屋外授業

　小さな美術館では、時々生徒さん以外の方の作品も持ち込まれます。
この日は中央美術協会埼玉支部のSUDAさんが100号の作品を軽トラックで運び込み、急きょ小さな美術館の庭が教室になりました。


吉岡が色彩についてアドバイス。展覧会の搬入までは少し時間がある様ですので、手直しをした後アートガーデンかわさきで開催される中美神奈川支部展へ埼玉支部から賛助出品する事になっています。


お近くの方、是非会場に足を運んで下さい。第15回中美神奈川展は７月17日（火）～22日（日）まで。

岡崎純子剪画（切り絵）個展

またまた事後報告になりますが、まだ会期中！６月10日（日）まで開催されています。
千葉県勝浦市串浜1589-3　勝浦仏国土観音本堂（南天精舎）　Tel 0470-73-3718　が会場で、作者の岡崎さん（日本剪画協会理事・会員）は６月２日（土）３日（日）、９日（土）10日（日）会場にいらっしゃいます。勝浦の駅からはタクシーが便利。仏国土観音は地元ではすっかり定着していました。
岡崎さんは
「剪画を始めて30年。今年人生の節目となる還暦を迎え、千葉勝浦の南天精舎で初めて個展を開催する運びとなりました。宗教とは無縁だった私が、仏国土観音に出合って以来常にそのお顔やお姿が眼に浮かぶようになりいつしか絵のモチーフになっていきました。まだまだ暗中模索の段階ですが、仏教を極めた仏画ではなく、心象風景としてご覧頂ければ幸いです」
とメッセージを寄せていらっしゃいます。岡崎さんの作品作りの原点を拝見したような展覧会でした。

まずは会場にて作者の岡崎さん。



会場はお寺の本堂と言う事もあって、展示が難しかったそうですがなかなかどうしていい雰囲気のすてきな展示でしたよ。
何よりお庭の光と風が会場にも自然に流れ込んで、長旅をして来た私達（笑・埼玉のはずれから千葉の先っちょまで４時間の電車旅。もちろん鈍行乗り継ぎ）をほっと癒してくれたのでありました。







そしてお寺の境内は100体の観音様が両側に並び立ち、静かな境内にはウグイスや鳥の声が。


参道脇には沢山のあじさいが植えられていました。お花の時期にはちょっと早かったのですが、咲きそろったらすてきでしょうね。当日は思いがけない方との出会いもあり、日高に帰り着いたのは夕方７時前でしたけれど、いい１日でした。岡崎さん、ありがとうね！