こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

ワクチン接種

2021-04-29 05:30:00 | 我が家
24日、おばあちゃんの新型コロナ感染予防ワクチン接種に行ってきました。

ようやくこの日が来たのだと喜んではいたものの、町からの接種希望するか

ハガキを返送するようお知らせが届き 希望すると返送したものの、どう

予約するのか気になっていました。というのも ニュースでは都市部での

接種予約はそれぞれが電話かインターネットでというの聞き、「そんなの

電話回線がパンクするか、つながらない事例が出るやん」と危惧した通り

いまだにつながらないと報道されている。高齢者から優先で接種してくれるの

はありがたいけど、何十回かけても規定数をこえればまたかけなくてはならな

いのは かける側にも受ける側にも時間の無駄になってしまうことが目に見え

ている。串本町も 電話で予約なんてことになったら 絶対無理な私達以外で

そんなこと裏でこっそりと先に申し込める人がいるはずだ!と息巻いていたの

だけど、串本町はハガキを返送した最高齢者から順に日時を指定して割り振っ

てくれたようだ。それが一番平等だと思う。高齢者とひとくくりに言っても

高齢者のおかれた立ち場はそれぞれで 不自由な体で一人で生活の人もいれば

うちみたいに見守る家族がいる家もあれば、通知が理解できない人もいる。

何度も電話を掛けるその作業が苦痛な人もいる。ハガキで割り振ってくれるの

だから楽でわかりやすい。

でもそれは 串本町のような人口が少ないところでできるので 大阪東京の

ような大都市では 返送ハガキだって一つの区、市 だと数十万枚になる。

それをもし抽選で割り振るとなると人件費が相当かかる・・やはり 、個人で

コールセンターに電話をかけ続けて 自分の順番は自分でゲットするしかない

のかもしれない。いまだにつながらないという高齢者をテレビで見て、でも

これじゃ「もう打たない」と偏屈をいう私のような高齢者も 一人二人は出て

来るだろうと思う。ちなみに 義母(おとうさんの母)は同じ日の9時から

9時30分の組、おばあちゃんは10時30分から11時の組だった。たぶん 接種

会場は人であふれ、なんらかのゴタゴタや接種後の15分程度の待機もあり、

義母がうまく先に接種していて 一緒に帰るか おばあちゃんの接種を待つ間

に義母だけおとうさんに送り届けてもらうかふたつの手はずを計画しました。

前日には町内放送で「指定された時間に来るように。慌てて来ないでください」

慌ててって?指定された時間より早めに(田舎の人は自分の用事を優先にする

ことがあって(笑)、予約時間など無視するおっさんおばはんがいるのだ。

それでも接種して待たすのも義母に悪いので 10時前に接種会場のくしもと

町立病院に着いた。足元がおぼつかないおばあちゃんに腕を貸しながら、入り

口に着くと、義母が手を振っている。知った人に私たちを探してもらったよう

で、義母はしばらく会ってないおばあちゃんと話をしたかったようなのだが、

会場についてしまうと 接種に来た人を必死になって捌こうとする役場と

保健センターの人に「何時からですか?」「本人様のお名前は言えますか?」

「こちらで検温をお願いします、付き添いの方も」と違う人があれこれと

指示を出してくる。しかし、老婆二人は何十年ぶりかに会ったような 手に手

を取り合うような状態で、私はとりあえず 早めに来たけどチェックだけは

済ませておこうと、おばあちゃんを引っ張って会場に入った。10時以降のかた

と書かれたところへ行くと 2と書かれた緑色のシールをおばあちゃんのズボ

ンに貼られ、病院の待合室の椅子に座ってひたすら10時半まで待つことに。

目の前を9時の組だか9時半の組だかの老女老爺、とほとんどが付き添い付きで

つぎの受付に移動していく。この日が町のワクチン接種の初日で88歳から

102歳までの高齢者から接種していくと地方紙に載っていたので、89歳の義母

91歳のおばあちゃんが運よく同じ日に当たったわけだ。次の受付から 名前を

呼ばれておばあちゃんを連れて行く間に 緑色のシール3番4番の人に抜かれて

しまい、医師の問診のところでずっと後になってしまっていた。3番は足が

達者で4番は車いすだったからだ。問診の部屋に入ると座っている医師を

どこかで見かけたことがあると私はずっと思っていた。顔を見てもマスクで

半分隠れてるし、でもこの豪快なしゃべりっぷりは親しみを感じる・・そん

なお医者さんがこのくしもと病院にいた?いるわけないやん・・・誰やろ、

と思う間に先生は問診表を見て ワクチン接種をなぜ打つか、副作用にはこの

ような症状が出ます、と話してくれた。問診表を書くときに 二、三追記した

ところがあった。かかりつけ医が 一応お薬手帳を持参して、血液サラサラの

薬を服用していることを伝えるよう言っていたからだ。それを目の前の医師に

いうと「あぁそれは 筋肉注射だから血液サラサラの薬を飲んでいたら 

青タンになることがあるってだけで だから打てないということはないという

こと。」「わかりました」「・・・足がひきつける」「あ、それは本人が

何かした拍子に足が引きつるっていうので」問診表に≪今までにひきつけ、

けいれんをしたことがあるか≫という問いがあったので、本人がそう答えた

ので万が一のことがあってはならないと思い私が記入したのだが、医師が

笑い出し「単純に足が引きつる場合は書かないの。(笑)そんなこと書いてい

たらほとんどの高齢者は 接種できないよぅ。」と言いながら私が書いた

