小さな美術館のアーティストたち展

さて、今年も小さな美術館教室の作品展が近づいてきた。

切り絵教室は16回目までは「小さな美術館のアーティスト達展」というタイトルでやってきたのだけれど、会場が他の場所だったりするので必ず何組かのお客さんは小さな美術館に来たようだ（お留守番の夫が改めて別会場ということを説明しご案内してくれたらしい）。これが何年か続いたので、紛らわしいからタイトルを変えろと言い出した。じゃあ他の展覧会名をと教室のみなさんに図ったものの、あまりにも「小さな美術館のアーティスト達」がしっくりきすぎていて（私も気に入っていたのよ）これぞという対案は出てこなかった。
しょうがないのでそのまんま「小さな美術館切り絵教室作品展」とすることに…しかし夫の教室（油彩画）は「くせ者達展」なんてすごいタイトルをつけちゃった。ドヤ顔の夫は「じゃま者たち展」なんてのはどうだなんていい出すし…
で、結果、こんな形に落ち着いた。タイトルだけ変えて小さな美術館のアーティストたちは残した。

まずは切り絵教室展

続いて油彩画教室展

いつもは別の会場でそれぞれ違う時期にやっていたのだけれど、今年から日高市のカフェギャラリー　ジョイナスさんで会期を半分に分けて開催する。
お互い、２週間毎日会場に通うのが大変ということでこうなった。

そして毎回作っていた切り絵教室の作品集に、油彩画教室のみなさんの作品も掲載。

いつもは一人２作品を載せてきたが、人数が増えたので１点にして作品をできるだけ大きくした。明日あたり入稿しようと思う。

という訳で、展覧会の前は準備が大変。
お誕生日に娘達からプレゼントされたハードカバーも積ん読状態。教室展が終わったら、テコでも動かないで読書三昧だわ。
野原（ローベルト・ゼーターラー）、教誨（柚月裕子）、あなたはここにいなくとも（町田その子）、爆弾（呉　勝浩・初めてだ、この人）。ラインナップ的にはちょっと分裂気味？

中美埼玉20周年記念展

例によって事後報告（泣！）

中美埼玉支部20周年記念展が先週17日から22日まで銀座ギャラリー暁にて開催された。
小さな美術館からは夫に私、油彩画教室SEKINEさんSAITOU さん、切り絵教室からはMIYAZAKI さんWATANAEさんが出品した。
本来は地元埼玉飯能市の開催だけど、５年毎の記念展には銀座で開催している。大きさの制限はあるものの、展覧会としてはレベルの高いものになったのではと自負。

　　

銀座だけあってギャラリー巡りをしている方とか評論家の先生、他の団体の作家さんの来場もあり通うのは大変だけどとても良かったと思う。会費も５年間積み立てたので一人当たりの負担が赤帽運賃も含めて5,000円！いいでしょう？

右作品は油彩画SEKINEさん。

右切り絵教室MIYAZAKIさん。その隣が油彩画教室SAITOUさん。

左　切り絵教室WATANABEさん。

私の作品。１枚だけ大きくてごめんあそばせ

左から３枚目が夫の作品。

と、大きなイベントが一つ終了。

あとは私たちの教室展。
頑張る

 

 

 

春爛漫

春爛漫。
いつもながらこの季節はとても素敵。越してきて30年、毎年本当に良かったと思う。悩み事やストレス、夫婦喧嘩も恨みつらみも全部吹き飛ぶほど

まずは日高の名峰（笑）日和田山。

少し歩いた別の角度から桜の向こうの日和田山。

桜を見上げる夫。

本当は手前の畑いっぱいの菜の花が見られるんだけど、今年は種の発芽があまり良くなかったそうな。

それから我が家の苔玉だった桜のHIROKOさん。
満開。

こんな状態から３日で。

次いで日和田山の麓で拾ってきた（笑）クレマチスは今年もちゃんと蕾を付けて

開花。
毎年１輪だけ花を咲かせ来年の準備に入る。そして早春に新芽が顔を出す。

さらに冬の間日当たり良好エアコン付きの部屋で越冬（いや、静養？）したデンドロビュームのHUSAKOさんも

この通り。
花の後は炎天下デッキで夏の暑さに耐える。エライわ〜（ほったらかすだけ・笑）

周りの風景もさることながら、小さな美術館の中も春爛漫。
なんだか、心浮き立つ季節です。