やはり今週も暑い。が、未明に雨が降りだしそれも就寝中「なんか 蒸せるなぁ」と目が覚めたときに降りだした。
頭の中で「やっぱ、昨日の夕方に庭に放り出した一応 今は捨てない・・部類のものを中に入れておいてよかったな」と
思いつつ、きょうは生ゴミの日だわ~ いくつあったかな・・結構重いものになっていたし・・と考えていた。
目覚まし時計を止めて、う~だるッ!と起きようか起きまいか・・きょうは雨やし 洗濯物を急いで干すこともないけど
ゴミを出しに行かねば・・六袋あるんだ・・あのごみ置き場は 二軒が出すだけなので早い者勝ちで先に満杯にしても
苦情も来ないし、設置場所は私んちだし 周りの草を刈っているのも私だし…。雨が降っていると一輪車に乗せていくのも
下手したら雨合羽を着てということにもなるので、そうしたら片道三分ほどの距離でも二回運んだら汗だくで、着替える羽目に
、で、雨だと洗濯物が乾かない・・だぁ~な気分・・・。納屋の片付けが背中に乗って それでなくても気分が重いのに・・
等々 はっきりしない朝の頭はマイナスなことの連続をぶっちぎっているのだ。雨の切れ目に ゴミ出しを終えたら
まだ少し動けそうなので 自転車に乗って近くの集会所のペットボトルステーションと乾電池回収箱に行ってきた。
それでじゅうぶん 着替えることになってしまったのだが、まぁ仕方ない。
先週末から本腰を入れて納屋とおばあちゃんが≪醤油小屋≫と呼ぶ まぁ 漬物類を貯蔵しておく部屋の片付けに右往左往している。
あら、今まで生きてきて≪右往左往≫という言葉を使った記憶が無いくらい、珍しい。
納屋の中は 百姓道具と精米用品、その奥の小部屋には 古い木のおけ、何を入れたのか?十分人が入れるくらいの 土葬時代の
棺桶みたいな大きさ。恐る恐る蓋を取ると なかには精米したお米や玄米を入れておく米袋がきれいに畳まれて入っていた。
私が中学生時代ごろから 米袋もナイロン製?ビニール製?なものに変わってきたので 以前の紙製の袋をとっておいたようだ。
この≪とっておいた≫という言葉が、我が家のゴミ屋敷化に拍車をかけていることを おばあちゃんは知らない(気がついていない)
納屋といい 家の中といい またも出ました「何かに使えるかも」という何にも使わず もう二十年以上残しておいたままのゴミが
生き生きとした表情で それならまだいいけど、待ちくたびれて 段ボールの底は白アリに食いつくされ、持ち上げようものなら
一気に底抜けで その中にうごめく白アリの幼虫に 卒倒しそうになりながら「ここは 見なかったことにしよう」と殺虫剤を
まき散らして重い引き戸をガシャンを閉める。解体準備のために 電気を切ったので 小さい窓からの光で ゴミを仕分けていくと
いう毎日。週末におとうさんが参加したので その日は≪醤油納屋≫の 見るもおどろしい漬物類の瓶との闘いでした。
こういうこと(解体する)がないと それらは私の代に代送りされ 田舎に住むかどうかもわからない子供たちに つないでいく
まさにこれも≪負の遺産≫となってしまう。いまはやりの 終活 の一つとして捨て去るものは捨て去ろう・・
漬物類の中でも さすが和歌山県人 梅干しがダントツ!!昨今のものあれば 瓶には昭和60年代のもの、もう記入したラベルが
剥げ落ちてしまって、いつの製作やらわからないモノが多い。梅酒だけのもの、梅シソだけのもの、梅干しだけが 真っ黒になったもの、
たぶん梅だろうというようなものまで出てきた。今回はガラス瓶やカメに入ったものを廃棄したのだけど 実はおばあちゃんが言うのに
嫁ってきたときに お姑さんがいて そのお姑さんが亡くなって何年かたってからここを片付けたときに梅干しが出てきて捨てようとしたら
お舅さんが「おばあさんが漬けた梅だ!」と目の色を変えて怒ったので 以来そのまま放置している木の樽があるそうだ。お舅さんには
後妻になるし 乳飲み子のおじいちゃんを育てた恩があったのか かなり気ままなお姑さんだったそうだ。おばあちゃんも いびられたらしい。
