Senga Femina（センガ フェミナ）展 事後報告 2

こちらのブログは、小さな美術館の活動記録を残すという意味合いもありますので、参加メンバーの作品も紹介したいと思います。
今回の作品展では、目録代わりに展示作品がすべて掲載されているパンフレットを作成していただきました。メンバーの中に仕事ができる人がいると、本当に嬉しい。業者発注だとどれくらいかかるのか…私には想像できませんが、少なくとも今回の参加費ではできなかったでしょう。小野寺さん、感謝です。

さて、展示された作品の記録です。
まずは神田いずみさんの作品。アリスのシリーズ。左から「架空の空」「ALICE IN TEA TIME」


「ワンダーランド」「Rabbit」


吉岡　澄　「濤」「時の遺産」


青山政枝さん　「富士・撩乱」「富士・雷鳴」こちらは梅干しを干すざるにカキシブを塗り、円形のボードに制作した作品を貼付けています。


左　結城公子さん「街の守護神」青山政枝さん「メリーゴーランド」


左　結城公子さん　「サンデーイベント」


南舘千晶さん　「海の月」「花喰鳥」「生命の樹」


吉岡　澄　「濤」「時の遺産」　90×180cmです。


左　房間きみ子さん「わ～い」　滝田桂美さん「花鳥の舞」「あさあけ」


左より　滝田佳美さん　「花鳥」中上「grow1」中下「grow 2」 右　風切羽


左より　房間きみ子さん「花木馬」　田村裕子さん「薔薇」　神田いずみさん「朧月」


左より　南舘千晶さん「バラ色の人生」　田村裕子さん「無常」　「彩」



左より田村裕子さん「清閑」　房間きみ子さん「うのちのうた」　「野の花かるた」


田村裕子さん　「追慕」


小野寺マヤノさん　「海の記憶Ⅰ」「海の記憶Ⅱ」「海の記憶Ⅲ」「海の記憶Ⅳ」「海の記憶Ⅴ」



結城公子さん　「べっかんこ鬼シリーズ」　こちらの作品はA４サイズのイラストボード40枚の連作です。



以上、皆さんの出展作をご紹介しました。
迷カメラマン故、何分にも画像が不鮮明なのはご容赦下さい。でも雰囲気だけでもお伝えできればとアナログお留守番は頑張ったのでありました。

この度の作品展は、紙を剪る事の可能性を作家なりに追求した結果を展示したつもりです。
様々な素材や手法を使いながら、それぞれの作家のメッセージは、きっとご覧頂いた方々に届いたものと確信しています。

皆様、ありがとうございました。

Senga Femina（センガ フェミナ）展 事後報告 １

例によって事後報告です。
Senga Femina展は230名を超える皆様にご来場いただき、大成功でした。事前のPRは各個人が出した案内ハガキとメンバーの中で唯一インタネットで広報をして下さった小野寺さんのページ。小さな美術館のお留守番は、ネット的に言うと何の役にも立たなかった（泣）。しかし毎日新聞埼玉版と読売新聞シティライフ欄に作品写真付きで掲載されたのが結構反響がありました。プレスリリースはめげないで出しておくものです。毎日さん、読売さん、ありがとうございました。お客様はだいたい３時か４時には一段落するので、落ち着いた時間帯はそれぞれの制作についての情報交換と、メンバーの一人が名付けた「アリスのお茶会」。頂いた甘いもので楽しいおしゃべりの時間となったのであります。これもメンバー全員が女性ならでは。

１月20日（月）作品の搬入と飾り付け。
会場は銀座にしてはとても広い。始まるまでは壁面が埋まるかと心配しましたが何の何の。メンバーは頑張って４点から５点を持ち込み、溢れる作品をどうやって展示するのか、最初はちょっと途方にくれる嬉しい誤算でした。全員がか弱き女性の中、参加メンバー田村さんのご主人と滝田さんのお友達（男性）がお手伝い下さいました。本当に良かった！です。ありがとうございました。



それでもオープンの午後１時には何とか飾り終わり、今度はレセプションの準備に。お花も届きましたよ。


会場はこんな感じ。銀座ソニービルの近く、かの有名な日動画廊の近く。646ビル９階。てっぺんの画廊です。
余談ですが会期中日動画廊で安井曾太郎の素描が展示されていました。勿論、見させていただきました。モノトーンのデッサンに心臓がはじき飛ばされるような衝撃を受けました。



レセプションには美術評論家の清水康友先生にもご来場いただき、主催する側に立った初めてのオープニングパーティも無事、終了したのでありました。
その間の写真？いや、主催する側でしたのでとても緊張していましたし、お客様の接待とかありましたので写真、撮ってなかった…