小さな美術館’s blog

埼玉県日高市清流にある油彩画と切り絵のギャラリー「小さな美術館」の日常を記録してみました。

画眉鳥のこども

2016-04-24 09:01:12 | 日記
今まで撮った写真の整理をしていたら、面白い画像が出てきた。
2012年、庭に画眉鳥(がびちょう)のこどもが迷い込んだ時のもの。おチビなくせになかなかどうしてご立派な眉毛で庭の砂利の上をよちよち歩く姿は、とてもユーモラスで可愛かった。多分こんな写真は2度と撮れないと思う。大スクープだった



1枚おおきくしてみる?画面スクロールしてみて下さいね。


画眉鳥は多分10年くらいの間にこの辺りで増えた、いわゆる外来種の鳥だとか。江戸時代頃に愛玩用として中国から日本に来た鳥で、それが野に放たれて徐々に増えたそうな。思うに、最初はとても奇麗な声で鳴くのでペットとして可愛がっていたものの、あの画眉鳥の鳴き声はどうも日本人に合わなかったのだと思う。はっきり言って、うるさい。きれいな声だけど騒がしい。最初、どんな鳥が鳴いているのだろうと目を凝らしたら、すぐに見つかった。ウグイスのように声はすれども姿は見えずといった奥ゆかしさは全くなく、ここにいるぞとばかり結構大きな声で鳴く。
冬の間は茂みの中をガサゴソ動き回っていて、春になると俄然元気に大きな声で鳴き出す。

実はこの頃、ウグイスの鳴き方がちょっと下手になった気がしているのだけれど、これってひょっとして画眉鳥のせい?「ホーホケキョ」とまともに鳴けなくて、「ホーホケチョチョ」とか「ホーホケケキョ」と、どこかでつっかかる。夫は師匠が悪いのだと言うのだけれど(ウグイスにも師匠がいるのか??)、私はガビちゃんの鳴き方が影響したのではと心配している。大きなお世話かもしれませんが。
そうそう、ガビちゃんに関してはかつて油彩画教室に通っていた日系ブラジル人の方が、「この地域に素晴らしい声で鳴く鳥がいます。こんな鳥はアマゾンにもいません」と、携帯に録音したガビちゃんの声を聞かせてくれたのでありました。

そうですか、アマゾンにもいませんか。
コメント (2)
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HUSAKOさん

2016-04-20 11:27:10 | 日記
我家にはHIROKOさんの他に、HUSAKOさんという名前のついたデンドロビュームの鉢があります。もちろん、頂戴した方がHUSAKOさんだったのでそう呼んでいます。
HUSAKAOさんは我家に来てかれこれもう10年以上経ちます。いまでは鉢をヒビ割って根がはみ出しているのですが、今年もそれは奇麗に咲きました。
  

よくこんなに見事に咲かせるコツはと聞かれるのですが、さて、特別なお世話をした覚えがない。ただ、毎年寒くなると3階の私のアトリエに引っ越しします(かなり重たいので夫が連れてきてくれます)。HUSAKOさんは、日当りのいい私の部屋で、エアコン付きで時々コーヒーの飲み残しをかけられながら冬を越します(寒風の中室外機の上で春を待つHIROKOさんとはえらい違いです)。
花が終わった後、枝と言いますか茎を間引く形で剪定するので、今までけっこうな人数の方々にお分けしました。HUSAKOさんの子供達はそれぞれのお家でちゃんとお花を咲かせているようですから子だくさんなんですね。一番遠い子は神戸にいます。

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HIROKOさんの開花とアケビ後日談   

2016-04-17 16:33:19 | 日記
HIROKOさんが開花しました。
昨年、来年も咲かせたらエラい。と言われた苔玉の桜です。
落葉の後きっと花芽だと根拠もなく決めつけた固い芽は、やっぱり花芽でしたね。ベランダの室外機の上で冬を越したHIROKOさんは、こんな可憐なつぼみを付けたのでした。嬉しい!!


