暖かい日もあれば 底冷えのする日もあって なかなか身体が気候についていきませ
ん。きのう 役場が主催する 動物駆逐用煙火(サル用追い払い花火)使用のための
講習会なるものに参加してきました。駆除用の花火があること、それは手持ちで打つ
ということは知っていましたが、どこかよその県やとなりの古座川町の話だと思って
いたので区長さんから 行かんかい?と言われてどんなものかなぁ。。くらいの興味
でした。それに 昨年からのサルの襲来や今年になっても畑にまでやって来るサルを
追い払うのに使えたらいうことはありません。内容が内容なので 私のような女子は
少ないだろうと思っていましたが 会場の席が埋まりだしたら 十数人の女子がいた
のでほっとしたのですが、花火会社の方の話を聞いていくうちに こりゃ安易に
打てなさそう・・と感じたのでした。説明に渡されたものには 過去の駆逐用花火で
のいくつかの事故例が載っていて そのどれもが 教えられた使い方ではなく
危険防止のホルダーに入れずに 素手で持っていたので指の火傷からはじまり裂傷、
指の欠損、手首の欠損等など、あげくはビニールハウスの火事、山火事など、
サルを追い払うためにしたことが おおごとになってしまう・・・使う側のミスでも
あるけど どうもそのものが某国からの輸入もので 花火自体の精度が ふぞろい
という粗悪まではいかないけど 五発出るのが三発、四発しかでない・・とからしい
用法を守れば事故にはならないというけど・・・そのあと 実際に打ってみることに
なっていた。代表で数人が打つのかと思いきや 花火会社さんは人数分の花火を用意
してくれていたので並んで一人ずつ打つことに。意外と音も大きいし 威力はありそ
うだなぁと思っていたら、五発のところが みんな打ちあがる花火の回数を数えて
いたら 二発目がならず、え?不揃い?とみんながざわついたときに三発目四発目と
打ちあがって、不発もあったよね・・ということに。そうしたら私が並んだ列の女性
のときに 一発目は打ちあがって二発目か?というときにいきなり ホルダーから
出てすぐ低い位置で花火がパン!と鳴って その女性が「う~もう怖いわ!」と
戻ってきた。そういうこともやはりあるのか・・・日本製ならあまりないかも。やは
り某国製は危険だ。私の番になり ホルダーに花火を突っ込み(きちんとホルダーの
底まで花火を押し込み)蚊取り線香で着火し、左手を斜めに上げてシュパッ、シュパ
ッ 三メートルほど上がってパン!パン!と鳴った。ホルダーから 打ちあがるとき
反動も腕に伝わってくる・・・いままで 家でやっていた打ち上げ花火よりも力強さ
を感じた・・・ホルダーを返して振り向くと役場の人が名刺のようなものを渡して
きたので見ると、この講習会を受講した証明書だった。これで追い払いをしたいと
なれば 区長さんに申請して区長さんが役場から花火を受け取り使用できるわけだが
保存するときも火薬であるから 厳重に、猟銃の保管のようにできれば鍵付きのもの
に入れておいてほしい・・ということだ。なかなかめんどうだ・・・これまで通り
競技用ピストルを使うのが一番楽勝かもしれない。だけどこれも玉を購入するときに
住所氏名目的を書いた記憶がある。
3月9日に串本町で民間ロケットを打ち上げることが決定した。かれこれ4回延期になっ
ていたのだけど、いよいよか・・と、打ちあがらんでというほうに傾いていた私は
ならば打ちあがるのをみてみたいなぁと申し込むことに。それがね 役場がどこかに
委託したので 申し込みは先着順で5000人、手続きはサイトに登録してそこから申し
こんで カード決済で・・でQRコードを読み込んで・・ということで 私はそこまで
いってよくわからなくなって断念した。見学は3日で完売したそうな。後日サイトに
登録しているからか 旅行会社で見学ツアーを販売しているのでいかがですか・・と
セールスメールが届いたけど、なんか高齢者にはロケット打ち上げの感動をそう簡単
に見せてはくれないなんでもかんでも ネットで買ってくださいって・・・。
チケットを握りしめ、半券を記念に・・というあの頃が懐かしい・・・