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紋やのつぶやき

職人?たる上絵師のグチリ・知られざる失敗談・紋のウンチクを気の赴くまま語ろうと思いますが、どうなりますやら?

PC入替え完了?(再)

2008年09月06日 21時19分21秒 | つぶやき
新しいパソコンが入り、いろいろ設定と接続に手間がかかりました。
特に接続には、LAN接続のケーブルの種類が違う事に気付かず、時間がかかりました。単純ミス(泣)

パソコンの目的は、ホームページとブログとメールとインターネット閲覧ですので、ヴィスタとオフィスのみ入っている、安くてメモリーの大きいのを選びました。
ネットでも買えましたが、早急に必要なのと、近場の方が安心、と云うことで、近くの量販店で購入しました。
マイナーな「イーマシーン」というメーカーのデスクトップ型のパソコンです。2ギガありますし、保証も含めて、91400円でした。

プリンターは、顔料インクのHPのプリンターとエプソンのPM706Cという旧式のプリンターがありましたが、エプソンの方が、ヴィスタ対応になってなく、HPプリンターではインク代が高く、もう1台買いました。USBケーブルをふくめて8000円余でした。
新・パソコン環境です。


  

以前イラストレーター専用で使っていたノートパソコンは、新機種が容量が多くて全て間に合うようですから、当分は万が一の補完用になり、マウスパットの台になっています。
(でもただ一つのソフトがどうしてもヴィスタ対応になってない為、このノートパソコンの出番が出て来ました)

前のコンパックのパソコンは ↓ のように、移転漏れがあるかと思い、まだ何時でも繋げるように、この状況です(笑)
当分は、この仕事部屋は乱雑な状態です。
  

ヴィスタになって、画像処理がうまくいきません(泣)これでいいのかな?

akiさんのご指導によって、画像をアップすることが出来ました(ホーーーー)

コンパックデスクトップ・・・・・・・・・

2008年08月26日 23時34分15秒 | つぶやき
    
デスクトップのカバーは外され、ハダカです。
8,9年前から使い続けて来たこのパソコンは、とうとう電源スイッチのプラスティック部品が疲労骨折して、電源が入らなくなり、カバーを外してその部分を点検していたら、更に下の部品のカバーが外れ、電源を入れてもパソコンが立ち上がらなくなってしまいました。
今やっと立ち上がる事が出来、急いで投稿しております。

このパソコンには、ホームページの開設からブログの投稿と、今まで世話になりましたが、とうとう寿命になったようです。コンパックはHPに吸収され、機種も古く部品も無いようです。

OSも古い98ですので、この機会にパソコンを買い替えようと、焦って捜している次第です。少ないですがホームページの注文もある事ですし・・・・・・・・・・・
新機種を買っても接続・設定に時間が掛かるかと思います。2,3日更新もコメントも出来ませんが、よろしくお願いします。

皮袋に家紋

2008年08月09日 18時28分54秒 | つぶやき
6月初めに注文を受けた物がやっと完成して?納品できました。

本皮で作った皮袋、弓道の篭手を入れる為に、わざわざ作ったそうです。依頼者は凝り性で、一つ既に持っておられるのですが、その紋をもう少し大きくしたい、直径13センチの「丸に鷹の羽」紋を入れて欲しいとの事。

布・紙・漆器(平版)には紋をプリントした事はありますが、皮へのプリントは初めてです。
端布を頂いて、何時も使っている白インクでプリントしたのですが、軽く擦ると紋が剥がれます。  ↓
  

皮用の接着剤を混ぜてプリントしましたが、前よりは接着がいいけど、やはり剥がれ易い。
困ってしまい、インク材料の業者に問合せしたが、皮へのプリントインキは無いとの事。
アパレル関係の友人に、皮へのプリントをするような知人はいないか、と聞くと、以前は国内でもプリントしていたようだが、今は中国に持ち出してプリントしているのが現状、との事。

