがみついてきましたわ~。

サキタのお迎えに部屋に行くと、皆衣装のままでお迎えを待っていたため、既にそこは撮影会が繰り広げられていました。
ヒナタのお迎えで少し遅かったのですが、サキタはテーブルで絵本を読んでいて、こちらに気がつくと絵本を片付けて来る! とジェスチャーして立ち上がります。
するとね、通過しようとお友達の側を通る度にご家族に「ねずみの王様だ! 一緒に写真を撮ってくれない?」と頼まれまくるのですよ。
うん、やたら豪華衣装だもんね…。
ちゃんとした布製のマントやしっぽは園の備品を使い回しだけど、紙製とはいえ無駄にハイクオリティな帽子はサキタの名前が入ってるし、金の杖も紙製だけど子どもが喜ぶサイズでしっかり作ってあるしね…。(杖も貰った)

「僕、いっぱい写真撮って疲れちゃったよ~ (´д`)」とようやく戻ってきたサキタにもう一頑張りして貰い、我が家も撮影大会。
キツネ役の仲良しの双子・Aくん&Sくんとも一緒に写真を撮ったり、着替えたサキタの衣装を「絶対可愛いだろ!」とヒナタに着せてちゃっかり写真を撮ったりと(実際、王様ぷちみたいで最強に可愛い♪)、やりたい放題やってきましたよー!
帽子などの衣装・小道具は先生が用意してくださり、家庭で用意する衣装は「長袖・長ズボン。色は上下これで」という指定のみです。
サキタは「上下水色かねずみ色」という比較的簡単な色指定だったので、グレーのフード付きスエットみたいのを着せていたのですが、黄色指定のキツネは大変だったみたいだよ!
双子のパパママは2人の服は色違いで揃えたり、割とオシャレな格好をさせてくるのですが、今回も黄色の柄物を上手いこと合わせ、黄色のタイツを履かせていました。
(ネットで探しまくったらしい。何その熱意)

気が済んだところで、お土産のクリスマスパンとアンパンマンジュースを貰って解散です。(流れ解散だよ)
複数いる担任のうち、若い女性の先生は、私達がサキタのお迎えに部屋に行った時には既にボロボロに号泣していました。
「だ、大丈夫ですかっ (゜д゜;」と声を掛けると、「感動しちゃって… (^~^。)」と。
普段から優しくて、子ども達のことをよく見ていて下さる先生なのですが(サキタの様子を細かく教えてくれるし)、そんな風に子ども達に思い入れを持ってくれているのが嬉しかったです。

同じく担任のベテランの男性の先生は、帰り際部屋を出ようとしたサキタを後ろから捕まえ、ぎゅっと抱き締めてくれました。
普段は「元気良く遊ぼうぜ! 行くぞー!!」みたいな明るく力強い感じで(運動会で燃える熱血系)、子ども達をぶん回して遊んでくれるけど抱き締めるタイプの先生ではナイので、実は結構驚いたのですが。
サキタ自身も驚いてもがいていましたが、満更でもナイようで、照れたように笑っていました。

「水疱瘡の欠席で出遅れたけど頑張った! 一番長い台詞だったけどよく出来た!」

…先生は。
運動会の時、私がリレーを引き受けるとサキタが出られナイという話の時に、「サキタくんならしっかりしてるから、これからも見せ場はいっぱいあるから! クリスマス会でも期待しているんですから!」と言ってくださっていました。
今回サキタの役は、確かに他の子よりも台詞は長く、多かったようです。
役どころは子ども達主体で決めていったようですが、ある程度は劇がスムーズに回せるよう、先生の巧妙な誘導があったと思うのですよね。
確かにサキタはうさぎ組の中では口が達者で滑舌もイイので、こういう機会に見せ場を作って貰えたのは適材適所だったかもしれません。
けれど、練習開始の時期に水疱瘡でがっつり欠席。
先生も内心焦ったかもしれませんが、サキタが運動会直前のように情緒不安定になることもなく、練習に追いつけるよう指導してくださったのだと思うと。
子ども達の成長に感動すると共に、それもこれも全て先生のご指導の賜物であるのだと、改めて感謝の気持ちになるのでした。

「写真撮影もいっぱい頼まれて大変だったけど、全部気持ち良く引き受けて、よく頑張ってくれた!」

…どんだけ写真撮られまくったんだ?
その様子だと、本気で結構な回数頼まれたね? (^-^;
この時の先生の様子は、「他の子のご家族にも愛想よく振る舞ってくれて助かった!」という思いが見え隠れしていました。
うん、先生としては、保護者との関係は気を遣うところだもんな。

普段着になったサキタはお土産の袋を嬉しそうに握り締め、同じ方向に帰るお友達と楽しそうに帰路に着きました。
ヒナタはねずみの王様の帽子を被らせて貰い、ご満悦。
帰宅途中の保護者達やお友達に、「可愛いー♪」と言われてはにこにこしていましたとさ。
この帽子、捨てるのは勿体ナイくらいのクオリティなんだよなー! 金の杖も、どうしようかなー!