小さな美術館’s blog

埼玉県日高市清流にある油彩画と切り絵のギャラリー「小さな美術館」の日常を記録してみました。

ミニ色紙

2015-05-24 14:33:27 | 小さな美術館の日常
そもそも色紙というものにまったく縁のなかった私。
今、家にある(あった?あったはずなんだけど今や所在不明でどこにまぎれこんでいるのやら)色紙は娘が柔道をやっていたので中学だか高校時代に書いてもらった田村亮子のサイン入り色紙。それから田辺陽子のこれまたサイン入り色紙…くらいの物なので、色紙というのは相撲取りとか柔道家がサインする物とばかり思っていた。
もっと昔、とてつもなく昔、赤胴(こうだだったかしら)鈴ノ介とかいう少年漫画があって、その作者が竹内つなよし(こうだったよね)という漫画家。あの時代一世を風靡していたとてつもなくエラい先生が私の町に来た。まず、絶対にこんな事はないはずなのだけど、いらっしゃった。たしか婚礼のお祝いだったような記憶が……母方の実家にその大先生のサイン入り色紙が鈴ノ介君をさらさらっと筆で描いた達者な絵とともにあった。

ところが、この度、ちょっとした事情があってミニ色紙の作品を制作する事になった。
むむ、しかも色紙というのはほぼ正方形。画面サイズで言うとSサイズってことね。Sサイズは構成が難しいわ。あんまり細かくない方がいいって言ってましたっけ。しかし!へそ曲がりな私はこれぞ色紙の作品というよりこれが色紙の作品?と言う方向で行く事にする。しかもミニというだけあって画面は13.5cm×12cm。ちっちゃい。いやしかし実物を見てみると結構な事が出来そう。

かつて某出版社の仕事でラフ出しをしたとき、自信満々で出したウサちゃんたちが全部ボツになった。何故かというと、フツーのウサギでいいからという事で。…どんだけボツになったウサちゃんたちがかわいらしかった事か。描き直したウサギさんのなんて当たり前だった事か。

という訳で、今回そのウサちゃんを復活させる事にしました。
この子たちです。白雪姫なウサギと赤ずきんちゃんなウサギ。まだ定着していませんが。



それから魔女の宅急便なウサギとセロひきゴーシュなウサギ、長靴をはいたネコなウサギとシンデレラなウサギにメリーポピンズなウサギ。どんなもんでしょうか?


 


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チャレンジ!!再び。

2015-05-21 08:25:23 | 小さな美術館油彩/切り絵教室
 さて、水曜日は中学生2年生と6年生の子供たち。
小さな美術館切絵教室に於いては上級クラスと言えるでしょう。


 教室展終了後9月末に搬入予定の中美展に向け作品の制作に取り掛かりました。
中美展(http://chubi.org)は今回で67回を迎えるれっきとした全国公募展。東京都美術館にて10月開催されます。もちろん事前の審査があり選外(落選)と言う事も考えられます。しかし、あえて挑戦する事に意義があり。落選覚悟の出品です。
実は、昨年もチャレンジを試みたのですが中学生になって部活やら夏休みの課題を教室で制作したりしたので時間が無くなり断念。来年は受験なので制作は無理、という訳で今年こそ!!いや、今年しかない!という訳なのです。とは言え出品するからには入選を果たしたい。小さな美術館切絵教室からはかつて中学2年で入選を果たした事があり、油彩画教室では高校生の入選を果たしました。教室としては本当に久々の挑戦ですので、力が入ります。頑張ろうね!

こちら、出品作の設計図。大きさは30号(90.9×72.7cm)。この大きさの前に小さな美術館のアーティストたち展で20号(72.7×60.6cm)を制作済み。大きさには慣らしてあります。準備万端です。制作の経過は追々ご報告したいと思います。乞う、ご期待!
 

そして6年生のMAIちゃんはお姉さんたちに触発され、同じ大きさの30号を製作中。完成したらリビングのお母さんの作品とチェンジしてもらうそうです。    
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最近のお散歩ロード

2015-05-18 11:27:59 | 日記
予定していた展覧会を終え、夫が担当の中央美術協会機関紙「セントラル」の編集作業もようやく本日入校。ヤレヤレな私たち。
散歩中の会話も予定の確認やら仕事関連からやっとのどかな内容になりました。

さて、のどかな散歩のスタートはこの方との出会いから、
  

この辺りを縄張りとするキジさんですが、少しずつ人馴れしてきたのでしょうか。かなり近づいても逃げなくなりました。今日は凛々しい姿をカメラに収めました。

キジさんの縄張りに含まれる素敵なお庭に入れていただきましたのでお花の写真を撮らせていただきました。
  

これもまたキジさんの縄張り中。畑の脇にあるジャーマンアイリス。そしてクレマチス。いずれも路傍のお花です
 

こちらはきっとバラの原種でしょうか。すごいトゲがあって近寄り難いのですがお花は本当にきれい。我が家の庭にもありますが適度な剪定を施さないと引っかかって痛い思いをします。もちろん、路傍の花です。
 

この花はツバメスイセンというのだそうです。お花の形がツバメに似ているせいでしょうか?
 


畑の麦の穂も出そろって
 

ズッキーニの花にあまり気づかれない柿の花。そしてジャガイモの花です。
  

冬の間、春先から初夏へと、なかなかに楽しませてくれる朝の40分です。








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中美埼玉展授賞式

2015-05-01 10:00:42 | 研究会・講習会
4月29日はいよいよ授賞式。
美術評論家 佃堅輔先生を講師にお招きしての作品講評も行われ、中美埼玉展のクライマックスです。

佃先生もお見えになり、


授賞式の準備も万端。作品写真入りの賞状フレームにスポンサーからの副賞。スポンサーでもあります地元飯能ケーブルテレビの取材も入り、
  

授賞式は始まったのでありました。



今回の埼玉県知事賞は仲村佳代子さんが「SQUARE2015」で受賞。中美埼玉賞は牧野政子さん「深山幻想」優秀賞は山本文代さん「フージン・ライジン」 
  

努力賞永井つる子さん「アンティークと薔薇」 奨励賞黒澤久江さん「私の麦わら帽子」 新人賞長谷川弘子さん「森陰の家」。
  

佃先生から全体の講評をいただき、皆さんで記念撮影。
 

そして埼玉支部恒例、美術評論家をお招きしての講評会が始まったのでありました。
   

 

実は写真が無いのは残念なのですが、講評会のタイムキーパーは結構大変。時計を見ながら時には先生の講評中に割り込んでストップをかけねばならず進行係から「巻き」のブロックサインも出たりしますので時間通りに進行させるのは至難の業。鈴木君、お疲れさま!

その後、相互の親睦をかねたパーティが始まります。受賞者のご挨拶やら、新人の紹介もあり和やかな懇親会となりました。


4月30日。
無事第12回中美埼玉展は終了したのでありました。
今回もたくさんの方にご来場・ご高覧いただき、ありがとうございました!



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