こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

正体が・・・2

2016-05-02 05:30:00 | 我が家
ゴールデンウィークが始まったそうで、我が家はまるで関係ないので普段通りの生活リズム。

きのうは前日の雨で落ち葉だらけになったお墓の掃除に行ってきました。亡くなったおじいちゃんの

念願どおりに十一基の墓石をひとつにまとめ 今あるお墓所に新しく洋墓として建立しました。

和尚さんに来てもらってお性根入れもしてもらったのですが、階段の片側に手すりもつけて安心して

お墓まいりもできるようになりました。ただ 私が毎朝洗濯物を干す位置からお墓が丸見えで

おじいちゃんはじめご先祖さんがお墓から見下ろしているようにみえる、というか新しいお墓が

ばっちり見えるのが少々・・・です(笑)


母屋の仏壇のろうそく消滅事件は解決しないまま 百か日法要が近づいてきたある日、またもや

おばあちゃんが「夜、心経を唱えていたら カツカツカツと音がするんや。どこで音がするのかわから

ないから気持ちが悪くて」と言いはじめ、広く大きい母屋で一人で寝ていたらいろんなことが起きるのか

とも思ったんですが 百か日法要にきた姉にいうと「あ、ろうそくが無くなる話はよく聞くわ~

ネズミがろうそくを食べるってことや」ということでおばあちゃんも納得したのです。

だけども、その法要の二、三日前の夜だったか珍事件が離れの我が家で起きました。

今でも笑い話になるんだけど 私とこげがおとうさんより先に就寝していたらふすまが開いて

「ネズミが出た。」「どこに?」と眠い目をこすりながら起きると こげも自分の布団から

頭を上げて話を聞くそぶり。「それが、出たから追いかけたら障子の桟をするすると登って

それで下りるに降りられんみたいで、桟にしがみついてフリーズしている」と言います。

それは珍しい・・一瞬写真かな・・と思ったけどそういう状況でフラッシュたいたら

驚いて部屋を逃げ回ると面倒やな(割と冷静な状況判断をする凹です)。起きだして見ると

たしかにネズミが ブルブルしながら障子の桟にしがみついている。こいつが天井裏で

こそこそ歩いていた奴か!と思ったけど、そのわりに体が小さく中学生の時に理科の先生に

理科準備室で飼っていたハツカネズミをもらったけど、それよりまだ小さい、子ネズミなのか

もしれません。「どうする?」「なんか 箱に落として外に放り出したらいいやん」と

まずはこげに狩りをさせないようふすまを閉めて 小箱に落とした。落下と同時に逃げようと

ジャンプをしていたけどおとうさんがすばやくふたを閉め、外に出ていった。やれやれ、

一件落着・・・私は布団に戻って半時間後またもや「また出た」「で、どこに」

「こそこそ出てきたと思ってどこに行くか見ていたらそっちの部屋に行った」というので

がばっとふすまを開けたら今度はこげが異常を感じたのか、探索モードに入って

敷いた布団の足元のほうを嗅ぎまわっていたけど、どうやら敵も隅っこに入ってしまったのか

懐中電灯で照らしても見つからない。眠いし寒いので 「もういい寝る」と私は寝た。

こういう場合 人は寛容であるべきで騒いでも大差ないだろう・・というテキトーな考えのよう

なのだ。それきり 夜中に姿を現さなくなったネズミ。外に放り出されたものと親子かきょうだいか?


今までネズミの姿はなかったのに 部屋の中に犬がいても猫ほどの脅威はないということなのだ。

天変地異が起こる前には 自然界の動物は異常行動を起こすと≪ムー≫という雑誌によく書かれて

いたけど、家から逃げ出すより家に寄りついてくるのは安心安全とふんだのか?


そんなある朝おとうさんが「寝る前に台所に行ったら、流し台から何かが飛んだ」と言います。

台所に現れるとは少しヤバい・・かも。いやでも 巷では黒いネズミのランドに老いも若きも殺到しているし

アニメでも猫とネズミが仲良くケンカしているものや 子供のころには「おいら トッポ・

ジージョ」なんて人形劇が流行った。衛生上危険なのは ドブネズミなのか?現代社会でネズミが

大問題という話は聞かないし、言う人間がネズミランドに喜々として遊びに行くのもどうか・・だわ。

昔、ネズミのパニック映画があった。気になって検索したら≪ベン≫というやつのようだ。テーマ曲を

マイケル・ジャクソンが歌っていたというからかなり古い映画だな。

その二日後だったか、早起きの私が台所に立つとどこかでカツカツカツと音がする。この間 天井裏での物音の

話をおばあちゃんにしたら「天井板の節穴やすき間からコックローチを噴いてしまえ」というまるで

ゴキブリ退治のような対策案を聞いていたので、それもよかろうと思いつつ、朝っぱらから私は

台所の音がするあたりをドンドンと叩いてみた。音は叩かれても平気な場所にいるのか止まないので

コックローチを噴いてやった。しばらくすると音が止んだので酔ってでてくるかと 構えていたけど

出てこない。そう思って振り返ろうとしたら 神棚を祀っているところからなにやら早足で走り出して

きた。強気な凹さんも しばし動きが止まってそれを見ていた。やはり このあいだのネズミの仲間みた

いだわ~。それは流し台の壁際をつ~っと走ってガスコンロの縁を走って壁際にぶら下がったガス漏れ警報器

の電気コードをまさに消防士が緊急出動するときに、上り棒を一階に向かって滑っていくさまで(いまも

そんなことやっているのか知らないが)床に降り立った。そこから猛ダッシュで食器棚の裏に逃げ込んだので

またもやコックローチを噴霧したのでした。そうか、いよいよネズミと対決せねばならないときが来たようだ。

まずは 敵が恐怖のネズミホイホイだな。あれは怖いよ~。一足それに触れたら ネバネバに体をとられ

にっちもさっちもできない(♪はぁ~にっちもさっちもどうにもブルドッグ~ byフォーリーブス)

