7月は様々な行事と仕事が重なり、なかなか時間が取れなかかったので最終日にやっとおうかがいすることができました。この展覧会を企画した小野寺さんはご自身も作家で金町にある「剪画アート&スペース」http://www.sengaart.com というギャラリーを主催しています。
切絵というと固定的なイメージでモノトーンの作品を想像してしまう方が多いと思いますが、紙、あるいは何かを切って作品を作るとこんなにすてきで面白くてすごいことができる!表現の可能性を広げる、とても刺激的な展覧会でした。
この度、私、カメラを忘れました(泣)。会場も壁にキャンバスを貼ったシンプルな作りで、作品をとても大事に思って下さるオーナーの心遣いが感じられる設計でした。以下、パンフレットの写真の掲載を許可していただきましたので、そちらからの転載です。
展覧会のタイトル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/e5/dd5785f3d16316f996b61c8c16eeaa59.jpg)
光があることを計算した作品。実際の展示も中にほのかな灯りがともされ、切り抜かれたフォルムがとてもきれいでした。
菅谷順啓さん(左上) 結城公子さん(右上)、Sabさん(右下2枚)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/3b/1259af49ea11dbcd7b2d05304a24e80f.jpg)
切絵をやっている方達の問題の一つに、定着のあと作品が浮いてしまうということがあります。浮いてしまった…しかし、それを逆手に浮かせることを手法にしてしまった。浮かせることによって作品を立体的に見せる。面白いですね。まさに「切ることの可能性を広げる」ですね。紫龍さんの作品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/7e/3a9f7a7fa35fd18fba25833750703752.jpg)
とても繊細で美しい作品でした。南舘千晶さん(右上)色彩はご自分で染められたと聞きました。
そしてアクリルフレームに挟んだとても透明感のある作品。これは、やはり会場で見ないと(下左右)。滝田佳美さんの作品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/00/530f70d5e850ca21f392b773a2b553ad.jpg)
実はこの作品にもう1度会いたかった。吉田健嗣さんの作品。切絵の固定観念を覆し、しかも美しい。初めて上野のギャラリーで拝見した時の衝撃は忘れられません。再会できて、嬉しかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/f4/5b5cb7cb8fa068a845eac13fdf3f8c69.jpg)
そしてマーブルプリントとのコラボ。和紙を主体に使っている私にとってはとても新鮮な感じです。マーブルプリントは、これまた説明に結構な文字数を擁する特殊な印刷技術だそうな。左上鈴木秀明さん。左下神田いずみさん。右下の作品は、キャンバスに作品を定着しています。南舘千晶さんの作品。額も油彩作品に使われることもあるちょっと変わった額でした。こちらも実際に見ないと。カメラ忘れてごめんなさい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/44/d9afafa975588b8bd9c45acba4a4d067.jpg)
そして小野寺マヤノさんの作品。コラージュの技法で制作されたそうです。ここまでくると、剪画とか切絵というジャンルをはみ出し、アートとして勝負できちゃう。こういう垣根を取り払った制作のスタンス、私も目指すところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/49/34397d2c1dac9e2ccd7ac457304cd514.jpg)
という訳で、カメラを忘れたことを除けば、本当に来てよかった!!こちかめの銅像にも会えてよかった(笑)な1日でした。
小野寺さん、ありがとうございました。
切絵というと固定的なイメージでモノトーンの作品を想像してしまう方が多いと思いますが、紙、あるいは何かを切って作品を作るとこんなにすてきで面白くてすごいことができる!表現の可能性を広げる、とても刺激的な展覧会でした。
この度、私、カメラを忘れました(泣)。会場も壁にキャンバスを貼ったシンプルな作りで、作品をとても大事に思って下さるオーナーの心遣いが感じられる設計でした。以下、パンフレットの写真の掲載を許可していただきましたので、そちらからの転載です。
展覧会のタイトル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/e5/dd5785f3d16316f996b61c8c16eeaa59.jpg)
光があることを計算した作品。実際の展示も中にほのかな灯りがともされ、切り抜かれたフォルムがとてもきれいでした。
菅谷順啓さん(左上) 結城公子さん(右上)、Sabさん(右下2枚)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/3b/1259af49ea11dbcd7b2d05304a24e80f.jpg)
切絵をやっている方達の問題の一つに、定着のあと作品が浮いてしまうということがあります。浮いてしまった…しかし、それを逆手に浮かせることを手法にしてしまった。浮かせることによって作品を立体的に見せる。面白いですね。まさに「切ることの可能性を広げる」ですね。紫龍さんの作品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/7e/3a9f7a7fa35fd18fba25833750703752.jpg)
とても繊細で美しい作品でした。南舘千晶さん(右上)色彩はご自分で染められたと聞きました。
そしてアクリルフレームに挟んだとても透明感のある作品。これは、やはり会場で見ないと(下左右)。滝田佳美さんの作品。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/00/530f70d5e850ca21f392b773a2b553ad.jpg)
実はこの作品にもう1度会いたかった。吉田健嗣さんの作品。切絵の固定観念を覆し、しかも美しい。初めて上野のギャラリーで拝見した時の衝撃は忘れられません。再会できて、嬉しかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/f4/5b5cb7cb8fa068a845eac13fdf3f8c69.jpg)
そしてマーブルプリントとのコラボ。和紙を主体に使っている私にとってはとても新鮮な感じです。マーブルプリントは、これまた説明に結構な文字数を擁する特殊な印刷技術だそうな。左上鈴木秀明さん。左下神田いずみさん。右下の作品は、キャンバスに作品を定着しています。南舘千晶さんの作品。額も油彩作品に使われることもあるちょっと変わった額でした。こちらも実際に見ないと。カメラ忘れてごめんなさい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/44/d9afafa975588b8bd9c45acba4a4d067.jpg)
そして小野寺マヤノさんの作品。コラージュの技法で制作されたそうです。ここまでくると、剪画とか切絵というジャンルをはみ出し、アートとして勝負できちゃう。こういう垣根を取り払った制作のスタンス、私も目指すところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/49/34397d2c1dac9e2ccd7ac457304cd514.jpg)
という訳で、カメラを忘れたことを除けば、本当に来てよかった!!こちかめの銅像にも会えてよかった(笑)な1日でした。
小野寺さん、ありがとうございました。
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