小さな美術館’s blog

埼玉県日高市清流にある油彩画と切り絵のギャラリー「小さな美術館」の日常を記録してみました。

中美埼玉秀作展

2018-06-21 18:02:43 | 各種展覧会
 5年に一度、銀座で開催される「中美埼玉秀作展」のパンフレットを入稿した。
開催は8月なのだけれど、報道関係への連絡とかギャラリー、画材店に案内を置いて頂くため少なくとも1ヶ月前には刷り上がっていたい。もっと早ければ早い程いい。
本来なら出品作が載っていれば尚ベターなれど出品作品が完成している人なんてほんの数名。作品の画像の無い人は顔写真を載せるかと本音に近いジョークを飛ばし、念の為ですがと撮った4月支部展の画像をほとんどのメンバーが使用する事になる。32名の作品を50温順に並べ、折の部分に文字やら画像が重ならないようにし、苦労してレイアウトを完成させる。トリミングを許して頂いたので教室展のパンフ程ではなかったものの大変だった。こういう事のプロではないので。



 

 入稿までには実は「え〜〜〜!!」な事も、そばにいる誰かさんのそれはそれはありがたくて涙がで出そうになるご指摘・アドバイス・どうだっていいじゃん・そんな事!!!な参考意見を吞み込んでようやく完成。

……どうか間違い等ありませんように。何たって急いだし、色々あったからね。

     

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ふるさと

2018-06-07 08:51:00 | 日記
 5月は、きっと私の人生でいくつかの節目の一つになったと思う。
何しろ2週間足らずの間に大げさに言えば故郷から私達親子の痕跡が消えた事になる。
母が妹夫婦と同居する事になり生家を売却した。父のお墓もお寺に預ける事になり墓じまいの法要をした。そして実家の父の位牌もお寺に預ける事になり、母は見事な身辺整理のあと多治見に住む妹の家に行く事になった。
 そんなこんながほぼ2週間足らずの間にあって、実家の後片付けと母のお引っ越しで2度埼玉と三重を往復した。
これで故郷に帰るのも最後かと思い、私のカメラにはお世話になった方達やら実家の周りの風景やら100枚以上の画像が治まった。



 今、言葉を探すに故郷を思う気持がなかなかうまく表現出来ないのだけれど、母に送る写真を整理しているうちにじわっとわき上がってくるのだろうか。


 それにしても私が故郷で過ごした時間よりもこちらに越してからの時間の方が長くなった。
子ども達にとって故郷はどこなのだろう。結構な引っ越しを重ねた私達ゆえあまりそういう感慨は無いのかもしれない。
コメント (2)
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