そして次の夜には素敵に花開く。この日は夫婦で花見酒と洒落込みました。


翌朝のHIROKOさん。満開。


それから昨年の秋、ひょっとしてアケビか???それともサルナシか??で意見が分かれた裏のフェンスの蔓生植物。


花が咲きました。


散歩道にあるアケビにも花が咲いたので照合してみましたら、すっかり同じ!!これは間違いなくアケビだった!!!
思えば我家の庭に顔を出して数年、昨年以前はすっかりヘクソカズラか雑草と思い込みツルを延ばす度にチョッキンチョッキン切り飛ばし、ついには引っこ抜くかと根元を掘っくり返した。しかし昨年、忙しくて草取りの回数が減った。そしたらけっこうな範囲にツルが伸びた。お隣のご主人がこれ、アケビじゃないのと言ったからさあ大変。はじめて食べたアケビに感動し、その種を鉢にまくという壮大な計画を立てたばかりの私。もしかしてこのお方が(呼び方が変わる)アケビちゃん!?サルナシじゃないのという声も吹っ飛ばし(サルナシがどういう植物かは知りませんでしたが)水やりに回りの草取りと大事にお育て申し上げ今までの仕打ちを深く深くおわびしたのでありました。

今年の秋は、あの奇麗な実が成ることを心からお待ち申し上げている私です。
……鉢に撒いたアケビの種は発芽しませんでした…残念。    
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2016小さな美術館のアーティストたち展ーその2ー ギャラリートーク

2016-04-15 11:19:30 | 小さな美術館のイベント
毎回最終日にはそれぞれの作品の前で作者がコメントするというギャラリートークを開催しています。
今回は4月10日、日曜日。ほぼ全員が参加。それぞれ苦労した所、ここぞ見てくれな自慢のテクニック、それから皆さんからの質問にも答えなければならないので小学生はかなり緊張するようです。展覧会前、懸命にコメントなど考えたりしている様は、何とも可愛くて笑っちゃいました。みんなの視線の先で固まっちゃったりもしますが一般のお客さんもいらしてますしね。そりゃあ緊張するよね。しかし大人になるとなかなかどうして堂々たるものでした。

今年も素晴らしい作品が出品されました。以下、ギャラリートークでのスナップ。



皆さんの作品を見てまた来年のために頑張るぞと決意を新たにし、公募展への作品出品を決意し、普段教室でお会いするこのない方と親交を深めて、今年も無事、展覧会は終了したのでありました。
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2016 小さな美術館のアーティストたち展ーその1

2016-04-14 10:23:43 | 小さな美術館のイベント
今年も無事、小さな美術館のアーティストたち展が終了しました。4月5日から10日まで。於・日高市高麗本郷245 高麗郷古民家

終了しました、ではなく開催します、そして順次様子をブログアップするというのが本来の姿。
しかし、今年はキツかった。本当に大変だった。様々展覧会が重なり加えて体調が悪かった。鎮痛剤と座薬で会期中何とか頑張った。
何とかやっとの思いで予定をこなし、搬出の後3日間は朝寝に昼寝、座っていても寝ているという状態を経て、本日、どうにか目覚める。そしてあわてて小さな美術館の一番大きなイベントの報告を書いているのでありました。
会期中お忙しい中ご来場頂いた皆様方、お当番の皆様、そして古民家の管理人の皆様、お世話になりました。ありがとうございます。

お待たせしました。以下、今年のアーティストたち展の報告。

まずは搬入、展示作業です。今回で11回目ともなりますと皆さんの手際も中々スムーズ。いつもはもっと細かくレポートするのですが、今年は足と腰が痛かった(注・私はそんなに高齢ではありませんので念のため)ので、大いに端折ってしまいました。

まずは作業開始。今年は合計53点の展示。中々大変。納屋の中はこんな感じになりました。
    

そしてこちらは蔵の中。
   

終わった所で記念撮影。お疲れさま。


会期中のお天気は搬入の4日と7日が雨。特に7日は土砂降り。誰でしょう、雨女(男)。でもお客様は雨にもかかわらず大勢いらっしゃいました。
 

会場当番もバッチリ スタンバって
 

初日には剪画協会の理事岡崎さんと会員の吉田さんの御来場。そうそう、今年もまた展示作品の載ったパンフレットが初日会場に到着。A3サイズを十文字折にしたパンフは、機械織りをすると納品が2日遅れるので初日お当番が手作業で折りました。いやいや、今年も大変でございましたね。


最終日10日には谷ヶ崎照雄日高市長と
 

衆議院議員の大塚拓氏がご来場ご高覧下さり、


この日は虹のパレードも行われましたので  カラフルな衣装を着けた方々が古民家に集結し、
そして空には鯉のぼり。 

6日間で400名近くの方々にご来場頂きました。本当にありがとうございました。

恒例、作品の前で一言のギャラリートークの様子はその2でご報告を。











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