Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

実家

2007-10-20 23:57:05 | Weblog

グアムのお土産を届けに、実家へ。
とは言っても、今回はゆるゆるとのんびり過ごしてお買い物にエキサイトすることはなかったため、定番なお菓子ばっかりだ。(えー)

最寄駅に着くと、千矢父の車を探す。途中で連絡を入れていたので、迎えに来てくれてるはず…。

いません。

では、と某ドーナツショップに入る。
私が学生時代にバイトをしていた店だけど、今は改装され、知ってる人がいるわけでもなく、既に全く知らない店に変わっている。
今日はあき兄と弥生さんも来ると言うので、10個も買えばイイだろう。

会計を済ませて店を出ると、そこには千矢母が待っていた。
ハルトくんに法事用のネクタイ、私には買いそびれていた誕生日プレゼントを買ってくれるという。ラッキー♪

結局法事用のネクタイは店で扱っておらず、「せっかく来たんだから」と普段用のネクタイを買ってもらったハルトくん。
よかったね。(^-^)
私はハワイアンジュエリーのピンキーリングを買って貰いました。(≧ω≦)♪
スポンサー(千矢母)の意向により、プルメリアの花が中央にあしらわれ、ピンクの石の付いたラブリーなデザインだ。
その間、千矢父とハルトくんは店の外で楽しげに話していた。
あんたら、興味ゼロだな。イイけど。

その後、実家へ。
おやつを食べながらしばらく話していると、ハルトくんがソファで崩れ落ちそうになっている。

「…眠いんだろう」
「…うう……。限界…」

私が使っていた部屋に布団を敷き、ハルトくんはお昼寝に(^▽^;
アウェーとか本当にもうどうでもイイんだなって感じだ。
私もハルトくんの実家で眠りこけるしな。

千矢母が夕飯の支度をしている間、千矢父とおやつを食べながら喋る。
こんな時は、旅行に行ったときの写真を見せてもらうのが恒例だ。
デジカメを持ち出してきて、どこで撮ったか、そこはどんな風だったか、楽しげに話す千矢父が好きだ。
私が「これはどこ行った時の?」などと聞き、千矢父が「ん? 娘に聞かれたら、そりゃあ答えてやらなきゃいけないよなあ」という様子で話してくれる。
これが定番のやり取りだ。
実家だなぁ、千矢父だなぁ、とほっとする。
この人は他家に嫁いだ今でも変わらず、私を守っていてくれる。

さて、夕飯が出来上がる頃、あき兄と弥生さんが登場した。
日中出掛けていたとのことで、夕飯からの合流(?)だ。
おいハルトくん、そろそろ起きろ。2時間以上寝てるぞ、君は。

普段2人分の食事しか作ることのナイ千矢母は、この6人が揃う時には張り切って大量の食事を並べる。
もともと両親と小柄な娘が2人の家庭だったのだ。
男性が食べる量など未だにわかっておらず、更にお酒を飲む人がどんなツマミを好むのかもよくわかっていない。
そうして、テーブルには結構な量の食事が並ぶことになるのだった。

久しぶりに大勢で囲む食卓は、単純に楽しい。

普段はそれぞれ、2人ずつの家庭だ。
我が家においては、平日にハルトくんと一緒に食事を取ることはほとんどナイ。
(日付が変わるまで待ってられない。特に翌日も仕事があると)
テレビを見ながら1人で食事を取ることにも、もうすっかり慣れてしまった。
実家にいる時も、仕事で帰宅がバラバラになり、食事を1人で取ることはあった。
それでも千矢母は必ずリビングかキッチンにいて、ダイニングから見えるところにいた。
リビングに続く和室にいることもあったが、襖を開け放って繋がっているような部屋だったので、視界に入らないことはなかった。
少なくとも、必ず気配は感じられるところにいてくれた。
たったそれだけのことが、どんなに幸せなことだったかなんて、家を出るまで知らなかった。
私は幸せに浸りすぎて気付くことの出来ない、鈍感で幸せなばか娘だったのだ。

そんなことを頭の片隅で思いながらも、楽しく会話は弾み、案の定食べ過ぎに陥った。
自分の食べられる量をこの年にもなって把握できていないあたり、まだまだリアルにばか娘ということだろう。orz

食事を終えてだらだらと喋っていると、さすがにイイ時間になってきた。
当初の目的だったはずのグアムのお土産を渡す。
(これを渡さねば、何しに来たんだかよくわからない)
駅まで千矢父に車で送ってもらい、そのまま電車に乗り込む。

今日は楽しい1日だった。