で、受注を受けて2ヶ月も経ち、仕方なく皮とインクが馴染むように、プリントする前に皮に溶剤を少し含ませた後に、皮にインクが食いつく事を祈りながらプリントしました。
  

これで完全、と云うわけではありません。既に皮袋にプリントしましたので、怖くって擦って、剥がれるかどうか試す事が出来ません。
白インクも均一に捺染出来なく、少々むらが出ました。

で、今日お客さんに渡しましたが、完全ではありませんし、又いろいろ皮へのプリントの勉強をさせてもらったので、料金は頂きませんでした。その代わりに、今後この紋がどうなるか、モニタリングを頼みました。

<物価情報> ガソリン 177円(1リッター)

傲慢な上絵師

2008年07月28日 21時43分42秒 | つぶやき
先日下記の紋が付いた男紋付の張り紋の注文がありました。
通常でしたら『紋洗い』した方がきれいに仕上げる事が出来るのですが、近日中に使用するから、急いで張り紋を付けて欲しいとの事。
   
この紋は、「丸に根笹」紋と分かります。少々一般的な「丸に根笹」紋と形が違いますが、名付ければそう云う名前になります。

   紋帖の「丸に根笹」
   千太屋の「丸無し根笹」

普段でしたら、急品の事でもあり、我が千太屋の「丸に根笹」紋を貼るのですが、やはり形が違う。
そして、先日の『きせき』さんとのやり取りを思い出しました。

「紋形が現在のようにキレイな形に統一されたのは明治時代に入ってからです。
職人に対する便宜としてはとても有用だったと思いますが、それが本当に家紋にとって良かったことかは微妙なところです。
統一紋形になったことで喪失してしまったものも多かったはずです。
おそらく功罪半ばするのでしょうね。」

そうです。職人=上絵師、少なくとも私は、少々形が違っていてもその紋が「丸に根笹」の形をかたどっていれば、私なりの「丸に根笹」に解釈して、紋入れをして来たのです。
形の違いは、見本の紋の描き方が違うだけで、傲慢にもこちらの紋の方が形がいい、と云う事で自分の形の紋を押し付けてきたのではないかと、自省する次第です。
ここ何十年間、代々伝えられて来た紋の形を自分なりの紋の形に変えて来た事、自戒しきりです。

この見本の「丸に根笹」紋は、紋帖の紋とも形が違い、それなりにその形を伝えられて来たのでしょう。
いろいろな見本が、手書の絵図・墓石・瓦紋・提灯などで添付して紋入れに来ます。見た目に、紋が少々略されて描かれている事が多いのですが、先日の瓦紋=「干し網に水」の様に原型を大切に描いて行こうと思う次第です。

で、新たに版下を作り、張り紋を施しました。
   

物価情報  ガソリン今月中限定で 1リットル 169円

         

続・修業が足りない

2008年05月11日 23時44分42秒 | つぶやき
5月7日夕方の「ホットイヴニング」で、名古屋・岐阜のローカルで放送されました。
キャスターの若い子が取材に来てくれました。綺麗な子で鼻の下がデレー(汗)



ホームページでは手書きの上絵の紹介はしてませんので、ここで紹介させてもらいます。DVDを貰っていますので、パソコンが98からヴィスタにでも買い替えましたら、動画で編集の上紹介しようと思っています。




色無地を「澤潟」紋に白く抜いた所に、上絵筆で描いていきます。
上左は、分廻しで、上右は、定規とガラス棒と上絵筆で描いていて、分廻しを使う時はスムーズに行きましたが、定規を使って平行な曲線を描く時、又下段の上絵筆一本で描く時は手が震えて、うまく描けませんでした(汗)


彩色の様子。この辺りは手は震えませんでした(汗)


左は、別の白い生地に試し塗をして、色が生地の色と合っているかどうか探ります。赤味が少ないとすれば赤を、青みが少ないとすれば青みを加えて、色を調整して行きます。
色が決まれば、彩色筆で色を差して行き、仕上げます。

後は前回のように仕上ります。

私としては、この取材で、私の家紋に対する夢・思いの方を重点に取上げてもらいたかったのですが、残念ながらこの番組のテーマ「東海の技」にあるように伝統技能の方に視点がいっていますので仕方ありませんでした。
NHKさんとしては、家紋の現状より『伝統』臭い所を取上げたかったのでしょう。

