こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

猛暑なので

2013-08-09 05:30:00 | 我が家
立秋がすぎたというのだけれど、じつはそんな大昔ののんびりした季節の移りかわりなんて、現代に

は合わなくなってきている。もしや、感じだけでも・・という気持ちを込めて漢字に「秋」をいれて

いるのかもしれない、そういう新説をおばはんが唱えてもいいんじゃないかぁ・・・暑い!!

これまでも暑い年はあったけど、そのたびに「もぅ融けていくかと思ったわ」と答えていたけど、ど

うやら今年は、それ以上なのか「融けていくかも」という言葉はでてきません。そのかわり、だ。

今年、私はスイカを食べている。こんなことは、過去に例がないのだ。いや、スイカは夏にはもらえ

ば冷やして食べる・・けど、わざわざ自腹で買ってまで食べたいと思うことはなかった。結婚して

以来の家計簿をひっくり返してみても、スイカ購入記録は無い。嫌いなのかと聞かれれば、嫌いでも

ないけど、冷やして切って食べるのがメンドーだし、冷蔵庫を半球型が占めるというのが許せないの

だ。それに中学生時代に夏のクラブ練習の休憩時に、スイカが出てそれはそれで美味しかったから

その時に一生分のスイカを食べたと思っていた。特に食べたいと思うことがそれ以来なかったけど

稲刈りや脱穀の時に出た時も、そう食べたいと思わなかった。もしかして、すごく贅沢な拒絶かもし

れない・・なぁと。

昔、子供の頃お盆前に大掃除という行事をやっていた。家が広いんで近所の若い人に来てもらって

やっていた。私は小学生だったので、大きな畳が一枚ずつ運ばれて外壁に立てかけられて真夏の太陽

に干されているのを見ているか、少し大きくなったらバケツに水を入れて脚立に乗って天井板を拭い

てくれる高校生くらいのおにーさんに放りあげたりして、一応手伝いのようなことをしていた。

そんなとき、父親が井戸に浸けていたスイカを引き上げて休憩時にみんなで食べたりした。田舎では

よく見かけた風景で、畳を叩いている音や床板だけになった部屋を回ってみたり、普段は見られない

床下の湿っぽい土の匂いと、ビフォー・アフターでよく見るしき石に乗っただけの柱の姿に「これで

家を支えているのか!」と感動なんかした。大掃除はもう、どこの家庭でもやらなくなって、これも

過疎化と高齢化ということなんでしょうね。だからスイカという、昔は井戸で、または川で、タライ

でしか冷やせなかった、夏の一品ともだんだん縁がなくなっていったのかもしれません。

 とにかく今年、最初のスイカはお隣から半分貰ったのをおばあちゃんと半分にして、最初から

一口大にカットして、タッパーに入れて冷やして好きな時にタッパーを抱えて食べる・・ということ

にしたら、塩もつけずにどんどん消えていくのよ。あれよあれよという間に自分ちの分をほぼ、一人

で食べて、おばあちゃんちの分まで貰いに行ったのだ。それを食べきったあと、食べたくなって

スーパーオークワで小玉スイカを初購入!それもカッティングして冷やして、またほとんど一人で食

べ、次は同じスイカをAコープで買ったら、全然甘くないの。同じ小玉スイカの、同じ品種なのに、

で二週間くらいスイカとおさらばして、また食べたくなって今度は三日月形の6分の1カットという

糖度12度と書かれたものをAコープで買ってみたら、これも美味しくないの、二度とAコープでは

スイカは買わんわぃ!と決心して、一昨日オークワで6分の1カットのスイカを購入、398円だと

思っていたら、480円だったわ。1個2880円もするものなのか?と思ったけど、店内で連呼し

ていた398円というスイカとはもしかして、産地とか違うのかな。糖度11度が398円のスイカ

で私が買ったのは、ただ一個糖度12.5度だったし・・・。でも、期待したほど甘くなかった。

う~ん、世のなか、甘くて冷たくて美味しいものが出回りすぎたのかもしれない・・・。暑い日が

続いたら、私のスイカ購入記録が続いていくんだろうか?この歳になって、スイカに飛びつくなんて

思いもしなかったわ~。




ところで、昨日の≪緊急地震速報≫、みなさんは何をされていましたか?