もだえ苦しんで死んでいくのだ・・・・が、先月、義父の家で義母が「ネズミホイホイそのものが置いていた

ところから消えた」と葬儀の夜聞かされたのだ。置いたものが消えるなんて 「お義母さん 疲れて間違えた

んじゃないの?」と思っていたんだけど、優れた義弟のお嫁さんがその物置を探したら なんと冷蔵庫の

下まで持って行ってそこでなんとかかんとか外して逃げたらしく ネズミホイホイだけ残っていたという。

あのシートを引きずっていくなら 私が対決するネズミより体が大きいのだろう。ふん、かわいくない!!

おばあちゃんの家にあったネズミホイホイを一枚貰って 組み立てにかかると 案の定どんぐさい凹の指が

何度も粘着シートに引きずられヤバい思いをしたのでした。



                4月14日 フジの花がかかる川べりで


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4 コメント

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MOUSE? RAT? (間諜X72)
2016-05-05 18:29:47
>ネズミがろうそくを食べるってことや

そう言うのって、あるんですね

>♪はぁ~にっちもさっちもどうにもブルドッグ~ byフォーリーブス

黙れうるさいぞ お前ら」懐かしいです

こちらは葬式が多いです。
昨年7月に亡くなった伯母の息子(僕の従兄弟)が4月に死去。そして兄嫁のお父さん(住職)が死去で今日お葬式。
久しぶりに会う親戚の人達。随分外見が変わっている。勿論僕も・・・・
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お久しぶりの ()
2016-05-06 07:43:37
コメントの返事を書かないまま五月に入ってしまい、間諜X72さんからのコメントが仏事。どうも私たちの話題が、仏(ぶつ)なことが多い世代なんでしょうか・・・

GWも一段落、きょうはこげの診察日。雨の予報が気になりますが出かけます。先日テレビでさだまさしが歌う≪主人公≫を聴きました。若いころからこの歌は好きでしたが、♪あの分かれ道で選び直せたら~・・・確かに、たしかに自分の人生の中では自分が主人公だけど、若いころはその歌詞を素直に受け止めていたけど 、ちゃんと生きていかないとあなたに恥ずかしいなんて、あなたはあなたの人生を幸福に生きているなら 、私がちゃんと生きようが生きまいが、すっかり忘れているんでしょうね!となぜか テレビのさだ氏に向かって反抗的に思った私は、ひねくれたCWだったことを如実に語っている(笑)
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お葬式 (間諜X72)
2016-05-07 08:38:48
僕にとって初めての葬式(身内)は小6の2月でした。
母方の祖父が死去。
祖父の亡骸に対面した時、そして火葬した時、ショックでしたね。
すると僕の友達S田君(ちょっとヒネクレ者)が「俺なんぞは自分の祖父さんが死んだ時はザマミロと思った。本当にケチなジジイで小遣いもくれなかったし、以前から『早く死ねばいい』と思っていた。」おいおい・・・

>さだまさしが歌う≪主人公≫

今、初めて聞きました。いい曲ですね

>テレビのさだ氏に向かって反抗的に思った私

凹さんは現在多忙で大変な時期ですからね。他人が凹さんの事でわかったような事を言うのは気に障ると思います。
 
僕にとって初めての子供が生まれた頃。やたらとはしゃいでいる僕に同僚のベテラン女性(僕と仲が良い)が「あなたは今ちょうど絶好調の時期だからね・・・。落ち込んでいる人をあまり上から目線で見ないように・・・。」とアドバイスしてくれた事を思い出します。ここ数年落ち目の僕にはその意味が本当によくわかります・・・(苦笑
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お葬式 ()
2016-05-08 21:39:32
私は 祖父のお葬式が最初だったと思います。大学一回生。本当は三歳くらいに祖母のお葬式があったのですが、物心の中にはうっすらとしかなく、親戚のおばあさんに子守をしてもらっていた記憶です。亡くなった祖母は三女の私や次女より長女をかわいがっていたので 祖母の記憶は皆無です(笑)。

きょうは主人の父親の四十九日の配り物を配りましたが、ご近所さんだけでした。母の日だったので 義母にカーネーションを贈ったら喜んでくれたようなので、よかった。もちろん母親にも同じものを贈りました。長男君からマダガスカルジャスミンというお花が贈られてきました。昨年の観葉植物が瀕死の状態なので 今年もうまく育てられるか戦々恐々です。

落ち込む期間は先が全く見えませんから、何気ない言葉でも、何気ない風景でも辛くなります。自分がしてきたことを振り返って「あそこで選択ミスか?」とか「恨みを買って呪われてるのか?」とか、暗い暗いトンネルの中にいるようですね(苦笑)
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