私の思いは、ホームページのトップページにありますので、よろしかったら見て下さい。

余話 この番組の放送中ほ時、私は眼科の待合室。ヤバイと思いつつ顔をうつ向き加減にしていましたが、心配無用、誰も気が付きませんでした(汗)
しかし、この夕刻の時間、案外テレビを見てる人もいるようで、数件見たよ~と電話がありました。私といえば、この時間は仕事の真っ最中で、全然テレビは関係ない時間です。

修業が足りない!

2008年05月01日 23時36分19秒 | つぶやき
東海地方の伝統工芸を紹介する企画で、4月に入って何回かキャスターの取材があり、上絵の全てを紹介は出来ないので、色紋付の抜き紋の上絵を取上げる事になりました。

ところが、最近の私、上絵は全て原稿⇒版作り⇒捺染で紋を描いていて、上絵筆を使って紋を描く事は、補修以外描いていません。
むこうさん(NHK)は、その事を承知の上で、伝統工芸を紹介したい意向で手書きで描いて欲しいと要望。
私もチョイ調子に乗って承諾してしまいました。これがイケナカッタ。
前の晩から一夜漬けで練習しましたが、あまりいい出来具合にはならない。筆が滑らかに動いてくれません。
何とかなるだろう、と半ば諦めて本番に入りました。

仕上げた紋の撮影から入って、紋(澤潟紋)を描きましたが、キャスター、カメラさん、照明さんが見てる前、特にカメラの前で、緊張の余り手が震え、縮みます。上絵筆が滑らかに動かない。
この様な「澤潟」紋しか描けませんでした。
  
分廻しで描いた部分(曲線)はいいとして、花の形がうまく描けていません。(左の紋が青っぽいのは、抜いた時に黄味が残って薬品を使って黄味を抜いた為か、光線の加減です)
冷や汗タラタラです。
原稿から描いた「澤潟」紋 

更に、インタビューの際にも、頭が真っ白になり、言いたい事がうまくまとまらなく、自分の度胸の無さ、人間の小ささを思い知らされました(泣)

 
撮影風景。この時はまだ私自身余裕がありましたが・・・・・・・・
高性能のデジタルカメラの前で、紋の粗が出てこないか心配?

「渡辺」の紋の怪

2008年03月30日 16時09分58秒 | つぶやき
      
上の紋は「三星に一の字」又は通称「渡辺星」。『渡辺党の紋』、『渡辺』姓に多い紋なのでそう呼ばれています。
「上絵紋」(左)と「刷込み紋」(右)の版下です。

しかし、この紋に『丸』がつくと、形が少し変ってきます。
下の紋は、私が描いて来た「丸に渡辺星」紋。
     
「渡辺星」紋を、丸に対して目一杯に描いています。
しかし、紋帖の「丸に(細輪ですが)渡辺星」紋は、下の様に上の部分を少し空けて描かれています。
        
形として、上の紋の方が納まりがいいと思っています。
それで、私は、紋帖の見本が添付してない限り、「丸に渡辺星」紋の注文がきた場合、上の様に描きます。

ところが、紋の本には更に変った「丸に渡辺星」紋が掲載されていました。
祝着の紋入れの見本として添付されていました。
  
右端が「紋帖通りの丸に渡辺星」(三星に一の字)で、左から二番目が「丸に渡辺星」となっていて、上の部分の空け方が更に大きくなっていますし、丸の太さも『中輪』の太さです。
で、仕方なく、↓ のように版下をつくって紋入れをしました。
    
紋帖或いは家紋の本によって、紋の形が変っている事は、紋屋泣かせです。困ったものです・・・・・・・・・・・・・・・ 
因みに『渡辺党』の紋を調べましたが、丸無の「渡辺星」で参考にならなかった(汗)