そのうえ 私たち姉妹にも格差をつけて育てたらしく 私などは目にも入れてもらえなかったみたいで 私の祖母の記憶は 祖母のお通夜の
シーンしかないのだ(笑)。何事も この家を継いでいくのは長女であると ・・・そんなもん 見事のぱぁに吹き飛んでいることもあの世で
歯ぎしりしているのだと思うし 祖父がそれをなだめているのだろうと想像できる。なので 私は 可愛がってももらってないので
そんな古くさい梅干しなどは捨ててしまえ!と笑いとばしたのだ。
おとうさんが瓶を出し、私がふたを開け おばあちゃんが捨ててビンを洗って 廃棄する瓶や容器を袋に分けて仕分けしていく。
なかにはふたが劣化し どうにもこうにも開けられないモノがあったり、梅干しはそのまま捨てたら重いので 日に干して幾分軽量化した
つもりでも 相当重かった。納屋には 赤玉ワインの大びんが十数本出てきて 空の瓶もあれば 中身がもち米というのがあった。
もち米も植えていて お正月のお餅を作った後に 一升か二升残ったら保存瓶としてこれに入れていたそうだ。ここでも 次にお餅をつくときに
使おう・・だったのが、一年たつと古米だから新米と混ぜたら 若干口の肥えた(お米の味がわかる)おばあちゃんには 我慢ができなかった
んだろう。とはいえ 日本人だからせっかく育てたお米をポイポイと廃棄することはできずに 納屋の薄暗い隅っこに幽霊みたいに
赤玉ワイン大びんを並べて記憶のずっと向こうに置いたままにしておいたのだと 思う。それを 私が日の当たる外に出して 蓋を開けて
逆さに振ってもすんなりと出てこない。ここは、昭和の戦時中ドラマのように 一升瓶に玄米を入れて棒で突いているあのシーンさながらに
ズクズク(そう聞こえる)突いたら スッと出てきた。申し訳ないけど このもち米も廃棄処分。いつ捨てるか?今でしょ!!だ。
重たいカメが出てきたときは 中身を想像したら気絶しそうになった。なにやら もうアメーバ状とかカピカピに乾燥しまくった何か?だったり
発酵した液体とか・・・うんしょと持ち上げたら意外と軽いので 外に出してふたをとると どうやらお味噌を入れたカメで お味噌はもうなかった
けど、洗わずに忘れていた?・・・梅干しもお味噌も 漬けた本人は忘れていたですんでも これを残された私はやり場のない怒りが湧いてきそう。
いまは こうして目的をもって廃棄処分にまい進しているから笑えるけど 遺産としてもらっても嬉しくもない。なかには ≪負の遺産≫ではなく
立派な遺産も出てきました。しかし それがいつのものなのか おばあちゃんも知らないというから 味見をするのもためらわれたのだが・・・
それは一升瓶に詰められた一升の純正ハチミツ・・・売られているのではなく蜜桶から採集したハチミツ。高級品だわ!!最近日本ミツバチが
激減して先日も 知り合いからハチミツをいただいたのだが、そんな貴重なものを 一年で食べきれないくらいだ・・・、封を切っていない
赤玉ハニーワインもあったが どうもハニーの部分が瓶の底に溜まっているように見えたのでどうするかはおばあちゃんに任せた。
のし紙に「寿」とあり 名前がお茶の先生になっている小さな箱が出てきた。中身は お茶の茶碗。「お茶の先生に 次姉が結婚祝いに
貰ったものじゃない?」と言ったんだけど 絵柄がツクシとワラビ・・季節は春だわなぁ・・・次姉はたしか秋に結婚したはず、じゃ
これは私がもらったものか??お茶の先生も亡くなっているし 何かに使えるかな・・・(あぁこれは禁句なはず)と私が引き取った。
引き出物だかお返しだったのか コーヒーセットが出たので 母屋の古いコーヒーカップと湯呑茶碗を入れ替えた。可愛らしい小皿や
なんかもこれを機会に日の目を見させてあげることに。
しかし・・だ、町のゴミ袋に一升瓶が入ったものが10個近くできてしまい、次の回収はお盆前なはず・・・とりあえず 解体前の納屋の中に
ずらっと並べた。そこには 金属類やプラスチック類に仕分けた袋があり、曜日ごとに出していくのだ。それは まだ当分続きそうですぅ
