タイのお土産

只今小さな美術館のアトリエはちょっとゴージャスなランが飾ってあります。



これは教室のYAMAGUTIさんがタイに旅行されたのでお土産に送っていただいたもの。冬場の寒々としたアトリエがとても華やかになりました。かの国は、本当にお花がキレイなんだそうです。あんな遠くの国からお土産として送られてきたことを思うと、物流の妙を感じます。



沢山送って頂いたので、１本も無駄にする事無く、こぼれ落ちた花ももったいないのでこんな事をしてみました。



実は、頂いたのはかれこれ１週間も前。なのにまだまだこんなに生き生きとしているのは本当に嬉しい限り。このまま根っこが出て増やせないものかと妄想するお留守番です。
YAMAGUTIさん、ありがとうございました。

原点に戻る

小さな美術館切り絵教室の１シーン。あれ？？油彩画の間違いでは？と思われるかも知れませんが、切り絵教室なのです。
下絵をしっかり描くためにデッサンをやってみたいというMIYAZAKIさん。もちろん木炭もイーゼルもこんな大きい画面も初めて。でも。初めてにしては「おぬし、なかなか……」でしょう？ちょっと席をはずした時に、撮らせていただきましたよ。この時で２回目。だんだん形が取れてきました。
デッサンて、それ自体は作品でも何でも無い訓練の一部分ですが、やっていると無心になれるのがいいですね。
受験の時等、「身の丈ほどやらないと（枚数を描かないと）だめよ」とか「光はこっちまで回っているように描かないと（全然そこに光なんて見えなかった）」なんて言われて、あげくには「ちょっとどいてごらん」と、長い時間かけていい感じに（自分が思っているだけなんですけど）仕上がって来た陰影をタオルかなんかでばっさりはたき落とされて。ああ……。
なんて、それは一体何年前の話やら。
だけど、いいですよ。デッサン。ただ自分のためだけに形をしっかり見る訓練をするのも。時間はたっぷりありますしね。受験生ではありませんので。

騒然と雑然

昨日はおなじみ木曜子ども達がアトリエに来る日。今年からHENMI君がメンバーに加わり、総勢６名に！そしてこの日から６月の剪画展に向けて作品の制作が始まったのであります。先週はまだそれぞれイメージがまとまりきらず、試行錯誤（ほんとにそうだったんだろうか）だけで２時間が終了。しかし、今回はそうではありません。それぞれに持ち寄った図鑑や写真などの参考資料をもとに下絵の制作が始まりました。スケッチやデッサンをもとに自分のイメージを組み立てていきます。実は切り絵って、仕事の半分以上、いやひょっとして７～８割はこの作業かも知れません。作品の善し悪しを左右する、とても大切な作業です。…が、こんな状態で大丈夫か。お～い、みんな！来週は下絵を完成させないと、春休みに出頭してもらうよ。



そしてこちらは雑然の小さな美術館お留守番の机の上。こんなにならないと仕事が進まないのでしょうか。
早くも来年の干支、午の下絵制作中。

2013年小さな美術館油彩画教室、スタートです。

今年初めての油彩画教室です。



１月から通って下さる事になったSUDAさん。以前小さな美術館の庭で大作を見せて頂いた事があります。
ご自分のイメージを作品にするため、本日より実験開始。さて出来上がりはどんな風になるのでしょう。楽しみですね。

2013年、スタートです。

2013年、新しい年が始まりました。
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。



小さな美術館従業員は（何たって２名しかいませんけど）、年末恒例の大掃除から始まり年始に向けても正月気分などありませ～ん！！
今年で20年を迎えることもあり、５月に記念の二人展を企画。
新作中心だぞと脅されながら制作のために先ずは雑用から片付ける。ほとんどほったらかしだったホームページを更新（２日かかった。なぜならばほとんど手を入れてないのでソフトの操作を思い出すまでに時間がかかり、仕事がスムーズに進まなかった）。




頼まれていた巳年の干支切り絵を制作（２Lサイズで11枚！！）。

12月の25日に早々と来年の干支10カットの制作依頼ありも怒濤の大掃除のため年を越させる。ラフスケッチは１月15日締切。もちろんまだ手つかず。ちょっと今、気になりはじめましたよ。10点もあるから。

そして油彩画教室は６日日曜からスタート。
これで正月気分はふっ飛ぶのでありました。