無知な上絵師・・・・・

2007年12月01日 11時04分59秒 | つぶやき
    


上の「組井桁」紋は、一般的な「組井桁」と組み方が逆です。
一般的な組み方は  ↓

          「組井桁に雁金」紋
 
上の「逆組井桁」紋は、旗或いは幕の紋を反対側から見て、間違って伝えられた紋だと、今の今まで思っていました。かつて時々この様な「逆組井桁」紋の紋入れをして来ましたが、絶えず??????と思いながら紋入れをして来ました。

ところが、先日古美術商からお借りした「江戸の侍グッズ」の本の中に 下記のような陣笠が掲載されてました。



「逆組井桁に十六枚菊」紋です。
既に江戸時代に、この様な紋が正式に存在していたのでした。
この「逆組井桁」紋は紋帖にも掲載されていません。

目の前の仕事の忙しさに追われて、いろいろな分野の勉強を疎かにしてきた自分を反省する次第です(涙)

    『家紋ギャラリー』 「井桁」紋はこちらから  

デザイナーによる家紋ーパート2

2007年10月23日 18時30分12秒 | つぶやき
先日「若きデザイナーによる家紋」で、デザイナーとして家紋を捉えて、新たな家紋様を創作されているサイトを紹介しましたが、もうお一人いらっしゃりました。

このサイトも、以前から気にはしていたのですが、ナカナカじっくり閲覧してませんでした。私と同じ様に「家紋Tシャツ」も家紋様のデザインで作ってられます。(私のはナカナカ売れませんが・・・・・泣・)

自ら「家紋デザイナー」と称されてるように、「家紋」に関しても薀蓄が深いです。私が企画していた「家紋の構成」等、既に掲載されています。

興味のある方は  こちら  から入って下さい。沖さんです!

余談ですが、遠くバンコクにも「 家紋」を製作されている人がいます。
前にコメントが入って、初めて 『そんな事もあるのか!』 と驚かされました。
日本からの注文で、PCで製作されてる様です。

日本からの技術の移動が云われて久しいですが、着物の仕立ても、既に中国・ヴェトナムにシフトされているのは、知っていましたが、紋のデザインを他国で作っているとは、思いもよりませんでした。
考えてみれば、「家紋」の製作はインターネットの時代、着物の様に物を動かさないで出きるのでした。メールに添付さえすればいいのですから。

若きデザイナーによる家紋

2007年10月17日 22時59分39秒 | つぶやき
私は元々拙ホームページ 『家紋の広場』 を始めたのは、「家紋ギャラリー」「上絵」等で『家紋』について紹介すると共に、『家』と離れた「紋」のデザインのシンプルな美しさを未来に残して行きたいと想い、「家紋Tシャツ」「紋ぺタくん」などを作り、紹介して来ました。でも、この試みはあまり人気が無く支持されたない様です(泣)

しかし、上絵師たる職人の限界からか、古からの家紋・紋様の域から脱せず限界を感じ、若い人がこの様な『家紋』のデザインに関心を持ち、新たに発展させ後世に残してくれないかな~と絶えず思い続けておりました。

最近何気なく、ヤフーの「家紋」検索をしていて、私のHPの上のランクに ↓ のサイトを見てみたら・・・・・・・・・・・・

          『KAMON BABY』 
   デザイナーが創作する『家紋らしくない家紋』

又、以前から「お気に入り」に入れて注目していたサイト
365日、一日一日の個紋があります。 ↓

          『うちの個紋』 

双方とも動植物などを題材にした創作紋で、なかなかの出来栄えですし、ホームページもお洒落です。職人の域を出ない私は恐れ入るばかりです。

上絵師の中でも、家紋紹介のサイトはありますが、若者のサイトは(私の知る限り)「家紋JAPON」しかなく、このサイトも残念ながらずっーと休眠状態です。

でも、上のような若い且つデザイナーの人が、紋に関心を持たれ、新しい紋を創作し色々な分野に展開されて行くのを見て、嬉しい限りです。翻って心沸き立たせて勇気付けられます。
今後、この様な若い人を見守りながら、応援していきたいと思う次第です。

皆さんにもよろしくお願いします!!!!!!!