頭の中で「やっぱ、昨日の夕方に庭に放り出した一応 今は捨てない・・部類のものを中に入れておいてよかったな」と
思いつつ、きょうは生ゴミの日だわ~ いくつあったかな・・結構重いものになっていたし・・と考えていた。
目覚まし時計を止めて、う~だるッ!と起きようか起きまいか・・きょうは雨やし 洗濯物を急いで干すこともないけど
ゴミを出しに行かねば・・六袋あるんだ・・あのごみ置き場は 二軒が出すだけなので早い者勝ちで先に満杯にしても
苦情も来ないし、設置場所は私んちだし 周りの草を刈っているのも私だし…。雨が降っていると一輪車に乗せていくのも
下手したら雨合羽を着てということにもなるので、そうしたら片道三分ほどの距離でも二回運んだら汗だくで、着替える羽目に
、で、雨だと洗濯物が乾かない・・だぁ~な気分・・・。納屋の片付けが背中に乗って それでなくても気分が重いのに・・
等々 はっきりしない朝の頭はマイナスなことの連続をぶっちぎっているのだ。雨の切れ目に ゴミ出しを終えたら
まだ少し動けそうなので 自転車に乗って近くの集会所のペットボトルステーションと乾電池回収箱に行ってきた。
それでじゅうぶん 着替えることになってしまったのだが、まぁ仕方ない。
先週末から本腰を入れて納屋とおばあちゃんが≪醤油小屋≫と呼ぶ まぁ 漬物類を貯蔵しておく部屋の片付けに右往左往している。
あら、今まで生きてきて≪右往左往≫という言葉を使った記憶が無いくらい、珍しい。
納屋の中は 百姓道具と精米用品、その奥の小部屋には 古い木のおけ、何を入れたのか?十分人が入れるくらいの 土葬時代の
棺桶みたいな大きさ。恐る恐る蓋を取ると なかには精米したお米や玄米を入れておく米袋がきれいに畳まれて入っていた。
私が中学生時代ごろから 米袋もナイロン製?ビニール製?なものに変わってきたので 以前の紙製の袋をとっておいたようだ。
この≪とっておいた≫という言葉が、我が家のゴミ屋敷化に拍車をかけていることを おばあちゃんは知らない(気がついていない)
納屋といい 家の中といい またも出ました「何かに使えるかも」という何にも使わず もう二十年以上残しておいたままのゴミが
生き生きとした表情で それならまだいいけど、待ちくたびれて 段ボールの底は白アリに食いつくされ、持ち上げようものなら
一気に底抜けで その中にうごめく白アリの幼虫に 卒倒しそうになりながら「ここは 見なかったことにしよう」と殺虫剤を
まき散らして重い引き戸をガシャンを閉める。解体準備のために 電気を切ったので 小さい窓からの光で ゴミを仕分けていくと
いう毎日。週末におとうさんが参加したので その日は≪醤油納屋≫の 見るもおどろしい漬物類の瓶との闘いでした。
こういうこと(解体する)がないと それらは私の代に代送りされ 田舎に住むかどうかもわからない子供たちに つないでいく
まさにこれも≪負の遺産≫となってしまう。いまはやりの 終活 の一つとして捨て去るものは捨て去ろう・・
漬物類の中でも さすが和歌山県人 梅干しがダントツ!!昨今のものあれば 瓶には昭和60年代のもの、もう記入したラベルが
剥げ落ちてしまって、いつの製作やらわからないモノが多い。梅酒だけのもの、梅シソだけのもの、梅干しだけが 真っ黒になったもの、
たぶん梅だろうというようなものまで出てきた。今回はガラス瓶やカメに入ったものを廃棄したのだけど 実はおばあちゃんが言うのに
嫁ってきたときに お姑さんがいて そのお姑さんが亡くなって何年かたってからここを片付けたときに梅干しが出てきて捨てようとしたら
お舅さんが「おばあさんが漬けた梅だ!」と目の色を変えて怒ったので 以来そのまま放置している木の樽があるそうだ。お舅さんには
後妻になるし 乳飲み子のおじいちゃんを育てた恩があったのか かなり気ままなお姑さんだったそうだ。おばあちゃんも いびられたらしい。