私は運悪く、国道を走行中でして、いきなり聞き慣れないブーブー音が鳴ってきまして同乗の

おばあちゃんと「なんの音だぁ?」と。それがズボンのポケットから鳴っているものと気がつくま

で、数秒。「携帯からやわ。地震?」とモゾモゾと取り出そうにも片手ではなかなか出てこず、

今までも電話が鳴って取り出すのに苦労したことが何度もあり、車に乗るときはハンドル横のポケ

ットに置くように意識するんだけど、そんな時は鳴らず、買い物とかで下車するときに運転席に

置いたまま・・ということも。さすがにロックをする習慣がついているから、盗られるということ

はないけど、齢を重ねていくとロックを忘れることがいつ何時引き起こるかわからない。ので、

ズボンに差し込んだままということが続いている。そんな時に、これだもんね。何回か鳴り続ける

間に路肩に止めようとするけど、後続の車もある。しかし、前の車もたぶん携帯からのブーブー音

が聞こえているであろうに、誰も停車しない。ちょうど婦夫波を過ぎたところだったので見通しの

よいところに停めて携帯を取り出した。おばあちゃんがしきりに「なんなん?」と聞くのでボタン

を押すけど、画面が瞬時に消えていく。パッと出た画面に小さな文字の羅列、なにやら速報とか

揺れとかが読めたと思ったら、消えていく。再度ボタンを押すと和歌山北部あたりの地図になり

×点がある。「北部で地震があったみたいやけど、津波注意ということかな」と車を発進させたけ

ど、串本方面から来る車も多いのでたぶん大丈夫か・・と思っていた。「しかしなんやね、緊急

だと慌てるし、老眼鏡なくちゃ読めへんがな」と私は言い、それなら音声で言ってくれたら助かる

んだけどなぁ。それにしても、海岸沿いを走行しているのに、人っ子一人出ていない。いま思うと

海に近い海抜の低い地域の人は高いところに避難したんだろうか?県下ではこの間避難訓練を行っ

たばかりやけど・・と思いつつ、案外すぐに津波のおそれがないと発表されたのかもしれないなぁ

と話しながら家に帰りついたのだ。すぐにテレビで確認すると気象庁の誤報の可能性と言っている

ので、それはそれでよかったと思ったんだけど、いきなりの事態にこのように慌てるというのは

まだまだ非常事態に性根を入れていないと(私が)いうことなんだろう・・・。海岸沿いに人が

いなかったのは やはり海には近づかないという教訓だったと思いたい。たんに暑いから外出を

控えていたってことだけでは、ないでしょうね。走行しながら「もし本当なら どこかで通行禁止

になるっしょ」とか「おじいちゃん、こげ連れて避難できるかなぁ」とかあれやこれや思いながら

運転するのは、疲れました。

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2 コメント

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私のスマホには (ぼんくら)
2013-08-10 06:52:47
緊急連絡は入りませんでした。テレビのニュースで誤報とか言ってるのを見て、ケータイに連絡無かったなぁと思ったくらいです。役場からの放送も無かったようですし、誤報だから良かったものの、もしこんなことが続けば、羊飼いの少年のような話にもなり兼ねません。

私がAコープで買った半額のスイカは糖度12度ということで、凄く甘かったですよ。
返信する
なんということ? ()
2013-08-11 12:40:00
テレビニュースの映像では スマホや携帯が一斉に鳴りだしてあたふたする姿が出ていたのに、情報が入らないスマホというのがあるんですか?緊急情報を受け取る・受け取らないの選択ボタンとかあるのか・・・、ちゃんと調べとかないと危ないですょ。

私が悪い子だからハズレのスイカを引き当てるのかもしれません(涙)。
返信する

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