足が引きつるという文字を斜線で消してしまった。「あ、じゃ服用している

薬名は二回目の問診表に書かなくてもいいですか?」と聞くと 「それは

書いておくように」と教えてくれた。その医師が以前 おばあちゃんと通って

いた 整形外科の開業医さんだったことを接種後おばあちゃんと思い出したの

です。私のばね指も診てくれた先生だ・・。そのあと 接種場所の部屋に移動

して、ブスリとおばあちゃんの細くなった左肩の少し下がった箇所に。

テレビ映像同様、見てる側には「マジ痛そう」そう痛くないらしいが・・。

その部屋から出ると 前方から女性看護師かスタッフが飛んできて、

「今接種しました。この時間です」と≪10:41≫と書かれた付箋を次回の

クーポン券を入れる封筒に貼ってくれて「これから10~15分 あちらの部屋で

様子を見てください。気分が悪いとか しんどいとか症状があれば関係者

がいるので伝えてください」私は、じゃここから出るのは10時55分ごろになる

なと思いながら 待機室に行った。そこには緑色シール3番4番の人が先にきて

座っていた。この人たちより少し後に帰れる・・・とおばあちゃんと話してい

たとき、椅子に座ってまだ5分経つかどうかのときに 待機室で見回っていた

関係者の男性が「この時間(10:41のこと)はもう過ぎているので帰っていい

です」と言ってきた。「え?いや今来たとこです」「41分過ぎてますから」

確かに待機室に掛けられた時計は48分くらいだったけど、さっき「接種した時

間」と言われてきたし、振り返ると先に打った緑色シール3馬、4番の老女たち

は座っている。そうこうしていると おじいちゃんの介護申請の時に世話に

なった地域包括センターの方もやって来て「そうですね過ぎてますよ」と

言ってくる。なんでや!なんで私たちを先に追い出そうとするのか、わけが

わからん・・・先に座ってる人は当然41分より早い時間に接種してこの部屋で

帰る時間まで座っている、それと同じことをしてるのに私たちには出ていく

ことを勧めるのだ。じゃぁ一体 今接種した時間ですと付箋を貼った人は

これは帰っていい時間ですとは言わなかったの?最初の問診を受けるとき

壁の時計を見たら10時半を少し回っていた。自分たちが10時半からの組だから

だいたい時間通りだな、と思ったんだもの。そこから隣の部屋で接種して

出てきたのだもん、41分は接種した時間だわ・・・ということは この待機室

では 付箋の時刻は部屋を退出する時刻  ってことになってしまっている

ということだろ?打合せミスってことじゃないのかな、それは。

今回は 町内の最高齢者を含む高齢者グループで付添人も含めて人数が

次の88歳から65歳の組と比べて一番多くなっている。付き添いなしで自分で

やって来る接種者ばかりだとこんなミスがあると 騒動にならへん?かなと

思って帰途につきました。義母は 義母で 義弟(三男)に私達と会えないか

もしれないから、と様子を見に来てもらうよう手はずしていてそっちの車で

帰宅したようです(笑)  疲れました。




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4 コメント

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接種 (間諜X72)
2021-05-01 07:03:25
お疲れ様でした。
コロナウイルスが終息どころか、更に感染者が増えています

>≪あぐり≫が産む淳は 吉行淳之介なんですね。

吉行あぐりさんよりも先に亡くなったと言うのが悲しいです。

>ドラマも後半 出演者が ビッグになってきて楽しみ

脚本家役の生瀬さんがいい感じです
返信する
そうです ()
2021-05-01 20:28:29
終盤が近くなって、共演者が厚くなってきましたね  それにしても 杉咲花さん、ドラマモデルの浪花千恵子さんに似てきたような気がします 私の知っている浪花千恵子さんは オロナイン軟膏のCMでしたが 彼女の本名は 南口きくの(なんこうきくの)だと先月 夜中のラジオで聞いたような気がします、いつものように布団の中で「マジかよ」とうつつで聴いてました(笑)  生瀬さんも塚地さんも楽しいですね

でも花かごの送り主が 栗子さんって、私もそうじゃないかと思ってました。彼女のその後が気になっていたので、どこかで継子の千代を心配してくれていたら と。母性を持たない人間はいないと思いたい
返信する
南口きくの(なんこうきくの) (間諜X72)
2021-05-03 21:05:53
そうなんですか
本当に「マジかよ」と思いました。教えて下さってありがとうございました。

>生瀬さんも塚地さんも楽しいですね

ラジオドラマ。早くもチームワークがいいですねー

>母性を持たない人間はいないと思いたい

そう思いたいです。僕は花かごの送り主が誰かわからないままでした

>あぐり

今日の放映。汽車の中で「お母さんお腹空いたー」と何度も言う男の子。後から気づいたのですが、演じていたのは三浦春馬さんだったんですね・・・
返信する
でしたね! ()
2021-05-04 08:52:11
出演者に三浦春馬とあったので、「出てたのか」と叫びました。それにしても ずっと「お腹空いた」と叫んでましたね(笑) 「まいう~」の石塚さんも なんかただの人・・・で 売れる前だったんでしょうか?

時代なのか 作り手の意図なのかドラマ展開がゆるくて、少ししんどい・・・
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