そのうえ 私たち姉妹にも格差をつけて育てたらしく 私などは目にも入れてもらえなかったみたいで 私の祖母の記憶は 祖母のお通夜の
シーンしかないのだ(笑)。何事も この家を継いでいくのは長女であると ・・・そんなもん 見事のぱぁに吹き飛んでいることもあの世で
歯ぎしりしているのだと思うし 祖父がそれをなだめているのだろうと想像できる。なので 私は 可愛がってももらってないので
そんな古くさい梅干しなどは捨ててしまえ!と笑いとばしたのだ。
おとうさんが瓶を出し、私がふたを開け おばあちゃんが捨ててビンを洗って 廃棄する瓶や容器を袋に分けて仕分けしていく。
なかにはふたが劣化し どうにもこうにも開けられないモノがあったり、梅干しはそのまま捨てたら重いので 日に干して幾分軽量化した
つもりでも 相当重かった。納屋には 赤玉ワインの大びんが十数本出てきて 空の瓶もあれば 中身がもち米というのがあった。
もち米も植えていて お正月のお餅を作った後に 一升か二升残ったら保存瓶としてこれに入れていたそうだ。ここでも 次にお餅をつくときに
使おう・・だったのが、一年たつと古米だから新米と混ぜたら 若干口の肥えた(お米の味がわかる)おばあちゃんには 我慢ができなかった
んだろう。とはいえ 日本人だからせっかく育てたお米をポイポイと廃棄することはできずに 納屋の薄暗い隅っこに幽霊みたいに
赤玉ワイン大びんを並べて記憶のずっと向こうに置いたままにしておいたのだと 思う。それを 私が日の当たる外に出して 蓋を開けて
逆さに振ってもすんなりと出てこない。ここは、昭和の戦時中ドラマのように 一升瓶に玄米を入れて棒で突いているあのシーンさながらに
ズクズク(そう聞こえる)突いたら スッと出てきた。申し訳ないけど このもち米も廃棄処分。いつ捨てるか?今でしょ!!だ。
重たいカメが出てきたときは 中身を想像したら気絶しそうになった。なにやら もうアメーバ状とかカピカピに乾燥しまくった何か?だったり
発酵した液体とか・・・うんしょと持ち上げたら意外と軽いので 外に出してふたをとると どうやらお味噌を入れたカメで お味噌はもうなかった
けど、洗わずに忘れていた?・・・梅干しもお味噌も 漬けた本人は忘れていたですんでも これを残された私はやり場のない怒りが湧いてきそう。
いまは こうして目的をもって廃棄処分にまい進しているから笑えるけど 遺産としてもらっても嬉しくもない。なかには ≪負の遺産≫ではなく
立派な遺産も出てきました。しかし それがいつのものなのか おばあちゃんも知らないというから 味見をするのもためらわれたのだが・・・
それは一升瓶に詰められた一升の純正ハチミツ・・・売られているのではなく蜜桶から採集したハチミツ。高級品だわ!!最近日本ミツバチが
激減して先日も 知り合いからハチミツをいただいたのだが、そんな貴重なものを 一年で食べきれないくらいだ・・・、封を切っていない
赤玉ハニーワインもあったが どうもハニーの部分が瓶の底に溜まっているように見えたのでどうするかはおばあちゃんに任せた。
のし紙に「寿」とあり 名前がお茶の先生になっている小さな箱が出てきた。中身は お茶の茶碗。「お茶の先生に 次姉が結婚祝いに
貰ったものじゃない?」と言ったんだけど 絵柄がツクシとワラビ・・季節は春だわなぁ・・・次姉はたしか秋に結婚したはず、じゃ
これは私がもらったものか??お茶の先生も亡くなっているし 何かに使えるかな・・・(あぁこれは禁句なはず)と私が引き取った。
引き出物だかお返しだったのか コーヒーセットが出たので 母屋の古いコーヒーカップと湯呑茶碗を入れ替えた。可愛らしい小皿や
なんかもこれを機会に日の目を見させてあげることに。
しかし・・だ、町のゴミ袋に一升瓶が入ったものが10個近くできてしまい、次の回収はお盆前なはず・・・とりあえず 解体前の納屋の中に
ずらっと並べた。そこには 金属類やプラスチック類に仕分けた袋があり、曜日ごとに出していくのだ。それは まだ当分続きそうですぅ